見出し画像

FTX破綻!!連鎖倒産!!2023-30年激動の分散型インフラ+デジタル国家の世界で生き残る方法 - クリプトしか勝たん -

皆さんこんにちは!enmai( https://twitter.com/enmai114 )です。
FTXの破産が確定し、BlockFiをはじめとした連鎖倒産が現実になっている今日この頃ですが、皆さんお元気でしょうか?

FTXの破産をきっかけに、クリプト・Web3から離れていく方も多いですし、古参の方ですら不安に感じるタイミングですよね。もちろん私も不安でした。FTXだけではなく、2022年11月16日現在、アメリカのBig Techを始めとして大量の解雇が実施されており、まさに不景気の入り口とも言われています。

この記事は、この激動の時代の中、現時点での今後の世界の方向性について自分なりの理解と予想を残す備忘録です。

2030年の世界像(この記事の結論)

  • 世界数十億人が仮想通貨を利用

  • デジタル国家戦国時代の到来

  • GAFAは倒れ分散型テクノロジー時代到来

  • 誰にも止められないCryptoNativeな国家複数誕生

  • 激動の時代の中ビジネスチャンスで溢れ返る

  • 日本黄金時代

  • リアル/デジタル市場の非対称性を検知し埋める技術で優勝

  • Product Vision Match

  • クリプトしか勝たん

2021年バブルを経てCrypto/Web3はメジャー化

2020~2022年にかけて、多くのチェーンやアプリケーションが台頭し、投機ブームを巻き起こしました。特にL1チェーンはWeb2企業との業務提携が進み、直近ではAstarNetworkがdocomoや博報堂とのJV構築、Polygon-Disney/Stripe/Meta、Solana-Google、Arweave-Meta等、多くのWeb3プロジェクトが社会実装に乗り出した時期でもありました。このように2021年までTVLを誇っていたL1ブロックチェーンがWeb2企業との提携に走り、生き残りをかけて奔走していた時期でもありました。コロナ政策で大量に市場へ投入したお金が投機マネーとして、Crypto/Web3業界を支えていたという話はよく耳にする話です。米国のインフレ対策として現在進行形で実施されている金利上昇政策は、リスクオフを促進させ、一斉を誇っていたDeFiやGameFiのTVL/ユーザー数も大きく落ち込みました。

一方でBinanceはTwitterを買収したElonMaskと提携した事が記憶にある限り最も大きなニュースで、それほど大きな企業提携はなかったという認識です。おそらくクリプトバブルが崩壊する中、盤石な仮想通貨交換業が既に黒字で運営できており、早急な動きが必要なかったのでしょう。

また、エルサルバドル、ロンドン、日本を始めとした複数の国がビットコインやWeb3を国家戦略として位置づけ、政府にとって無視できない規模の経済効果/社会実装が進んだ年でもありました。Web3プロジェクト/企業のトークンによる資金調達も行われ、関連法律や税制も脚光を浴びることとなりました。

2022年は現時点でのCrypto/Web3の課題が浮き彫りになった年でもありました。

  • DAOやクリプトに対する法・税制は未成熟

  • トークンを扱う企業の監査法人がなく上場が難しい

  • 詐欺・犯罪が多く、危ない

  • そうゆうプロジェクトに限って透明性が担保されてない

  • 顧客資産が守られない

  • マネロンに使われる

  • セキュリティが未熟でハッキングが多い

  • 既存企業が既存システムを置き換えてブロックチェーンを採用する必要性がない

  • Why Blockchain? に対して答えられるプロダクトはわずか

  • 結局AWS, GCP, Azure等クラウドインフラ上に構築されているケースが大半

  • 完全に分散型スタックで作れるようにならない限り中途半端な分散性

  • ネット上の匿名文化とKYC制度の兼ね合い

FTXが倒産し、クリプトの冬が来る中、このような山積みになった課題を解決するプレイヤーは現れるのか?規制強化で業界が潰れるのでは?
enmaiは、今後、世界はしっかり時間をかけてこれらの課題を乗り越え、更に多くの人がCryptoを利用する世界が来る流れは変わらないという考えです。

Blockchain世界地図

人はリアル国籍とデジタル国籍を持つようになる

私たちは現在リアルの国家とは離れたサイバー空間上で繰り広げられているデジタル国家の戦国時代に直面していると考えています。

もともと大きな流れとして、IT技術の発展やGAFAの台頭により、誰でも、どこでもデジタルの世界にアクセスできる時代が来ていました。ITは国境を越えた情報発信やビジネスを可能にし、SNS・ゲーム等のデジタル上のコンテンツが増え、人間は多くの時間をデジタルと共に生活する時代にいます。

この風潮は更にトークンの台頭で加速され、誰でも通貨や証券に似た物を発行できるようになり、本格的に既存金融が置き換わり新しいトークンエコノミーが台頭する可能性が出てきました。つまり誰でも本格的な国を作れるようになったのです。

デジタル国家が誰でも作れる。法律もない。税制もない。プロダクトもない。セキュリティもない。ないないものだらけのフロンティアを開拓している。って考えるとめちゃくちゃワクワクしませんか?笑

