腸を元気に!ファスティングQ&A #01
<ファスティングクラブ活動レポート>
専門家に聞きました!
消化吸収だけでなく、美肌や免疫力、心身の健康にまで影響がある腸内環境。引き算発想のケア で、腸を元気にするファスティングの疑問を、20年以上に渡り酵素断食を研究する、酵素発酵飲料メー カー、大和酵素さんに聞きました。
Q.ファスティングって?
A.胃腸を休めることで、パフォーマンスがアップ!
ファスティングは、断食と同じ意味です。休むことなく働き続けて疲れている胃腸を休めるため、固形物を 食べない期間を作ります。すると、カラダがリフレッシュし、腸内環境が整うことによる、さまざまなメリ ットが得られます。
◎ファスティングのメリット
◎海外ではこんな表現もされるほど!
ドイツでは、リウマチ、心臓疾患に対してのファスティング療法は、医療保険も適用され、15~20%の人 が、ファスティング療法を経験したことがあるといわれています。
Q.脳や心への好影響もあるって本当?
A.はい。本当です!
幸せホルモン「セロトニン」は、体内にスプーン1杯(約10mg)しかありませんが、その内訳はなんと腸 が90%で、脳が2%。そのため、腸内環境が整うと効率的なセロトニンの分泌につながり、やる気や充 実感、幸福感に影響を与えます。 また、胃腸の働きが減る分、消化で使われていた血液を脳へ回せることにもなるので、頭が冴えたり、 集中力が上がったりする効果も期待できるのです。
Q.自律神経まで整うのは本当?
A.腸と自律神経が相互作用を及ぼすので、これも正解
排便を促す腸のぜん動運動は、交感神経(興奮モード)が優位→停滞、副交感神経(リラックスモー ド)が優位→活発になります。腸の状態から見ると、便秘や下痢→交感神経が優位、腸が健康→副交 感神経が優位で自律神経が整っている状態。つまりファスティングによる腸内環境の改善が、自律神 経のバランスを整えることにつながります。
Q.効果を上げる行動はありますか?
A.ウォーキングなどの軽い有酸素運動が◎
カラダへの負担が大きい筋トレはNGですが、ウォーキングやストレッチ、ヨガといった軽い有酸素運動 は、ファスティングの効果を高めることにつながります。低血糖を起こさないよう、こまめに酵素ドリン クを飲みながら、普段の運動量の7〜8割を目安に行いましょう。空腹感をまぎらわすのにも役立ちま す。
次回は、「難しそう」「空腹が苦しそうなので、耐えられる自信がない」そんな方にこそおすすめのファスティング法を聞きました。無理なく成功させるポイントをマスターして、前向きなセルフケア習 慣に取り入れられる、実践編を紹介します。
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