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「長襦袢を着る①〜衣紋と衿を合わせる」(動画)

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・まずは頭から足の先まで、まっすぐ立っているかを確認。

※着付けの最中は常に姿勢を意識します。呼吸を整えリラックスし、姿勢を正すことで着崩れにくく着心地のいい着付けになります。

・長襦袢を羽織ります。

※羽織るときのポイントは、首に襟の部分を一度しっかりとつけること。

・衿が左右対称になっているか確認します。

※掛け衿の縫い目や衿先などで揃えましょう。

・右手でウエストの高さあたりの掛け襟を持ち、左手で右手と同じ高さの背縫い部分を持ちます。

・左手を下へ。背縫い(中心)を引っ張ることで衣紋がきれいに抜けます。

※顔はまっすぐ正面を向いたまま。首が前に出ていたり後ろに反ったりしないように。

・衣紋抜きの目安はこぶしを縦にひとつ分。

※この抜き加減は一般的な着こなしの目安です。年齢や体型、着る着物の種類によって多少異なります。

・衿を合わせます。

※きれいに抜いた衣紋が動かないよう注意を払います。とくに衿合わせの際に引っ張ってしまうと衣紋が詰まってしまいます。長襦袢の後ろ身頃はもう絶対に動かさない、という心構えが大切です。

・下前と上前を合わせます。

※バストを包み込むように左右対称にかぶせます。

・衿と衿が交差する場所を決めます。交差する場所の目安は喉のくぼみから1cm下くらい。

※一般的な着こなしの目安です。年齢や体型、着る着物の種類によって多少異なります。

・右手で上前の掛け衿の先を押さえ、左手は身八つ口から手を入れ、下前の掛け衿の先(右手と同じ高さ)を押さえます。

※左右対称であるかをもう一度確認します。鏡を見て視覚で確認することも大切ですが、身体に触れる手や指などの触覚でも感じてください。

・右手でバストの下を押さえ、次の準備に入ります。


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