もちろん既存国家も今までの利権や仕組みを維持するために負けていられません。そのため、Web3.0という名前でデジタル上にも国家の影響力を及ぼせる仕組みを整えている。それが"Web3.0"という意味だと自分は解釈しています。

Web3.0 -> 既存の国家の垂直延長上に存在するデジタル国家
Crypto ->既存の国家とは異なる仮想通貨とスマートコントラクトで運用される国境を越えたデジタル国家

それぞれ長期的に構築され、複数の経済圏を築いていく。今までにないデジタル国家が立ち上がる。私たちはそんな時代を生きる中で多くの非対称性を目の当たりにし、多くのビジネスチャンスに恵まれます。未来は本当に明るいです。

分散型テクノロジーは徐々に進化/安定し、GAFAは衰退する

現在の多くの分散型を謳うプロジェクトのプロダクトはBigTechのクラウド上で構築されているケースが多く、多くの発展途上中の分散型ソリューションをスペック面で支援してきました。

しかし今後数年で更に技術が進歩し、大規模な物理サーバーへの依存が軽減され、インフラ性能がクラウドを上回ると、分散型インフラ企業が次世代のGAFAとなり、本格的に物理的な国境関係なく運営できるデジタル国家が誕生する可能性があります。

"物理的な国境に関係なく、自国以外の場所でも影響力を発揮でき、かつ単一障害点なくシステムを使える技術"という点でも、分散型技術は国防と相性良いですし、実際に活用が検討されています。

一方で、デジタル国家を運営する上で大切な4G,5G等の安定した通信環境はデジタル国家の根本インフラとして中央集権的に運営され続けるでしょう。妄想の話になりますが、ElonMaskは宇宙開発で衛星通信を掌握しようとしていて、CZはそれにより国境を越えた通信インフラを手に入れ、Binance帝国を作ろうとしているのではないかと仮説を立てています。Solanaも分散型通信プロジェクトのHeliumと戦略的協定を結び、携帯ハード端末としてSagaを開発しています。この二つのプロジェクトは明確に独自デジタル経済圏/デジタル国家を意識していると思いますし、本当に次世代の分散型インフラをArweave等のプロジェクトが掌握し、次世代のAWSになる。

こんな未来が本当に来たら、全ての仮想通貨民にとって激アツですよね??

多くのビジネスチャンスに恵まれる数十年

今までも、これからもリアル国家にとってデジタルの需要が大きいように、現在規模が小さいデジタル国家でも、今後リアルアセットの需要は更に大きくなります。デジタル経済圏を複数のトークンで回すためのトークノミクスも、プロダクトもガバナンスも、何も足りていません。

特に日本は、現在円安の影響で海外に対する輸出ビジネス需要が今後拡大することが見込まれますまた、完全にデジタル国家上の仕事のみで生活できる人にとってより安く快適&清潔&食べ物が美味しい場所での生活や移動が日常となり、日本は世界有数の選択肢の1つになることは疑う余地もありません。このように多くの人が言及している事が本当に今後10年で起こると思います。

参照元: https://mainichi.jp/articles/20210711/ddm/005/070/161000c

今後激動の時代で生き残るには

今後数十年は激動のデジタル国家乱立時代が到来し、リアルとデジタルの非対称性、金融政策(円安)による場所に関係した非対称性、デジタル間の非対称性等、様々なビジネスチャンスが生まれてきます。

また、幸運なことに現在多くのノウハウに対しインターネットを介してアクセスできる環境が充実していますよね。一見難しそうに見えることでも、様々なOSSや完成品を探し応用することで、市場へプロダクトを出すハードルが低くなっており、誰にとっても機会が開かれています。実行ハードルが低下したことで、考える/設計する/事実を掴む事が事業やプロジェクトの成功をより左右します。

機会も手段もありふれている時代だからこそ、自分の根本の価値観と、それを共通に持っている人々が求めている世界観・哲学を自覚し、大事にするという考えもあるかもしれません。

正解がない話で難しいですよね。

  • エッジを誰よりも早く検知する

  • 激動の時代の中生まれまくる非対称性を縮小する

  • 実行する前に考え尽くす、とにかく探す

  • 可能な限りハックする

  • 例. 匿名の個人が性別/国籍/場所/文化に囚われず、極限の自由に感謝しながら気の合う仲間と幸せに仕事し生活する(自分の価値観を当てはめる)

  • 上記を実現する/目指すプレイヤーを支援し、いなくてはならない存在になる

  • 諦めない、継続する

このような営みを自力で繰り返していけば、皆次の好景気で幸せになれる、、、よね?(頼む🙏

enmaiは匿名の個人や事業者の性別/国籍/場所/文化の自由が完全に担保された状態で仕事/遊び/人間関係を営める世界はクリプトと分散型テクノロジーでしか実現できないという考えの下、引き続きこの世界にbetしていきます。

まとめ

今回はFTX崩壊、連鎖倒産やテック企業リストラが日々起こる中、今後10年の世界と激動の時代を生き抜くことについて備忘録としてまとめました!

極寒の中だからこそ、感覚を研ぎ澄まして自力をつけていきましょう!!
最後まで読んでくださりありがとうございました;)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?