ドラゴンクエストXI_過ぎ去りし時を求めて_20180921163434

ドラゴンクエストXI プレイ日記(2)

(1)はこちら

開始9日目までの記録です。前回は船を入手してグロッタの仮面武闘会のイベントが終わり、ソルティコの町に着いたあたりだったので、その続き。

完璧だった人魚エピソード

クラーゴンはけっこう苦戦しました。一度全滅した…。パーティーは勇者、カミュ、ベロニカ、セーニャほぼ固定なので現時点では全体回復の手段がなくて、長期戦になるほど辛くって。なので、レベルを上げてから、最大のダメージソースである勇者の両手剣で速攻で叩くみたいな力押しゴリラ戦術でナントカ倒した。

祝勝会でベロベロの神官の子大丈夫なの

キナイとロミアの人魚エピソード、すごく良かったです。完璧でした。ちょっと泣いちゃうくらい良かった。古典的な人魚姫伝説を下敷きしながら、ドラクエ特有の人間の底意地の悪さから来る"業"だったり、そんななかで儚い生を積極的に肯定していこうとする人生観が滲み出ているお話で、これぞドラクエ、みたいなシナリオでした。ロミアの最期の演出が映像的にもとても美しくて、キナイの絵とか手紙とかまで入れちゃうのはほんとダメ押しなんだけど、あそこまでやるところがいい。ひたすらすれ違って届かなくて、それでも伝わるものにこそ価値を見出すみたいなところですよね。

こういう何気ないテキストのわびさびが本当に沁みる

メダル女学園

そんなシリアスなエピソードからのメダル女学園! ニンジャスレイヤーの女子高生収容所に匹敵する平然と狂気を感じる概念でツボでした。主人公が喋らないからか、基本ドラクエってツッコミ不在ですよね。細部まで異常に作り込まれたネタで延々とボケ倒すみたいなね。

アタイのケジメだって

夜に来るとみんな部屋着になっててNPCの居場所もメッセージも変わっているとか異様に細かい。よくよく話を聞けばちゃんとキャラの関係性とかバックグラウンドが表現されていて、そういう理由でこの学校で学んでそういう人生を送りたいのねみたいなことが分かり、楽しくなる。テキストのひとつひとつから世界が浮かび上がる感じ。話せるNPCとは全員話して、割れるツボは全部割っていくプレイスタイルです。

個性的なダンジョン

このあたりから、ダンジョンも単に洞窟とかではなくなって、背景美術としてもシチュエーションとしても個性的なものが多くなってきた。プチャラオ村の壁画世界なんかはかなりぞくぞくした。

この幻想的な迷宮感とても好き!

めちゃくちゃ怪しいと思ったら案の定でふふっとなる

古代図書館も良かったですね。FFでもドラクエでも定番のダンジョンだけど、この解像度で表現するとこういう感じの空間になるのか~みたいな納得感があった。

りゅうはかせの講義を受けるモンスターたちかわいいね

あとはなんと言っても始祖の森。はじめはただの深い森林で、奥に進めば進むほど様子がおかしくなってくるデザインが美しい。明らかにヤバそうなものが生えており、ヤバそうな生物がウロウロしている。

サイケだ

きみなかなか出てこなかったね…

バトルの難易度的にはさほどでもなく、クラーゴン以後は特にボス戦で詰まることもなく進めて来られています。主人公の両手剣、カミュのブーメラン、ベロニカの攻撃魔法、セーニャの槍と全体火力に振ったスキル育成がここへ来て効いている。シルビアさんとかロウおじいちゃんとかまだ全然実戦で試せていないので、今後もう少しいろいろバリエーションを増やしたい。

命の大樹

で、シナリオ的な山場をひとつ超えたところまで来ました。このまま最後まですんなり行くはずはないと思っていたけど、ここでこんなとは…!(ネタバレを避けてふんわりリアクションを表すときに便利なFFS語法)。こういう不可逆のカタストロフをさらっと入れてくるのも昔のRPGっぽいと感じる。でも、戦争もののような演出も入ったりして、この解像度だとかなり無慈悲に映りますね…。

このあとどうやって勇者たちが再起するのか、まだまだ先は長そうです。

エマちゃん…生きててよかった…

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