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楽観主義で行く

今日もアドラー心理学の
【勇気づけ】についての話をします。

勇気づけとは困難を乗り越える
活力を与えることです。

今は
【ものごとを前向きに考える】
というテーマで話しています。

今日は【楽観主義】
という話をします。

勇気のある人は、
状況を見極める
ことができ、

「ここ一番」

という場面で

楽観的に対応ができる人
(現実的楽観主義者)

です。

その人は、

プラス思考でことに
臨むことができます。

一方、根拠もなく
いいことが起きるだろうと
勝手に想像したり、

努力もせずに
棚からぼたもちを狙ってばかり
いたりするのは

楽天主義
(非現実的楽観主義者)

です。

組織を例にすると、

会社の構成員が
すべて楽天主義者で
満たされたら、

放漫経営の危険性が
あります。

また、

構成員が
すべて悲観主義者で
満たされたら、

確実に成長機会を失います。

大事な場面では、
冷静に状況を把握したうえで
建設的な行動を選べる

(現実的)楽観的主義者のいる
組織のほうが、

メンバーに活力が湧くのは
間違いありません。

「悲観主義は気分に属し、
楽観主義は意志に属する」

という、
フランスの哲学者アランの
言葉がありますが、

私たちは、
自分の意志で
楽観的であることを
選び取れるのだ、

ということを
肝に銘じておくと
良いと思います。

参考までに

楽観主義に関する
2人の心理学者の
文章を紹介します。

「楽観主義とは、
その性格発展が大まかにいって、

ほぼ真直ぐな方向を
たどるような人々のことである。

彼らはあらゆる困難に
勇敢に立ち向かい、

それらを難しいこととは
受けとらない。

彼らは自信を持っており、
人生に対する有利な立場を
たやすく見出してきた。

彼らは過度の欲求を持たない。

なぜなら彼らは
よい自己評価を持っており、

無視されているとも
感じないからである。

それゆえ彼らは、
人生の諸困難に他の人々より
容易に耐えることができる。
『人間知の心理学』アルフレッド・アドラー

「悲観主義者は
悪い事態は長く続き、

自分は何をやっても
うまくいかないだろうし、

それは自分が悪いからだと
思い込むのに対し、

楽観主義者は、
同じような不運に見舞われても、

正反対の見方をし、
敗北は一時的なもので、

その原因もこの場合に
限られていると考えます。

『オプティミスト(楽観主義者)はなぜ成功するか』M・セリグマン

楽観主義者は決して
能天気ではありません。

勇気があり、
自分を信頼しています。

あらゆる困難に立ち向かう
ことができる態度を
身につけています。

今、目の前の現実のことと
未来に向かって行動する

目的志向をワンセットとして
持っています。

だから、

楽観主義者には
未来があって、今があります。

悲観主義者には
過去と未来があって、
今がありません。

行動しているはずの

「今」

に心の置き所がなくて、

過去の後悔や未来の心配のことを
考えているからです。

さてあなたは悲観主義と楽観主義のどちらを選びますか?

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