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海を旅するプラスチックはどこへ行く?

いつもの電車の中。
わたしの前には、とある広告。

なんだか、私に訴えかけるみたいな、、、
読んでもらいたいような、、、

そんな ”意思”を感じる広告。

海が似合うキミだから、伝えたい ー
2018年、鎌倉由比ガ浜に漂着したシロナガスクジラの
赤ちゃんの胃の中からプラスチックごみが見つかりました。
神奈川県では、「クジラからのメッセージ」として受け止め、
2030年までのできるだけ早期にリサイクルされない、廃棄されるプラごみゼロを目指します。

私たちの暮らしと地球。

都会で暮らしていれば見えにくい、この関係性。
でも、切っても切れない関係です。

赤ちゃんクジラのお腹の中から見つかったプラスチック。
命を落とした原因は、他にあるようですが、それでも異物は異物。

きっと、”善良” な日本人は、
故意にゴミを海に捨てることはないかもしれません。

でも、ビーチに置いてあったペットボトルが、
気付かないうちに波に乗って、
大海原に旅に出てしまうことはあるかもしれない。

旅に出たペットボトルが、
野生動物に、自然に、地球に与える影響、、、

正直、あまりピンとこない。

でも、この赤ちゃんクジラのように、
私たちの暮らしが、何かしらの影響を与えている、、、

というのは、確かな事実。

ペットボトルだけじゃない。
スーパーのビニール袋も、お菓子の個包装の袋も。

プラスチックが海に旅立ち、長い年月かけて、
小さく小さくなっていって、
5ミリ以下のマイクロプラスチックになって、

クジラだけでなく、海鳥、魚たちの体内に蓄積され、、、

「便利さ」や「安さ」を求め、快適な暮らしを手に入れる一方で、
知らず知らずのうちにゆっくりと、地球の生態系は崩れていく。

しまいには、魚や海洋深層水を取りこむことによって、
私たちのカラダにも微細プラスチックがたまっていく。

私たちがしてきたことが、いつか自分たちに返ってくる。

当然と言えば当然なのでしょうか。
全てのものはつながってるのだから。

プラスチックのリサイクル率80%と言われる日本。
だけど、その実態は、
プラごみを燃やして熱エネルギーに変えているだけだったり、
海外にゴミを輸出していたり…

まだまだ知らないことばかりだな。

今まで真剣に考えてこなかった、私たちの暮らしと地球のつながり。

いろんな情報をキャッチできるように、発信できるように、
アンテナを張っていこう、、、

と、思う今日この頃です。

みなさんも、そろそろエコ活はじめません?

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