「あなたのため」は誰のため?

こんにちは。モナです
今日は「あなたのため」という言葉について。よく聞く言葉ですが、私はどうしても受け入れられません。

「あなたのため」の魔力

「あなたのために言ってるんだよ!」
「お前のためを思って言っているんだ」

こういう言葉、よく聞きませんか。

実際私は今まで色んな人からこの言葉を言われていました。
部活の先輩や顧問や幼馴染やら…(いずれ彼らの話もします)

たくさん理不尽なことも罵詈雑言も言われ、それでも「私のため」に言ってくれてるんだから従わないと聞き入れないと失礼だ、そう思ってた。

でも実際はそうじゃなかった。

彼らは「あなたのため」という言葉を使って「自分のため」に私をコントロールしようとしていたんじゃないか。最近思うようになりました。

実際、「私のため」に言ってくれたはずのことが私のためになったことはぶっちゃけ一度もない。
むしろ私を苦しめる足枷にしかならなかった。

いくら人格否定やらをされても「お前のためを思って言っているんだ」と最後に付け加えられしまえば、それを受け入れない私が逆に悪者になる。

だから、「あなたのため」は結局相手を支配しようとする「自分のため」に使う言葉でしかない。

しかも、それは相手に罪悪感を着せさせ自分があたかも善人に見せかけられる魔法のような言葉だ。


もしかしたら言ってくれた人は本当に私のことを思っていたのかもしれない。でも人に「あなたのためなんだよ」なんて善意を押し付ける言葉は、その人を苦しめるだけなんじゃないかな。それは自分のエゴじゃないかな。

自分のためになっているかどうかを決めるのは結局その人本人なのだから。

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