今回は個人事業主、法人どちらも共通のテーマです。
是非最後までお付き合いお願いします。
結論
「車」というのは減価償却という形で少しづつ経費に落としていくという税務会計独特のルールがあります。
1.減価償却費
減価償却費とは
じゃあその対応年数は誰が決めているのか?
償却方法
税法上様々な償却方法がありますが、代表的なものは以下2つです。
①定率法
②定額法
原則償却方法として定率法を使います。何も届け出がなければ自動的に定率法で計算されます。(定額法は特例、届け出をした場合選択可能)
しかし個人事業主の場合は原則「定額法」、逆なんです。
+α 「建物、建物付属設備は定額法しかできない。」
なぜでしょうか。
建物は金額がデカいからです。定率法を認めると初年度に大きく経費を計上できる。(初年度のみですが)税逃れを防ぐためにこの制度があります。
会計上の利益と実際の現金残高には差が発生するのは一つは減価償却費の原因というわけです。
以上のことから以下の事が言えます。
2.賢い車の購入方法
「節税には4年落ちのベンツが最強」
と言われています。
その理由を図で説明します。
4年以上の高級車は耐用年数は2年扱いですが、定率法の償却率は1.00%と定められています。なので初年度で500万を経費に落とせることができ、「節税には4年落ちのベンツが最強」と言われているわけです。
注意点
①節税のために車を買うのも時注意を必要です。
②プライベートの車は経費に落とせません。
③中古車という事を理解する。
3.まとめ
結局経費に落とせる総額は同じ。
以上、最後までありがとうございました。
ためになりましたらスキよろしくお願いします。