さすらいのメンター

乾坤一適…

正しい乾坤一擲(けんこんいってき)の意味は、乾坤(天地に)一擲(ひとつのサイコロを投げる)つまり運を天に任せるような意味をもっています。

起業は、とてもリスクが高いものである、と多くの方は思っているでしょうし、実際にスタートアップと呼ばれる起業家の生存率(2年以上事業を続けられるかどうか)は2割未満というデータもあるようです。

リスクをとってまで、世の中に新しいことを生み出そうとしている人たち、その成功率がなぜそんなに低い数字なのか…
自分も失敗側の人間であり、ずっと疑問に思っていました。

しかしながら、アクセラレータープログラムなどで仕事を通じて知り合った、最前線にいるスタートアップと呼ばれる起業家が、成功していく姿を見てわかったことがあります、それは…

「本当に自分にとって最適なものを、仕事としているかどうか」
でした。

情熱を注げること、人より楽に出来ること、得意なこと、やり続けられること

他の誰でも無い「自分」でなくてはいけない理由が、はっきり言える事が大切なんです。
他に代替されるようでは、自分の価値を最大化出来ないわけです。

しかしながら、それを自分一人ではなかなか知ることが出来ない…
起業するにあたり、自分を知ることが一番の課題だと感じました。

ではどうすればよいのか?

ここを私達がお手伝い出来る、ミッションと定めました。

乾坤一擲を、自分にとって一つだけの適性を見つける「乾坤一適」に変える

起業することは必須ではありません、向いている人とそうでない方がいると思っています。会社員であっても、最初はボランティアであってもいい。

自分が本当に情熱を注げる事を見つけること

がとても大切なのです。

そして、可能であればいったん一人の起業家として、自分の提供できる価値を市場に問うことまでを視野に入れた、アクティブラーニングで行うことが、自分を知るのに有効な手段の一つであると思い、サービスとして提供したいと思っています。

何もしなければ、一生かかって考えるような、世の中においての自分の役割を、起業というプロセスを通じて、短期間で自分の適正を見分けることができると思っています。

エンタテインは起業家としての行動特性を学ぶ「事業創造マインドセット」に始まり、レクチャーやワークショップなどで、さまざまなコンテンツを用意しており、起業前に自分の在り方を確認し、価値を最大化するお手伝いをいたします。

地方への想いについて

自分が栃木県という地方出身者であり、起業時に最初に関わった仕事が伝統工芸だったこともあり、地方には課題が多くあることを、うっすらと気づいておりました。
その後、起業家を支援するアクセラレータープログラムを通じて、東北六県・愛知県を始めとする地域と関わり、各地にそれぞれの事情と、課題があることを知りました。

どんなビジネスでも、課題とそれを解決するリソースの組み合わせがきっかけだと考えており、特に課題に気づけるかどうかがポイントとなります。

なかなか地域の方だけでは見つける事が出来ない、プロダクト・アウトの視点になってしまう…ということも見受けられます。
全国各地の課題を情報発信して、それを解決できるリソースを持つ方とおつなぎする。そんなお手伝いをすることでより地方を良くしていきたいとも考えております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?