見出し画像

兎に角受信した不要なメルマガなどをunsubscribeした話

久しぶりに書くことにした #プロローグ

余りに長いこと書くことから離れていたので、久しぶりに書くきっかけがないものかと探し回っていた。というのも、昨年の2022年10月までTokyo-FM のFutures という番組にてパーソナリティを4年務めさせて頂き、その中で情報発信をしていた事もあり、自分の中では「発信は声だけで良いかな〜」という気持ちが先立ち文章による発信にまでは手が回らないとい気持ちで一杯だったからだ。頭の中では「あれも書けるかな、これも書けそうなネタだな」と思う事もあったのだが、そういう事柄をメモしたりアウトプットしようとする準備をしないと総じて脳内から流れ出て行ってしまう。せっかくの気づきを書き留めないと、どこかに去って行ってしまう。去った後は当たり前なのだが、思い出しもしないのだけども何やらモヤっと伝えたかった気持ちだけが残尿感として残る。どーでも良いようでそうでもない、まぁ強いて言うなら“酒の席でオマエどっち派?”的なディベート風論点として楽しむ程度のネタなのだろうけども、それでも書いていると自分の中で合点がいく事もある。なので、久しぶりに書くことにした。

ただし自分に甘く、頻度とかそういう物は求めない。書きたいときに書き、異論は認めるが議論はネット上で基本しませんのスタンスで。SNSとかでコミュニケーションするの怠いし今更承認欲求満たしたいわけでもない。ただ単に、アウトプット癖をしっかり付けていくためのリハビリという事なのである。

ジャンク地獄で必要なメールどこ?問題

本編早々に結論を言うのであれば「メール終了説を見直してみよう」というのが私の伝えたいことなのだ。ネットを介して仕事のやり取りをしている以上、どうもメールの利用を完全に止めることは難しい。全員が何らかのメッセンジャーアプリに乗り換えてくれれば良いのだが、FacebookメッセンジャーやSlack、Discode、LINE等など多種多様なツールがあり、それらツールを複数横断的にチェックし続けるのもチョット手間になってきてしまっている。そういう状況から、改めて「メールってちゃんと使えるなら規格統一されている優秀なコミュニケーション手段だよね〜」という揺り戻しの感情が発生した。そう、メールはネット初期からアプリケーション層のプロトコルに存在し、最もシンプルかつ手っ取り早く1対Nの会話が出来る優れたツールである事は変わりないのである。ただし・・・誰が許可したか知らないが勝手に不要なメールを送りつけてくる大量な事業会社が、その無価値なマーケティングまがいの情報発信を止めてくれたら、という条件付きなのだが。。。

そもそも何で「メールってオワコンだ」という話になったのか?という事なのだが、いわゆるジャンクメールに重要かつ返信必要なメールが埋もれる事によって「こんな環境では仕事にならない!!」というイライラを募らせてきた事が最大要因だ。メールツール側も進化を続けており、Gmailなんかは独自にジャンクを判断して弾いておいてくれるので、確認しやすさという事ではある程度までは良い環境も出てきた。とはいえ完璧ではないしジャンク扱いしてくれないメールもある。自分でジャンク認定したにもかかわらず、いつまでもジャンク側に整理されないメールもあったりするし、最悪クラスのメルマガは“優先度”を上げて配信してきたりする。どんだけ厚かましいのかと。誰だよ優先度とかいう項目をメールのスキームに組み込んだ奴!もはや普通に送信する際に優先度を使う事は殆ど無い(※自分調べ)ので、悪用されるくらいだったらこの仕組みいらないんじゃ無いのか?とすら思う。少し脱線してしまったが、整理するとメールオワコン説の有力理由は以下と私は考える。

  • 登録したサービスが勝手にメルマガを送るようになる

  • 名刺交換しただけの企業が勝手にメルマガを送りつける

  • 一回買っただけのECが意気揚々とメルマガを送りつける

  • 一つのサービスが大量パターンのメルマガを送りつける

  • 登録した覚えのないサービスからメルマガが届く

最後の「勝手に送りつけてくる」パターン以外の物は、総じてオプトアウトを前提として「登録したって事はメール送って良いって話だよね!」っていう事で、メールを送って良いかどうか、どんな情報を必要としているのかといった事を大して聞かずにメールを送り始める事が極めてやっかいな問題になっている。個人的には楽天のシステムはまだマシだと感じていて、各店舗で決済した後に「因みにこんなメール送るつもりだけど良いよね?」っていうチェックボックスがオン状態になっているページが出現し、この瞬間にオプトアウトする選択肢を与えられている。もちろん私は常にオフにしているし、なんだったらこのいちいち聞いてくる状態を、全店舗横断する設定項目として「オフ」にできたのならべた褒めしたいと思うくらいだ。是非完全オプトインを検討して欲しいなぁ。

