分からないが産んだ新しいNISAの形

2023年度の税制改正大綱により制度拡充が公表されたNISA（個人投資家のための税制優遇制度）への認識が少しずつ広がり始めています。
これによりNISAという名前が少しばかり独り歩きしている様な気もしますよね。
今回のNISA改革で、NISAは節税になりお得だ。と知りNISAとiDeCoの違いも分からないまま始めてしまおう！なんて。。

証券会社から地銀へ

この流れからかNISAの形が変化しつつあるようです。例えばNISAの始め方です。
これまでNISAを利用するための金融機関と言えば「ネット証券・ネット銀行」でした。そしてNISAの利用者は全国的に見て関東に集中していたわけですが
それが新NISAに変わってから地方にもNISA参戦が広がり、NISAをはじめる金融機関はなんと「ネット証券・ネット銀行」から「地元の銀行・メガバンク」に変わってきていると言うのです。
今じゃ「地銀とメガバンク」を合わせると「ネット証券・ネット銀行」よりも始める方が多いのだとか。

手数料よりもハードルの低さ

これはネット証券を利用している私からすると信じられない事態です。地銀を利用するなら手数料は高くなり、地銀の担当者によっては選ぶ銘柄も偏ってしまうんじゃないかと。なんせネット証券はスマホ1つで完結しますよね。それでも人々は地銀やメガバンクにわざわざ足を運びNISA契約しているのです。
これこそNISAはよく分からないけど始めてみよう、が産んだ新しい形ではないでしょうか。要は普段から取り引きをしていて、身近で窓口には顔なじみの担当者が責任をもって先導し進めてくれる。この安心感こそが少しの不安を抱えている利用者が選ぶNISAの入口になりつつあるのです。

最低限の理解

これには、なるほどなと。不思議と納得もしたのです。NISAがこれまでの資産形成に敏感な層から世間一般に浸透する経過を感じました。

それでも私は最低限の仕組みは知るべきだと思っています。
この踏み込みやすい入り口を利用してNISAを利用する人達には、担当者に任せっきりで全く仕組みを理解していない人も少なくないのでは無いでしょうか。
これはNISAに関わらず契約という行為をするにあたってとても危険です。

分からないに答えるENNY

私達ENNYはそんな分からないを無くす地銀やメガバンクに契約しに行く1つ手前の窓口だと思っています。

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こういう場などで最低限の知識をつけて資産形成を考える、そしてこれからに繋げるという事が必要だと思うのです。

ご自身の資産を守る為にも少し立ち止まってみるといいかもしれません。

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