美しさとは。

過去の画像を編集していて思い出した。

10代の頃からわたしは
じぶんの体がいまいち好きじゃなかった。

今は好きになりつつある。というか、
じぶんに対しての接し方が優しくなったから変わったのだろう。

外側の美の基準に囚われていた過去。上半身に比べ下半身に肉がついていることが許せなくて、食べたものを全て記録して厳しく管理した中高生時代があった。

母親に足が太いと言われるのが嫌でしょうがなかったw

でもその頃に夏休みの課題で出た
読書感想文でわたしは
タイトルに惹かれて
「ラーラはただのデブ」という
アメリカ人作家の書いた小説を読んで
いたく作者に共感した。

感動して感想メールを作者に英語で送り
何通かやりとりした。

その時作者は言っていた。

脂肪がついていることが悪なのではなく
それによってメディアに刷り込まれてる美の基準でじぶんを責めることが悪だ、と。

心底共感したくせに、わたしはすっっかりそれを忘れて日常生活を送った。

日本にいると痩せていることが美、という傾向がある。

それもそのはず。
テレビやメディアにでている
俗に言う"可愛い"女の子は大概細い。

今でこそ渡辺直美が出てきたが
昔はああいうアイコンはいなかった。

私は母親が補正下着を販売したりする仕事を
一時期していたせいか
それを傍でみて育ち栄養面など
知識はそれなりにあった。

だがしかし23で上京して
人前に出ることをやりたい私は
より、コンプレックスを強めていった。

20代の頃今よりも確実に痩せていたのに
じぶんを痩せていると認識したことがなかった。かなり毒されていたと思う。

「体の弱いところに肉はつく」
昔、母がよく言っていた。

今はリンパを流したり
体をより、健康にする目的でじぶんの体と
向き合いたい。
んで、そちらに意識を向けていたら自然と痩せている。
そうなる気がしているし、そんな自分のビジョンが見える。

じぶんに優しく、甘やかす訳ではなく。
そうやって美しいひとでありたい。


aki

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