慶応の塾生が給付金詐欺で捕まったとのことです。

朝日新聞の報道です。他各社も内容は、横並びで読売新聞は氏名を出していません。https://www.asahi.com/articles/ASP1V63Y5P1VPTIB00L.html

新型コロナウイルスの影響で収入が減った個人事業主らを支援する国の持続化給付金をだまし取ったとして、島根県警は26日、東京都港区の慶応大学生、鶴岡嵩大（たかひろ）容疑者（22）を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。

　松江署によると、鶴岡容疑者は昨年7月14日、共通の知人を介して知り合った松江市の男子大学生に虚偽の確定申告書を準備させ、中小企業庁のサイトから持続化給付金を申請。男子大学生の口座に100万円を振り込ませ、詐取した疑いがある。容疑を認めているといい、署は鶴岡容疑者が給付金の一部を「アドバイス料」として得ていたとみて調べている。男子大学生が昨年9月、「自分は不正受給をしているのでは」と署に相談していた。

この青年の名前と慶応大学で検索をしてどんな人なのか？調べてみました。人定をするにあたり、ネットでの検索がメインですが、この青年がいろいろと活躍しており、膨大な量の情報がでてきました。大阪から神奈川の桐蔭高校から慶応のSFC。野球部レギュラーで活躍する成人男性と同じ名前でした。キャッチャーだったようです。インスタもツイッターもやっていたようでした。

同姓同名の可能性も否定できません。また、被疑者として逮捕されただけですので今後裁判で有罪になるまでは無罪の推定が働きますので、逮捕だけで犯人と決めつけるのも、ずるい話です。

野球部の彼が被疑者なのかまではわかりませんが、仮に彼が被疑者だとして動機が分かりませんでした。

鶴岡嵩大さんは、どんなひとなんでしょうか？尊敬する人は、祖父だそうです。そして、彼の祖父一人さんは、本当に偉大な人物でした。ウィキペディアによると戦前に法政大学を卒業され、野球部で人気選手でした。大学卒業後プロ野球に入団され、その後従軍。第２次世界大戦に５年ほど従軍され最後は、九州で敵攻撃機を高射砲とかで撃ち落とす部隊で２００人くらいを指揮していた方のようです。敗戦後は、プロ野球界の再建に努められ、西鉄、南海の監督を長くされていました。また、プロ野球選手として初めて天皇陛下から勲章をいただいた方でもあります。故野村監督などを発掘し、監督引退後は、野球解説者として活躍されていました。そして、２０００年ころに病死されました。お葬式には、野球界のみならず各界から３０００人以上参列されたそうです。

一人さんには、二人の息子さんがおられました。一人はお亡くなりになった方でもうお一人は、野球などスポーツ用品メーカーのミズノの常務をされています。また、PL学園の野球部のOB会会長もされているようです。PL教団とのかかわりまでは、わかりませんでした。

一人さんの孫として、ミズノの常務をされている方が最有力候補です。

念のために鶴岡さんが慶応大学の野球部に今も在籍しているかを調べたところ、現在の部員紹介ページに載っている部員の中に鶴岡さんはいませんでした。

鶴岡さんという人が野球をやっていたというのがDEEPFAKEの可能性もあるし、何らかの事情で退部をした可能性もありますが、わかりませんね。

ついったを見てみますと、いろいろわかってきます。慶応野球部のスターは、週刊誌などの取材も受けてるようで、卒業後の進路は、留学予定だったようです。

ここまで書いて、スポーツ新聞が慶応野球部の鶴岡さんが被疑者であるとの報道を本日付で出されました。

しょうもない、事件ですが、ただの詐欺ではありません。報道が真実であればですが、国家に対する詐欺だし、ひいては、全国民がなんらかの形で支払った税金を食いました。以下、やったものとして書いていきます。

初犯だから、慶応大学野球部という華々しい世界から落っこちるという社会的制裁を受けたから、いい弁護士さんがついたからなどなどいろいろなことが働いて、微罪処分、起訴猶予、執行猶予など刑務所に入らない可能性もあります。

でも、給付金詐欺の横行は、行政が素早く簡単な審査で本当に必要な人に素早く給付金がいきわたるようにしようというものすごい善意をぶち壊します。

詐欺にあわないように何度も書類をチェックし、つぶれるのが先か給付金が先か？という事業者へ給付金が届くのが非常に遅れます。

コロナ蔓延という緊急事態ですので、検察官も裁判所も緊急事態の国家に対して邪魔をするような犯罪には、最大限の刑で報いを受けさせることを強く求めたいと心の底から思いました。

あと、同様の詐欺師は、慶応ボーイの素人だけでなく、たくさん跋扈していると思います。もっと幼稚なやつからプロまで様々です。

全員を捕まえていただきたいと思います。