本日のテーマは、

『年金制度改悪に向けて準備をしよう』です。

先日、ある女性と話す機会がありました。

彼女のお子さんは現在大学生で、学費が予想以上にかかっているとのこと。

さらに、年金制度は当てにならないため、老後の資金準備を自分でしていかないといけないが、学費を支払いつつ貯金するのはかなり厳しいと言います。

実際、大学の学費は一番負担となるので、お金に余裕のある時期から老後の資金準備を進めることが必要だと感じました。

更に、年金制度は今後改悪される可能性があるため、早めの準備が必要だと考えています。

最近、国民年金の納付期間が5年延長されるとの報道がありました。

現在、20歳から60歳までの40年間年金を納付していますが、5年延長されると20歳から65歳まで納付が必要になります。

国民年金の納付額が1万6980円だとすると、1年間で約20万円、5年間で100万円の追加負担が生じます。

これは、自営業者や60歳で退職する会社員に大きな影響を及ぼします。

60歳から65歳までの年金受給の空白期間を埋めるための資金準備は課題でしたが、さらに負担が増えるとなれば、誰にとっても厳しい状況です。

しかも、100万円多く払ったとしても、老後の生活が保障されるわけではありません。

物価の上昇や社会保障料の増加により、手取りはさらに減少します。

日本の少子高齢化を考えると、年金制度の改悪は避けられません。

政府が『資産所得倍増プラン』を打ち出している通り、私たちは自助努力で準備を進める必要があります。

貯金では、老後の資金準備は難しいのできちんと時間をかけて『資産形成』していくことが必須です。

そうすることで、自分たちの老後の生活を守るだけでなく、次世代に迷惑をかけることなく安心して生活できます。

先のことは想像し辛いかもしれませんが、余剰金を確保できる時から準備を始めましょう。

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