一番ややこしいタイプのサービスだと「このチェックボックス外すと重要な情報も届かない可能性あるけど良いかな?」ってメール送信するorしないを一括でしか設定できないパターンだ。いやいや・・重要なメールとそうではないメルマガは個別に設定できるようにしろや!! 昔は「うーん・・まぁ、いっか!」と思って送信OKにしてたが、こんだけジャンクが増えた世界においては、最早そんなサービスは不要だとおもってサービス自体も解約したれ!と考えるに至った。

サービスを運営する側の視点としては「出来ればメールは受信して欲しい」と考えるかも知れないが、ここは是非ユーザー側に立ったサービス設計をして欲しい。つまり、全インターネットユーザーはジャンクメールに埋もれる苦痛を味わっていて、自分たちのサービスもそのジャンク沼に加担をしかねないという事を。ってか運営者もネット民だったらジャンク沼で溺れているだろうし、自分がユーザーだったらどう思うんだろうか?って視点持とうよ。運営側に回るとえてしてこういう視点って無くなるんだよね。。。

ジャンク沼を浄化する戦いの日々から得た気づき

さて、ジャンクメルマガむかつくという章を書き切って多少鬱憤を表に出せたので、ここからはジャンク沼を抜け出そうと一念発起したこの2週間程度の出来事をまとめていきたい。ここで共有したい事は「すっと別れられるって素敵」という事だ。いや、unsubscribeの事だよ他意は無いし。

まず、メルマガ解除にはいくつかのパターンがある事を整理しておきたい。

  1. メール内の“登録解除”クリックでWebに飛んだら解除済みで即解決!

  2. メール内の登録解除クリックでWebにアクセスしたらメアド入力済みで“登録解除ボタン”押したら即解除!

  3. メール内の登録解除クリックでWebにアクセスしたらメアドを自分で入力する画面に遷移しメアドを入れて“登録解除ボタン”押したら解除

  4. メール内の登録解除クリックでWebにアクセスしたら「解除したいメルマガ選択」画面に行って選択or全選択して“登録解除ボタン”を押して解除

  5. メール内の登録解除クリックでWebにアクセスしたらサービスにログインしてメルマガ項目の設定変更で“購読しない”にして設定で解除

  6. 「メルマガ解除はサービスにログインして設定してください」という文章が記載されているだけで、自分でサービスに行ってログインして再設定して解除

  7. 基本的にオプトアウトの概念がなく「サービスにログインしてメール配信設定を変更してください」という説明しかない ※6と異なるのは「登録解除」と一切書いてない点

  8. 「登録解除はこちらのメアド [ hoge@hoge.jp ]に「登録解除」と書いて送信してください。という完全アナログ仕様

  9. 8の派生系だが、更に「登録解除の理由をお伝えください」という理由書けや!という文章書いている完全アナログかつ面倒さ増し増し感仕様

  10. 登録解除ボタンをしたら機能が存在しておらずエラーが出る解除させない仕様

以上が今回2週間程度の戦いの中で見つけたunsubscribeのパターンだった。今回一気に対応を進めてみたのでパターン認識に至ったが、ホント色々あるなぁと思いながら研究する感覚で挑んでいった。いや、そういうマインドハックしなかったらマジで面倒で再び「メールオワコンだマジでむかつく!!」といって逃げていたと思う。因みにまだ戦いは終わってないのだけど、小波感が出てきて戦いは収束に向かっている雰囲気が出てきたので状況整理のためにアウトプットしようという事に至った。

さて、書き出せたパターンとしては10件になったのだが、個人的な感覚として“《1》から最も簡単に解除できた方式” 順に並べてみたので、読者の皆さんだったら何番までが許容範囲だろうか?という事を考えてみて欲しい。因みに私の許容範囲は《2》で、うーんギリギリ我慢できるのは《3》までだ。戦いの後半では《1》のメール内の“登録解除”をクリックした時の反応が即解除に至ったときの「うわー!わかってるぅぅぅ!」という、何というか逆にそのサービス好きになってまうやろ感が出てきて、やっぱり人類はストレスフリーを目指して生きているんだという別の気づきすら得られしまう始末だった。一発解除は偉大である。

《4》はその作業させる意味が不明な面はあるものの、複数のメルマガパターンが存在しているサービスに多いイメージがあり、止めたいメルマガと続けたいメルマガを選択させる事が良いことだと思って仕様を固めたんだろう。いや待て待て。「登録解除したい」って来てる奴は総じてそのサービスからくるメルマガは全て解除したいという前提に立ったら、もっとお互いにストレスフリーになるのでは無かろうか?選ばせる意味なし!思い切ってお互いさっぱりしよう!

