シンガポールで食事難民
この夏にシンガポールに行ったときに、夜のフライトまで丸一日空いた時間は、
「息子とふたりきり、知らない土地、外国で何を食べるか」と
ひたすら向き合う考えさせられる時間でした。
朝はホテルの朝ごはんがついていたので、おしゃれなビュッフェを
息子共々楽しんだのだけど
その後が問題。
わたしは、食い意地が張っているがゆえに
外食に関してかなりの優柔不断で、
せっかくだから、人気のありそうなレストランに行ってみたいけど
子供が昼寝できそうな場所、あるかな
とか、ローカルの現地の人と絡みながらその空気を味わってみたいけど体力持つかな、とか
さて延々言葉の通じない場所をうろうろしながら
チャイナタウンで人混みにまみれ、立ち食い餃子サバイバルに
腹が減って眠い超不機嫌な3歳児の手を引いて、わたしは立ち向かうことが果たしてできるのか!?
てな具合にあっと言う間に混乱しパニックになって、
いくつか地図をみて良さげなところをピックアップするも
結局怖気づいた私は、タクシーでいける範囲の
ものすごい安全で確実なパイを選ぶのでありました。
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