世界一美味い(かも)マレーシアカレーの旅・2日目　

マレーカレーの旅のハイライト、現地の人からカレーを習うのターンです！
「シンプルに最高過ぎた、感謝！」とかで終われば良かったのですが、ここから本当の旅が始まってしまいました。
povo×Peach『世界青年電波隊員』募集キャンペーンの冒険報告です。

12:00 マレーカレーを習得すべく、現地の親切な方のお家へ向かう

妹の元上司の友人の妻にカレー修行をつけてもらうべく、お家へ向かう、のではなく迎えに来てもらう。既にホスピタリティが凄すぎる。
郊外の自宅へ招いてもらい、こんな機会でも無ければ一生来られなさそうな場所だなぁと思いながら車に揺られる(どこだったのかはい未だに分かってない。)。

お家にお邪魔すると材料が切って綺麗に並べてあり、コーヒーと手作りのスナックでもてなされる。ご無理を言ってカレーを作りに来たのに、めちゃくちゃ素敵にもてなされ、恐縮する。

ほぼ見ているだけ状態に近かったのに、「この写真そっちから撮ってあげて！」と、妻様がカレーを作りながら、教えながら、写真の撮り方までめちゃくちゃ支持を出してくれた。

妹の元上司の部下さんも「撮ってあげよう」と、協力してくれ、なぜここに集まって何をしているのか、ほとんど分かっていない人たちがめちゃくちゃ親切で、マレーシアの凄さがすごい。

16:00リトルインディアで携帯を持っていないことに気付く　

ガックリしながらも、今食べ終わったばかりなのにしっかりカレーは食べる。
申し訳ないけど、塩辛いだけだったので、ますます打ちのめされながら中央駅に向かう。

17:00 駅が停電する

昨日までの提灯が吊ってあり、煌々と灯りが灯っていた中央駅、旧正月が終わったら駅暗っ！節電し過ぎじゃろ、意識高けーと思ったらただの停電だった。
緊急モードの地下鉄で、地底人のように人間が蠢いている。他人の携帯電話の明るさに励まされながら、時間も分からないままにひたすら待つ。
電車は90分来ていなかった。

18:30 電車を降りたらスコールに振られる

とりあえず駅まで来たものの、帰り道がわからない。
幸い周りに、私が宿泊中以外のホステルはあまり無さそうだったので、バックパックを持っている人を捕まえて「連れて帰って」と懇願する。
スコールでずぶ濡れになって悲しかったけど、そんなことでも無ければしゃべることはなかったかと思われるような若くてピチピチのイケメンと楽しくお喋りして、なんか得した気分になる。

20:00携帯電話を忘れた旨を連絡する

カレーを教えていただいた上に送ってもらい、尚且つ車に携帯電話を忘れるなんて信じられないほど迷惑極まりないのは重々承知ながら、なんとかメッセージを送るべく、ホステルのスタッフさんに携帯電話を借りて、記憶を頼りに夫に何とかメールを送る。
「Imouto ni jyousi ni renraku site tte tanonde! ane ga yuujin no kuruma ni keitai wasure masita to!」

21:00携帯が行方不明になる

ホステルのスタッフさんから「電話かかって来てるよ」と言われ、instagramで電話を受け取ると「携帯無いらしいよ」と言われる。旧正月の終わりを記念してすごい量の爆竹が鳴る。
ペトロナスツインタワーをバックに34階のルーフトップを広々と独り占めして眺める花火は最高だったが、花火と一緒に私の希望も散り果てたと感じた。

22:00夫がiPhoneを探すでリトルインディアの路上に携帯電話を発見する

ホステルのフロントが閉まる時間が来てスタッフさんは帰る、かと思いきや、「一緒に探しに行ってあげようか？とりあえず話まとまるまで携帯使って良いけんね」と、めちゃくちゃ親切にしてもらう😭
妹の元上司の友人さんに、2時集合で空港に送ってもらう予定だったところを、11時集合でリトルインディアを経由していただくことで話がまとまる。
23:00 友人さんを待つ間、ホステルのスタッフさんが結局24:00まで一緒に待ってくれた。親切過ぎて泣ける。「趣味食べることと東アジアの映画鑑賞」と言っていたので、今日作ったハラルのカレーとロティジャラをお礼にお渡しする。

24:00 リトルインディアに向かう

旧正月お終いパーティーで渋滞している。

25:00 リトルインディアで10円恵まれる

リトルインディア路上でGと共に這いつくばって携帯電話を探す。多分乞食と間違われて10円ぐらいを恵まれる。ありがとう。

26:00捜索終了

とりあえずナシルマッを食べに行く。

26:30 ナシルマッを食べる

サンバルが乗ったおにぎりを夜中に3個食べる。チキンルンダン(煮込み)、イカのカレー、フライドチキン、などなど、気が狂いそうなほど甘いネスカフェを添えて。
なんかもうやけくそに、食べる。
ペナンは諦め、明朝もう一度捜索に向かうことに。

27:30 ちゃっかり友人さんの家に転がり込む

「今度来た時は泊まって行ってね!」と夕方送り出され、その日のうちに泊まりに行く。ホワイトコーヒーをご馳走になり、長男くんの部屋を占領させてもらう。

28:00 何とか本日の報告が完了する

長女ちゃん用のタブレットを奪い、何とかログインできたXで本日の報告が完了する。

携帯紛失騒動で全ての関係者に大迷惑をかける

とにかく関係者全員に伝言ゲームをさせることになり、しかも現地の人々には携帯電話を一緒に探させることになり……。
「優しさに触れた」とか「出会いに感謝」とか、そう言う次元の話ではないよね、かき捨てる旅の恥にも限度があるよね……、自称若者は、他称おば……😷
本当に全ての人に申し訳なく、反省しています。
本当に反省しています。
心配し、慰め、助けてくれた全ての人に感謝します。
恥の多い旅行をお届けしてしながら、ふと、昔「あなたは自然に人の家に転がり込んで住むよね。」と言われたことを思い出し、妙にしっくり来ている自分も居るのですが。いや、反省してます。本当に。

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