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Google Pixel 5a (5G)を買った

スマートフォンを2年ぶりに買い替えて、本日発売されたGoogle Pixel 5a (5G)を予約購入しました。Pixel 3aを買ったのをついこの前このnoteで書いたように思っていたのが、2年も経っていたとは。

買い替えに際して積極的な理由があったわけではないんだけど、だいたい2~3年スパンで見直しているので、今年の頭くらいから次に「5a」に相当するモデルが出たら買おうと決めていました。というのは、それくらい「3a」が良くて、次も絶対このシリーズにしたいと思っていたから。

Pixelは、とにかくカメラの良さに惚れ込んでしまったんですよね。これまではスマートフォンのカメラって、端末の液晶では良さそうに見えてもいざ編集しようとPCの液晶で見るとガッカリするパターンが多かったんですが、これは適当に撮っただけで十分な写真が撮れる。悲しいことに、一眼であれこれ工夫した写真よりも良く撮れてしまう。

しかも、Googleフォト上でのレタッチを含めた連携が非常にスマートで、そのあたりの勝手の良さも記事に書いています。

というわけで、現状「3a」には不満は全然なく、強いて言うならバッテリーが3000mAhと少なめであることくらい。そこから「5a」に乗り換えてみてどんな感じだったかというのをメモしておきます。

ちょっと大きくなった

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大きさの比較でいうとこんなで、左が「3a」、右が「5a」(iPadのオマケカメラで撮ったので画質は良くない)。幅も2mmくらい広くなっているし、なにより縦が表示領域も含めて長くなって、だいぶ広々しています。そのぶん、今までになかったずっしりとした重さも感じる。バッテリー容量が4680mAhに変わったのが大きく響いている。

ボタン配置も入出力端子も基本変わっていないから、違和感は感じない。超良くなった点は電源ボタンに波状のエンボス加工が入ったことで、手触りで音量ボタンと見分けがつきやすくなりました。さっと出してカメラを起動するときに電源ボタンを2度押すんだけど、その動作で迷わなくなった。

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アプリやデータ移行は、指示通りにUSBで繋げば、Googleアカウントの設定を進める裏でずんずん進めてくれるからラクチン。ひと手間かかるのは決済関連のアプリと認証系アプリ(MSやAdobeのAuthenticatorアプリやMUFJのワンタイムパスワードなど)、それにトークの引継ぎが必要なLINEと、一部のソシャゲくらい。あと、Miスマートバンドは再ペアリングが必要でした。

でもう、それはそうなんだけど、移行が済んでしまうと、拍子抜けするくらい使用感は昨日までと変わらないのです。いつものPixelだ。UIのアニメーションの最適化など、細かい部分はいくつか変わった。それに、メモリが増えたからか、ChromeブラウザでのWebサイト表示は速くなった気がする。

カメラはどう?

カメラはまだそんなに試していないんだけど、いくつか撮ってみました。

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ポートレートモードで撮って出しのやつ。Googleフォト上での自動補正もしていないので、窓からの光の青かぶりが大きいんだけど、まず気づくのは毛でふわふわしている部分と背景ぼかしの境界の処理の精度がメチャクチャ向上している点です。「3a」では拡大するとギザギザになっていたのが、一切手をかけずにこれなので…技術の進歩はおそろしい。

もうひとつ「3a」からの変化でいうと、超広角レンズがついたことです。
上から順に超広角(0.6x)、標準(1x)、デジタル2倍ズーム(2x)。

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超広角はこれくらいなら歪みも少なく、画角的にも便利に使えそう。実際には2つのレンズを切り替えているはずなのに、画面上はシームレスにズーム遷移するのが不思議な感じです。デジタルズームは7倍まで可能。

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相変わらずスゴイのが夜景モードで、上の写真は部屋を完全に真っ暗にして静止状態のターンテーブルのガイドLEDだけを点けた状態で、しかも片手持ちで撮ったもの。普通にそこそこ明るく撮れてしまう。手ぶれに気をつけていればもっとビシッと撮れるはず。

Pixelのカメラの良さはシンプルにお出かけが楽しくなってしまうレベルの良さで、それはまあこのご時世には困っちゃう話でもあります。もう少し状況が良くなったらどんどん外にも持ち出したいし、その点では、「5a」で防水防滴が強化されたのも地味に頼もしい。ケースはまだ買っていないんだけど、公式のがカジュアルっぽいデザインで良さそうだから、ライトグレーのやつにしようかなと思っています。


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