私と精神病


私は中学生の頃から精神病を患っています。

一言に精神病と言っても症状は様々だと思います。
メンタル面をやられる事による厄介な点は、一つにとどまらないという事。
例えばパニック障害を発症すると、必然的にその症状を発症する場から離れるようになります。
そうすると広場恐怖症になったり、対人恐怖症になったりと弊害が現れます。常に予期不安に襲われて家から出れなくなったりもします。
統合失調症だったり、自律神経失調症だったり、鬱病だったり。自分がこれからどうなるか分からないのも怖いところです。

私も一通り経験してきました。
ここに書くと数えきれない至難を乗り越えて今があります。
至難と言っても、当たり前のことができなくなった状態から当たり前にできるように戻すってだけの話なのですが、これが非常に難しく果てしなく時間がかかる作業なのです。

以前までは「治るもの」と信じていた時期もありましたが、私の場合は波を繰り返しながら死ぬまで付き合うものになると思っています。

私が今抱えている症状は、離人感を伴うパニック障害と強迫性障害です。それらをメインとして他にも様々な病名はつきそうですが…。

急に自分が誰だか分からなくなり、この世界にいる気がしなくなるのです。これが怖くて怖くて。軽度な時はスマホで何かしら好きなものとか見て落ち着かせます。酷い時は親を頼ったりしますね…。よくあるパニック障害の症状の死ぬ恐怖とかとはまた違うのですが、要領は同じだと思います。発作自体も数分程度で基本は落ち着きます。トリガーはよく分かっていなくて急に来ます。だけど一番恐れている瞬間は眠る時。意識が飛ぶ感覚がするとパニックが起きやすいです。だから昔から寝る時に音は欠かせません。意識を背けるためにYouTubeで何かしら聴きながらいつも寝ています。
あと今はだいぶ良くなりましたがやっぱり閉所は苦手です。逃げられないと思うとパニックになりやすいですね。現状、生活に支障はないですが必然的に避けてる場合も多いです。
また女性特有の生理前に気分が落ち込むがゆえ誘発してしまう時もあります。
今になっても原因や画期的な対処法はないですが、何となくやり過ごせております。


もうかれこれ10年以上この病気と向き合っています。
発症当時は中学生だったこともあり、いわゆる精神科、精神病院ではなく、発達障害や生まれつき体や心にハンデがある子供たちを対象とした病院に通っていました。(小児科をメインとして内科から精神面、親御さんまでをサポートしている病院)

臨床心理士の先生と数ヶ月に1回1時間程度カウンセリングをとっていました。
先生はとても優しかったです。ただお話するだけなのですがそれがとても良い時間になりましたね。
そこの小児科の先生とも毎度カウンセリングの後にお話しするのですがその院長先生もとっても優しかったな〜。
とはいえ病院!その時は子供だったので診断結果はあまり認知していませんでしたが、チラッと見えたカルテに様々な病名が付いていたのを覚えています。
敢えて診断結果をばーんと出さなかった事(親にはこっそり教えてるかも?笑)は今となってはとても良い判断だったと思います。曖昧なままだという点もありますが、幼かった私にあれこれ吹き込まなかった先生方に感謝です。
お薬も1種類飲んでいました。起立性調節障害もその時は発症していましたね。
もちろん病気である事にはしんどい思いも沢山したのですが、病院含めカウンセリングの先生達がとても良かったので、その巡り合わせというか出会いは私にとって大きな財産になりました。精神科というと先生と合わないというような話をよく耳にするので私の場合は運が良かったと思います。
子供相手っていうのもあったとは思いますが、否定する発言だったり、こうしろああしろと強制したり、ただ症状で決めつけるとかそんな事は一切なく、ただただ回復できるようにサポートして下さいました。

高校卒業と共に病院も卒業?したので今は病院通いも薬に頼ったりもしていません。

でも先に書いたように病気は治っていません。

完治する場合もあると思います。
だけど私の場合発症も早いので先天性の場合もあると思います。
病院に通ってたのに、原因も完治もしていないのか!となりそうですがそこは別に良いのです。

メンタル疾患は心の問題、気の持ち用と誤解されがちですが脳の病気です。

正直ここまでくるとこの病気ももう私の一部です。

この症状がなくて普通の人だったらどれだけ良かっただろう。そう悔やんだ事は数えきれません。
何で私だけこんな苦しい思いを!これがなかったら何でもできるのに!
そう思うこともあります。

普通を知らない。そのまま大人になったから。
でもそれが私。

出来なかったこととか失ったことも多々あるし、これからもハンデはあると思う。


けど普通に生きれてるので大丈夫!!

ほんとに生きてるだけで偉いって心から思います。


詳しい過程は今回は書かないですが…
幾つもの怖かった場所、事にあえて飛び込むことで克服してきた事は多々あります。
予期不安も常に付き纏います。
家族にたくさん迷惑をかけたし、薬がないと不安でたまらない時期もありました。
だけど最後はやっぱり自分。
自分から外に出る。行動する事で私は徐々に回復していきました。勿論死ぬほど怖いです!どこでパニックが起こるのか分からないんですもの!特に車とかね!でもゆっくりゆっくり慣れていけば大丈夫。
発症当時は車すらしんどかったけど、今は飛行機でも平気になりました。あ、長すぎると無理なのでアメリカとかはまだ無理そうですね笑
試験会場とか会議室とかもまだまだ苦手ですし笑
強迫性障害で運転は怖いし、鍵やガスの確認は必須だし!笑

でもでもでも。あの時の私からは信じられないくらい元気にはなったなと今これを書いて振り返ってそう思います。
ちょっと酷かった過去を含め回顧してみました。
端折ってる部分も多々ありますが、もし同じような症状に悩んでいる人がいたら大丈夫だよとお伝えしたいです。

症状も様々ですが、きっと置かれてる状況も様々ですよね。
私は10代だったので、所謂青春!みたいなのは経験できなかったのが悔やまれますがその分、親の理解も含め(ゴタゴタはありましたが笑)大人になるまでにはある程度回復できたのは良かったと思います。
これが二十代だったらまたきっと違いますよね。大人、社会人という重圧もかかって余計しんどい事もありますよね。それこそやはり家族のサポートは必須にもなり得ますし。
病院や薬で治らない事もありますが、始めのうちそこに頼る事も大事だと思います。
あとこうやって同じ事で悩んでいるんだなって知る事で安心できる部分もあると思うので、私を含め誰かの言葉で救われると願っています。


支離滅裂ですみません!
丁寧に書きたかったのですが気持ちが先行してしまいました💦
読み辛い部分はちょくちょく編集します💦

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