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【661回】根室本線「落合駅」、自然に戻る

北海道、南富良野町の奥。落合にある。根室本線落合駅。
富良野から十勝方面を結ぶ線路の途中駅。当該区間は、災害のため支障をきたし、富良野〜東鹿越は列車、東鹿越〜新得は代行バス、新得から帯広方面は列車という扱いになっている。
落合駅は、東鹿越から新得よりに2つ目に存在する。

代行バスは、バスなのだから、線路を走行しない。隣を通る国道38号線を走っていく。列車が走らない線路はどうなるか?
2023年の落合駅、自然に、戻る。


奥が落合駅

線路は全く見えない。森の中に帰ろうとしている。

落合駅。跨線橋は封鎖され、駅の中には入れない。


落合駅を新得へ向けて出発した列車はトンネルへ。入り口も森にうまっている。


駅前だけを見ると、列車が来てもおかしくないたたずまい。


列車が来ていた頃の落合駅も載せておこう。

2002年5月の落合駅
駅構内立ち入りも可能。線路も明確。


人が使われなくなったものは、そのまま残り続けない。緑色の命によって覆われていくシステムが、この世界にはある。