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株式会社EpoCh、起業への想い #3

2023年3月1日に起業した株式会社EpoCh。
今回はその起業への想いを語る最終章。

その前に、以下が第1~2章です ↓


「起業への想い」最終章となる今回は、以下についてお話します。

1.  世の中の潜在ニーズ

起業にあたり、Will(やっていきたいこと)とCan(強み・優位性を生かしてできること)にフォーカスすることがEpoChの介在価値であり、ひいては社会貢献に繋がるということは、#1と#2の章で伝わるところだと思います。一方で、WillとCan主体で事業を進めることが果たして良いことなのだろうか?という疑問もありました。よって、私は起業を決意した際に、目を向けるべきところがどこなのかを改めてしっかり考えることにしました。

Our Purposeにも込めた「People & Organization(働く人と組織)」に対して「世の中の潜在ニーズ」って何だろう?
「社会に求められていること」って何だろう?

私はこれが非常に重要な「問いかけ」だと思っております。
小さな力でまずは始める起業だからこそ「力をフォーカスさせる部分」をより明確にすべきだからです。

「社会に求められていること」が明確であれば、そのサークルと、Willのサークル、Canのサークル、3つのサークルが重なる中心のコアとなる部分こそが、会社の「正しい向かうべき先」となるはずです。

独自性ある外資系企業2社で7年間日本法人HR責任者をしてきた経験、4年弱の日系企業Global CHROとしての経験を持つ私のもとには、社内だけではなく、社外で出会ってきた方々、プライベートネットワーク、そこからのご紹介での繋がり等、様々な場面で様々なバックグラウンドをお持ちの方々からご相談が入ってくる機会が多いです。そもそも正解のない人事や組織開発領域ですので一概には言えませんが、私のもとに入るご相談で頻度と濃度が高いことは、以下3つです。

  • 経営/事業戦略に連動した最適な人事/組織戦略立案に困っている

  • その人事/組織戦略を確実に実行に導くためのHR機能と体制構築、またはHRメンバー育成やCHRO後継育成に困っている

  • 企業の持続的な成長に向けて、経営層の戦略的な人財育成、将来の後継者特定と育成や心理的ケアに困っている

私のことをよく知っている方々、何となく知っている方々、繋がりの繋がりという方々といった関係性問わず、上記3つに集約されることが私のもとに相談として入ってくるということは、この絞った3つの領域こそが「世の中の潜在ニーズ」と「私のCan」が合致する部分であるはず。

それらの世の中の潜在ニーズにフォーカスしていこう。それが間違いない正しい方向性。そこに、自身とEpoChのWillとCanが重なっている部分が見えてきた。逆を言えば、私には「できないこと」や「得意としないこと」も多く、そこはWillとCanが伴わない部分。双方の整理で「世の中に対しての介在価値」「向かうべき方向性」が明確になったのです。


2.  What we Will/Can do – やっていきたいこと&できること

EpoChの優位性を以下3つのWordingで固めました。

■ Change Agent
外資系での様々な業界での豊富なHRリーダーシップ経験をベースに、People (人財)とOrganization(組織)に関するAgendaで、最良で新しい解決方法や提案をご提供します。
■  Coach Style
事業会社3社での経営リーダーシップメンバー経験から、HR関連のみならずビジネス観点においても、「可能性のある好機」と「想定される課題」を俊敏に察知し、効果的にナビゲートします。
■  Authentic Approach
豊富なグローバル企業での実務経験と国際コーチング認定の知見から、Agileに本質に迫るアプローチをコアな優位性とし、業界/組織規模/日系・外資問わず、前進を求める人財と組織を支援します。

各業界の中でも独自性ある外資系企業4社でHR経験を積んできたからこそ、実務としてグローバルHR施策を実践してきた豊富な体験が伴っています。
分かりやすい部分で数点挙げてみると・・・

  • HRBP(戦略的人事ビジネスパートナー)を2008年というHRBP日本市場参入の初期段階から深く携わってきた経験があること

  • HRBPとして、またその後はHRトップとして人財開発・組織開発を責任者としてけん引してきたこと

  • APACやASEANのリージョンのHRリーダーシップメンバーとしてグローバルHRプラクティスを各国HRリーダーたちと立案し推進してきたこと

  • 日本組織に赴任してくるExpats(本国等から日本法人に送られてくるエグゼクティブ層)を同僚や上司(日本法人社長)として持ち、HRトップとして、日常実務としてエグゼクティブコーチングを提供してきたこと etc.

それらの全てが事業会社の中での実務経験として他社でも再現性をもたらしたり、企業や働く人、そして状況に応じてカスタマイズさせたりして生かしていけること。「世の中の潜在ニーズ」のどこかに、これらの経験・強み・優位性を介在価値として発揮できる部分がきっとあるに違いない。
それらの中心点にフォーカスして挑戦していきたい、社会貢献していきたい。そして、それに賛同してくれる仲間と一緒にやっていきたい。


3.  What we are doing – EpoChが取り組んでいること

2023年3月1日に株式会社EpoChを立ち上げ、この2週間で既に幾つかの業務やコラボレーションが進んでいることは非常にありがたいことであると同時に、介在価値を発揮して世の中に貢献でき始めている喜びと身が引き締まる思いが共存しているところです。
 
EpoChがご相談を受けて現在取り組んでいる事例を挙げてみると・・・
 
■組織全体に対しては組織戦略アドバイザーとして、個人としてはエグゼクティブコーチングを希望されているスタートアップ企業の代表
⇒ 組織戦略アドバイザーとして週に数日オフィスに入り、課題とニーズに対してのアドバイザー兼パーソナルパートナー役
■組織の後継者育成のやり方・進め方、そしてそもそもの考え方をご存じでない日系ベンチャー企業様
⇒ 外資系企業で長らく導入して実践してきたサクセッションプランとリーダーシップ開発の人財開発アドバイザー
■HR機能がまだ存在しておらず、部分的にHRトップ機能を希望されているスタートアップ企業様
⇒ 人事/組織戦略アドバイザー兼、部分的にCHRO役
■プロフェッショナルコーチを求める世の中のwell-beingを高めるPurposeを持つ先進的外資系企業様
⇒ ICF認定資格者である私に直接打診をいただき、エグゼクティブコーチ役
 
まだまだ立ち上げたばかり。これからも「世の中のニーズ」とEpoChのWillとCanが交わる中心点こそが向かうべく正しい方向として、大胆さと繊細さのバランスで、謙虚さを忘れず邁進していきます。
EpoChのOur Value(大切にしている価値観)、Empathy(共感)、Passion(情熱)、Originality(独自性)、Curiosity(好奇心)、Honesty(誠実さ)をブラさないように。
 
3部構成で思っていた以上に長編になってしまいましたが、2023年3月1日設立に伴う「株式会社EpoCh、起業への想い」全3章は完結です。
ここまでお読みいただいた方々、本当にありがとうございます。
 
EpoChの提供価値とサービスに対してご関心を持っていただいた方は是非当社websiteもご覧ください。
お仕事のご依頼は、website内の「Contact」よりお問い合わせください。
 
次回以降は、組織と人財開発にまつわる経験やStory、HR Tips等も提供していく予定です。これからよろしくお願いいたします!


<EpoCh website>


外資系17年(HRトップ 7年)とプライム市場上場企業 Global CHRO(最高人事責任者)経験の私が「誰もが独自性を強みとして持ち、新しい無限の可能性を秘めている」を自身のコーチング哲学に、2023年3月 起業をしました。サポートくださる方々と一緒に日本を元気にしたいです!