こんにちは

モナです。

今日は「努力」のこと

頑張れば100%報われるの？

なぜ今回これを書こうと思ったかと言うと

東大の入学式の祝辞が話題になりましたね

「世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひとたちがいます。がんばる前から、『しょせんおまえなんか』『どうせわたしなんて』とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます」「あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください」

考えさせられました。

必死に努力して、頑張って、夢を叶えて報われた人。ほんとに素晴らしいと思う。

でも、その一方で頑張っても頑張っても報われない人も世の中にはたくさんいるわけで。

目標の内容にもよるけど、どんなに自分が努力しても経済状況や周りからの反対や差別などの、自分ではどうにもならない環境とかによって頑張りが報われない人もいる。

それでも必死にもがいた結果自分を追い詰めすぎて心身を病む人もいる。

そんな人達をを「報われない努力なんか努力じゃない」とさらに追い詰める人もいる。大抵それを言う人は、自分の努力だけでなくて、環境にも恵まれた人だ。

今の社会でもっともわかりやすい環境・待遇の差は男女差や貧富差では無いだろうか。

どんなに頑張ったって貧富差はなかなか埋まらない。

どんなに頑張ったって女性軽視の社会は消えない。とくに就職や進学においては。

頑張りが報われた人に望むこと

頑張りが報われた人。確かにめちゃくちゃ努力しただろうし、それは本当にすごいと思う。でも、それは自分だけの力じゃない。周りの恵まれた環境や応援も沢山あったと思う。そこに目を向けて欲しい。

そして頑張りが報われた人に私たちが望むのは

「誰でも頑張りが報われる社会」を構築してもうことではないだろうか。

頑張りが報われた人は、自分が努力しただけではなく周りの環境にも恵まれた人、もしくは運を掴んだ人だと思う。そしてその人たちは社会においても大きな力を得ていくだろう。

そんな人たちには、もっといろんな人が努力しても報われる社会を作って欲しい。

努力しても自分ではどうにも出来ない壁がこの社会ある。それをぶち壊して欲しい。

「頑張りは必ず報われる」社会になれば、社会はもっともっと良くなるんじゃないかな。

挫折する人や心を病む人も減るんじゃないかな。

そんなことを思いました。

簡単には壊せないものかもしれないけど。

少しでも環境による格差がなくなればいいなと思います。