「人生の半分はダイエットを考えてきた。」

　生まれた時の体重が4000グラムを超え、小学生の6年生時には、肥満児だけが集まるデブ合宿にも呼ばれた。中学生の時には身長155センチで70キロを突破。自らの顔を鏡に映せば、
「豚に似てるなあ」とよぎり、これはいよいよ相撲部屋からのスカウトが来るのも時間の問題かと脳裏をよぎる思春期を過ごしてきた。幸いにして、その後、中三ぐらいからダイエットに励み半年で8キロを痩せ、おまけの身長も伸びたから高校生時にはようやく人並みとなった。

　そんな人生を歩んでいると、とかく太る才能には全く困らない。ちょっとでも暴飲暴食すれば、すぐ太る人生だ。となると、好きなんだけど食べたくないものもある。

　その代表格が天ぷらやかつ丼だ。これを食べた翌日の体重計ほど、怖いものはなく簡単に2キロ太る時はしばしばで今や好きだけど、ほぼ食べない代物になっている。

　で、そんな遠ざけてきたもう一つが、、、煎餅だ。これまた米を原料とするだけに厄介だ。食べだしたら止まらなかったりする中毒性を持つのだ。でも人に勧められたら、試さずにはいられない性分がウズウズしだし
「一回ぐらいええやろ」と
エロおやじみたいなフレーズもよぎるのだがそこで昨年、つい手を出してしまったのが、銀座あけぼのの「海苔チーズサンド」と「チーズおかき」である。

「最近、試した商品」という回で

　青木酒造の方に「日本酒に合うんですよー」と勧められ、食べてみたが海苔の風味とチーズが具合が、実に絶品でリピーターになるほどの美味さであった。

　また、もうひとつが「SENBEI　BROTHERS」

　たまたまNHKの「逆転人生」で見てはいたのだが、実際に東京駅のグランスタあるのを知り、食べてみたが確かに噂に違わぬ美味しさであった。（また、パッケージが今どきでシャレオツなのである）

　今のところ、これを食べてすぐ太ったわけではないがいつも罪悪感を抱きながらも食べている。ハッピーターンとか、薄焼き塩せんべいとか、あの中毒性は何なんだろうか？どうでもいいけど、すごい人はどれぐらい食べるのだろうか？ふとよぎる。

　Planet of foodの最新作はこちら、2022年の名場面シーンをまとめたものです。初めて見る方には特にキャラクターショーをお楽しみください。