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バーのマスターとの情事が相手の奥さんにバレる夢にうなされて起きた朝

昨日書いた、正義感に震えて怒っていた人とのやりとりは、正味15分くらいだったのだけど、その人の怒りが深いものだというはものすごく伝わってきていた。私はその人の論理の正しさを認め、怒りのやるせなさにも理解を示した。怒っている対象の人へのフィードバックの方法なども決めて、私なりに最善の対応をしたのだけど、正直なところものすごいストレスを感じる出来事だった。

とはいえ、こういうことってそれなりの頻度で起きるので、熱いお風呂に入って深呼吸をして消灯したのだけど、明け方にものすごいリアルな夢を見た。

それはあるバーのマスターの家に遊びに行って仕事の相談をしているうちに、その人に誘われて情事に及んでしまうと言う夢。しかもなんだか失礼な話、私は全然乗り気じゃないのに、なんとなく断れなくてそんなことになってしまう。でも裸になっても盛り上がらなくて、逃げ出したい気持ちで、ああ、困ったなあどうしようかなあと思っているとガタゴトと玄関から奥さんが帰宅する音が聞こえる。焦ってクローゼットに隠れようとすると、そこには体育座りをした姑がいて鉢合わせ。実は姑が一部始終をずっと録音していて、もう逃げ場ゼロですワカメさん、ゲームオーバー!!と言うシナリオ。

ただ実はその録音のおかげで、私が乗り気ではないことをその奥さんと姑が普通に理解してくれて、「もういいわよ、帰りなさい」と言われて放免され、ことなきを得るあたりで目が覚めた。後味の悪さがすごい。

ちなみに、リアル世界ではそんなことに類似した人間関係は全くない。バーのマスターの家に行ったことなんてないし、誘ってくる男性もいない。

朝起きてまず思ったのは、昨日、私は怖かったんだな、と言うこと。私は怒っている人や不機嫌な人が苦手で、自分に対して向けられた怒りではないとしても、かなりのストレスを感じる。自分の親が不機嫌で子供を操作していた時の記憶があるのと関係があるかもしれない。

さらに、私は後ろめたいんだな、とも気づいた。自分は聖人ではないし、昨日のCさんがブチ切れていたような間違いを、私だって時にはしかねない自覚がある。もちろんわざと誰かを傷つけようとか思うことはないのだけど、結果としてそうなってしまうことはこれからもきっとある。だから、「Aさんのしたことはよくなかったね」と口では言いつつも、心の中で「どの口がー」と自分につっこんでいたのが、きっと夢の中で浮気を咎められるという形で発露したのだろう。

夢って正直で生々しいものだ。

日中は寝起きの悪さから完全に解放されることはなかったし、鏡を見たら一晩でたくさん白髪が増えた気がした。一過性の思い込みだと思いたい。

明日は、一年に一度で、大切な人に会いにゆく。
※クローゼットに隠れるようなことは、起きないけど。


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