就活生が志望企業の採用サイトをみるときに、どこをチェックするべきだろうか。ChatGPTが回答した8つのチェックポイントのほか、2つのチェックポイントを挙げてみた。
まずはChatGPTの回答を見てみよう。
いずれもチェックしておきたい項目だが、さらに2つ付け足したい。
新入社員の配属先が明記されているか
ハラスメント相談窓口が明記されているか
新入社員の配属先が明記されているか
ChatGPTの8番目の回答(社員のキャリアパス)とも関連するが、新入社員の配属先が明記されているかも重要なチェックポイントになるだろう。さらには、どの部署に何人配属されたかという情報がオープンにされていればなお良い。
ハラスメント相談窓口が明記されているか
2022年3月、厚生労働省では文部科学省と共に、就職活動中の学生などに対するハラスメント防止対策を強化することを発表している。
厚生労働省「職場におけるハラスメント関係指針」などもあり、特に就活に関しては「ハラスメント防止体制の整備」として次のような防止策が提示されている。
学生向けに就活ハラスメント相談窓口を設置して、採用サイト(あるいは企業サイト)でその相談窓口(メールアドレスや電話番号)を周知している企業は、信頼のおける企業と判断して良いだろう。従業員に対してもハラスメント窓口を設けていると推測できる。
「企業の採用サイトは、良い部分だけ発信している」と思っている就活生も多い。しかし、サイトをよく読んでみると、その企業の姿勢や自身との親和度が浮かび上がってくるだろう。