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今宵の男飯はピーマンの肉詰めと
トマトとオクラの酢と白だしの冷製と
キャベツのゴマ塩油タレ。

初めてのことというのは勝手が分からないものである。
とはいえ、レシピさえ見てしまえば
さして恐れることもないのだが。
ふと、ピーマンの肉詰めについて
これまでの人生において考えてくることもなかった。

でもせっかく作った以上、なんか考えるのも一興だ。
そもそも誰が発案したのか?
ピーマン嫌いの子どもに美味しいピーマンを食べさせたい
母心が生んだのか?
という切り口もいいが話が膨らみそうもない。

役どころという観点においてはどうだ。
この場合、肉詰めであり、ハンバーグのような
ひき肉が主役と言えるが
しかし、表立っているのはピーマンである。
いや、これはピーマンが主役かもしれない。
けど、美味しいところは肉が持っていく。

なんだか、合コンの引き立て役みたいなそんな気がしてきた。
先頭を切って、、、頑張るピーマン。
でも一口が頬張れば、肉汁があふれ、人の心を虜にする。

しかし、実は今回の肉詰めにはひっそりと
とろけるチーズも入っているので
食べれば食べるほど、ピーマンを忘れてくる。

あー、ロールキャベツ男子とか
草食に見えて、肉食男子みたいな言葉もあるが
さしづめ、肉詰めピーマンは合コン盛り上げ特攻隊か。

でも、そんな努力を見てる女子もいるんだよとか。
フォローを入れたりする人もいるんだ。
あーでも、こんな大喜利もいいかもしれない。
「ロールキャベツ男子」のように
料理名を使った恋愛タイプを教えてください。
とまあ、日々思考は転がるのだ。

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真夏のCydonie大暴走SP

執筆者:島津秀泰(放送作家)
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