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VRアートのキホンのキ

おはようございます、えんぴちです。
今日は暑いですね~。屋内でも水分補給しっかりと。
ここ数日、日記ばかり書いていましたが、VRアートを描いてきた者として、VRアートのことも書いてみようと思いました。私自身も改めて、VRアートについて考えてみたいと思います。

VRアートの印象って?

皆さんはVRアートと聞いて、どんな印象を持っていますか?
「テレビやYoutubeで描いてるとこ見たことあるけど、よくわかんない」
「なんかゴーグル?みたいなの被って描くやつ」
「すごい稼いでるやつだよね!!??」

これらはすべて、私がVRアートを描いていると伝えた際に、実際にいただいた反応です。正直、よくわかんないですよね(笑)

VRアートは、以前よりは知られるようになった印象がありますが、まだまだとても狭い範囲のように思います。普段からVRに触れている層でも、VRアートがどういったものなのか、どのように描くのかなどなど…細かく説明できる方はそこまで多くないのではないでしょうか。ましてや、VRに触れたことも無い層には、それこそよくわからないものでしょう。

今回は、VRアートの概要とVRアートでは〇〇〇という切り口で書いていこうと思います。

VRアートってなんぞや?

VRアートの概要

■VRアートってどういうもの?

簡単にいえば、VRアートとは『VR空間に立体的に描画したアート作品、もしくは制作スタイル』のことです。
少し古い動画ですが、描き方としてはこの通りです。
動画のように、VR空間内で直観的に描いていきます。コントローラーのボタンを押し腕を動かせば、その通りに線が描けるのです。
本当に魔法みたいなんですよ~♪♪♪

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)と呼ばれるゴーグル(最近では簡単に、VRゴーグルと言っていたりもしますね)を被り、専用の3D描画ソフトを使って、VR空間内に立体的に描画して作品を制作していきます。
芸術の新しい分野としてだけでなく、NFTの利用としても注目されています。

VRアートで主に使用される3D描画ソフトが『TiltBrush』もしくは『OpenBrush』です。
VRアートと呼ばれる作品の場合、大抵このどちらかのソフトで描かれたものを指します。(例外もあります)

■VRアートを描くのに必要なもの

HMDと3D描画ソフト(主にTiltBrushやOpenBrush)です。

大きな作品を描きたい場合は、さらにゲーミングPCが必要になります。
また、HMDとゲーミングPCを繋ぐ、有線コードが必要な場合もあります。無線対応しているHMDもありますので、その場合は有線コードは不要です。

■VRアートを描くのに人気のHMD

Oculus Quest2VIVEです。

特にOculus Quest2は、VRアートを描いている方の中で使用している方が非常に多いです。
以前値上がりしましたが、それでもコスパが非常に良い機種です。
後からでも有線か無線で、ゲーミングPCに繋げて使うことができるのも大きな魅力でしょう。

また、HMDのみでも動作するので描く際の動きの自由度が高いです。
スペースが許すのであれば、体全体を使ったダイナミックな作品も描けます。直観的に腕の動きが線にそのまま反映されるVRアートでは、この点は非常に重要なように思います。

Oculus Quest2は、現在はビッグカメラやコジマなど一般的な家電量販店にも置かれるようになりました。

VIVEは、有線ですのでゲーミングPCが必要で高価格ですが、着け心地に定評があり安定した装着感と映像美は高い没入感を実現してくれます。正直ブランドイメージが強いですね。私が最初に手にしたHMDはこのVIVEでした(『無印』と呼ばれていた機種です。現在は販売終了)

VRアートで有名なせきぐちあいみさんは、VIVE Pro(現在は販売終了)を使用していると以前ネット記事でお見かけしました。現在は後継機のVIVE Pro2特定の機能特化型のタイプや簡易型が発売されています。VIVEはラインナップも多いので、自分が求めるものに細かく合わせて選択することができます。
例えば、アバターでVRアートを描きたいなら、視線トラッキング対応のVIVE Pro Eye が候補になると思います。

■VRアートを描くための必要経費

(額面は一概に言えませんが)
HMDと3D描画ソフトだけであれば、約5万円前後から。
さらにゲーミングPCも使うなら、約15万円から。
当たり前ですが、高い機能性のものほど経費が高くつきます。

参考までに、現在の私ノート型ゲーミングPCで主に使用するHMDはOculus Quest2。かかった経費は約28万でした。
旅先でも描きたかったので、最初からノート型PC一択でした。
それでも高性能モデルは高いんですけどね。そんな中、割引キャンペーンなどをフル活用してできるだけ出費を抑えました。
Oculus Quest2は値上げする前に購入しました。
VRアート案件以外にもバイト頑張ったよ!!!

バランスが大事

がっつり描こうとすると、結構お金が飛んでいくんですよね…(;'∀')アリャマー
しかしながら、現在、元を取ることができプラス分を稼ぐことにも成功しました!!おかげさまで旅をすることもできましたし、お仕事をいただけるようになって新たに挑戦できたこともたくさんあります。気持ち的に余裕を持つこともできました。得るものも大変大きかったのです。

それはそれとして、現在のノートPCはだいぶ古い型になってきました。今度はデスクトップを購入して主な作業はそちらで行い、旅先で描く時のみこのノートPCか新しいノートPC購入をしたいところです。
だいぶノートPCの容量を圧迫しているせいか、描いててたまにカクつくんですよね(汗)

年数が経過すれば、機能的に不足気味になり新しい機種を買う必要が出て来るので、そういう意味ではハード面での追いかけっこが常にある業界ともいえるでしょう。自転車操業にならないように本当に気を付けねばですね。


今回はここまで。
ざっくりとでもVRアートがどういったものか、おわかりいただけたでしょうか?次にVRアート関連の記事を書く時は、それぞれもう少し細かいところを書きたいと思います。

VRアートについて、知っていただく一助に少しでもなれば嬉しいなって思います。
だって、本当に描いてて楽しいから。

読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

以前描いたえんぴち作品。実際は、大人の熊くらいのサイズがあります。



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