《5》《6》《7》はサービスにログインさせるパターンなのだが、これがやっかいなのは「おれこのサービスのID/パスワード知らんw」っていうサービスが本当に多いこと多いこと・・・ 昔もしかしたら何かの気の迷いで登録したのかも知れないが、そんなん知らんしメアド=IDパターンが多いから「パスワード忘れ」システムから再設定してログインして、そしてメルマガの配信を止め・・いやまてもう使わないから退会で良いな面倒だし。という流れに至るというのが多かった。そして退会がまたややこしいサービスがあって、もう二度と今日を限りにこのサービスは記憶から消し去って近づくまいという思いに至ることが本当に多かった。
中にはメルマガに「登録解除方法」の記載が無いパターンもあって、改正特定証取法の勉強すらしてないのかこのサイトの管理者さんは・・というとっても残念な気持ちにさせられたケースもあった。古くに登録したサイトがきっと多いだろうから「オプトインしてないだろ!」と暴れ回るつもりは今回はないのだが、もうちょっとユーザー心理に敏感になった方が良いよマジでと思った次第。ほんと楽天はオプトインしているだけまだ良いと思う。チェック付けた状態なのが罠だけど。

《8》《9》のメールで登録解除と書いて返信してね。ってのはもうね、なんかぐったりする。いくつかは即時反応返ってきたけども、これ担当者つけて管理しているの?とおもうととってもモヤるし、こんな事すら自動化できていないサービスレベルって一体・・とも感じる。今回メール出したサービスでは返信無かった所は存在しなかったので、ひとまず良かったと言えば良かったが、途中から面倒になって「もージャンクフィルタかけて消したれ!」という事でメールシステムでジャンク認定つけて見た目上消す方向にしたのは内緒の話。

《10》論外。

さて、読者の中には《8》《9》でやったジャンク化で良いんじゃね??と思う方も居るだろうが、実はこのジャンク化ってのが思いのほかやっかいで、中には何度もジャンクにしているのに何故かジャンクに行かないメールがあったり、前述した“重要度”システムを悪用してジャンクに行かないように仕向けているパターンもあったりするので、全てに対応できるとは言えない。更に言えばGmailは容量有限であるため、変に無視したりしているとたまりに溜まった圧倒的不要メールのためにGoogle先生から「容量不足迫ってます」という告知が来たりする。なので今回はできる限り配信解除に拘って対応してみることにした。そして改めて、配信解除は圧倒的に即時かつ超簡単である事が、最低でもユーザーとの関係を悪化させないために最適であるという、ごくごく当たり前の事だけど多くのサービスが出来ていない事に気づけるきっかけにもなった。常に前向き。何でも学び。

浄化の後 #エピローグ

戦いは(ほぼ)終わった。私のメールシステムは静粛を取り戻しつつあり、仕事に支障を来さない程度の情報量に戻った。この状況になるまえの一日のメール受信数は〜700件ほどで、その中私が返すべきメールは20件程度、プロジェクト関連のccメールもあるので「見といてね」程度を入れても100件無いので、実に6〜7倍のジャンクがあった状態だった。今は一日放置したら恐らく200件程度に落ち着いてきたのでは無かろうか。つまり2通に1通はまだジャンクが存在するということになる。これくらいだったら、穏やかな気持ちで「メールも使えるツールだよね」って言えるようになってきた。重要なメールの未発見も少なくなった。

文中にも少し書いたのだが、サービス設計をする際に「ユーザーを考える」という事をもう少しトレーニングした方が良いように思う。何故トレーニングなのか?というと、サービス提供側のメンバーも何らかの自社以外のサービスに登録しユーザーとして接しているはずで、いざ自分が提供側になるとユーザーの気持ちを余り考えずに与えられた状況を「当たり前」という風に思ってしまう事がよく起きるからだ。たかがメルマガ、されどメルマガってユーザーとのコミュニケーションとして疎かにしてよい物でもないわけで、もしかしたらネガティブな意味でユーザーの目に触れる頻度が最も高いかも知れない。いや、きっとサービスにアクセスするよりジャンクメルマガを目にした事の方が多いサービスが多かったと私は感じた。つまり、メルマガによって私は「このサービス好きじゃ無い」って思うに至ったわけであって、無視できない重要なインターフェースという事になる。

よく考えて欲しい。“1000件のメルマガ送って30件の反応が戻ってきた” として、9970件は無視したかジャンクに行ったか、もしかしたら私みたいにイラっとしてしまったユーザーになり得るという危険を。どうでも良いというニュートラルなポジションから、ネガティブに至ってしまう可能性を秘めたとても危険な行為では無かろうか。大げさな?と思うかも知れない。しかしインターネットはお互いの顔が見えないからこそ、顧客の感情の推移を慎重に検討してサービスを設計する必要があるのであって、細かい所でよく出来ている気持ちよいコミュニケーションは「素晴らしい!」と思わせるチャンスがある。そう考えてみてはどうだろう。

そんまとめを書いている真っ最中に、タイトルに【お知らせ】と書いた日本有数の超有名企業からのメールが入ってきた。早速unsubscribeしようとメールを飛ばし読みしてみると・・・・どこにも・・・ない!!

《11》メルマガやセールスメールを送る以前にリテラシーがゼロ

戦いは永遠に続くのかもしれない。負けない自信が、、ない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?