『海外に魅力を持つ若者達』
来月の4月。私の友人がワーキングホリデー制度を利用しオーストラリアに旅立つちます。
『一度きりの人生、海外で生活したいという夢を叶えたい。』
『そして、たくさんのことを吸収して日本に持って帰りたい。』志を持ち旅立つ彼を心から応援しています。
そんな、ワーキングホリデー制度。2023年以降、利用する若者が急激に増えているそうです。
本日のテーマは、
『海外に魅力を持つ若者達』です。
私が20代の頃は、ワーキングホリデー制度を利用する人は稀にいたくらいで、珍しいものでした。
まだまだ親世代の古い考えが残る時代。
大学卒業後すぐに就職し、就職しても『女性は25歳以降になると転職しにくい。』『結婚は29歳までが旬。子供を産むのも30歳までが限界。』
そんな、古い価値観に囚われ、私自身海外へ留学するという夢も諦めてしまっていました。
しかし、現在の若者はフットワークが軽く、一旦就職してお金を貯めてから、ワーキングホリデー制度を利用する20代が増えています。
特に、オーストラリアではワーホリビザ発給数が2023年に約1万4000件と過去最多をきろくしました。
オーストラリアを渡航先に選ぶ魅力は、働き方が異国で生活体験ができるというだけでなく、賃金も日本で働くより高収入を手に入れられる可能性があるからです。
東京の最低賃金の時給が1113円なのに対して、オーストラリアは23オーストラリア・ドル(約2250円)。以前から時給は高かったものの、円安影響でその差は広がっています。
中には残業はほぼなし、土日が休みで、日本の平均初任給額21万7000円を上回る、
30万円〜50万円稼ぐこともできるそうです。
そうなると、グローバルな視点を広がり、給料も日本より良いことから、日本にとどまる理由が減るので、日本人の若者の海外流出が今後も増えていく可能性があります。
少子高齢化の現在、若者が更に減ってしまっては高齢化社会を支える原資が減少してしまうことになります。
グローバルな視点を持つ人を増やすため、海外に送り出す必要はありますが、
意識的に魅力的な国づくりをしなければ、日本は衰退化していきます。
そんな社会とどう向き合っていくか、考えておく必要があると感じました。
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