見出し画像

「車は左、人は右」の意味を知ってますか?

子供の頃に、交通ルールとして学ぶことって、
青信号で渡る、赤信号は渡らない。
横断歩道を手を上げて渡る。
渡るときは「左、右、左」を見て車が来ないのを確認する。
道では、車は左、人は右。

最初の2つは特に問題ないでしょう。まぁトリヴィア的なことをいえば、歩行者用信号の青信号の時間はどんなに短くてもその道幅のメートル数+1(秒)より短いことはないそうですが。
3つ目の「左、右、左」と3回見る、再度左を見るのは、歩行者に対しての車は遠い側が左から来るので、再確認としては必要なのでしょうね、、、

で、今回問題にしたいのは「車は左、人は右」です。

▶︎車が左側通行なのはわかる。では人間は?

車が左側通行なのはわかります。もし、それが「車は左」を示すとするなら「人は右」ってのは、人は右側通行と思ってしまいそうです。そしてそう勘違いしている人もいるようです。
「車は左、人は右」という言葉は、車と人は別々ではなく、車と人がセットの状態の時の言葉です。

人と車が接触しかねない状況、つまりは路側帯も歩道もないような道路では、歩行者が車に知らずに接触しないように、対面通行しましょう、というルールです。

おそらくこのルールを子供の交通ルールの重要なのはものとしてるのは、このような悪環境な道路が日本には昔から多かったことがあるのではないでしょうか。
子供が道で遊んでいるのが当たり前だったような雰囲気のなごりもあるのかもしれません。今はそのような道はとても少なくなってそう、
その一方で、そのせいでこのルールの意味が誤解されやすくもなってるんじゃないでしょうか?

▶︎人と自転車のルールは?

人同士に関しては特に左側通行とか右側通行とか定められていないのか、人同士は右側通行なのか?。
自転車についていえば、自動車に準じるので、まず基本ルールとしては車道を走らないといけない。
で、車道を走る場合、そして路側帯がある場合であっても、車に準じて左側通行が基本だ。

さて、問題は、人と自転車が同じ平面にいる場合、どういう関係になるのかということだ。
これについては、実はわたしもよくわかってない、というか国土交通省が出している説明を読んでもなんかはっきりしない。

自転車が歩道を走る場合は、歩道の車道よりを歩行者に注意しながら徐行すること、と書いてある。
人同士は左右どちら側通行がないので、自転車はそれをよけて通行することはわかるけど、ここで不明確だし守られていないかもしれないのは、自転車は歩道をやむなく走る場合は、車両としての左側通行を守らなくていいのか、ということになる。実際、自転車は歩道ではどちら方向でも走ってる。じゃあ、歩道上で自転車同士がすれ違う時は車両だから右側通行なのかな、多分そうなんじゃないかとこの説明と図を見ると思うけど、どうなんだろう?

とにかくはっきりしてるのは、歩道上では自転車は歩行者をよけて車道側、なのだから、どちら方向から走ってこようが、自転車は歩行者よりも車道よりを通過しなくちゃいけない、ということになる。
つまりは、自転車の人が歩行者に対して、左側通行だ右側通行だとクレームをつけることはできないってことだけははっきりしてそうだ。。。

で、これでも謎が解けないのが、車道側付属しない歩行者優先道路。
歩行者優先なので自転車は歩行者に対してどう振る舞うのが正しいのかってことなんだけど、避けるのは両端ってことでいいのかなぁ、、、(多分、今までのルールでもからいってそう)
でもわたしの知ってるところでは、自転車が堂々と真ん中を走りまくってるんだけどw

ことほど左様に、ちょっとしたルールでもよくわからないし、きっと誤解してるんだけどそれを正しいと信じてそれに反している人に勝手に怒っている人もいるんだろうし、なにも考えずにいる人もいるんだろうな、、、と思うのでしたw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?