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誰が書いてるの? 〜筆者紹介〜

三森朋宏(みつもり ともひろ)
 TH design 代表(Chief Well~being Officer:最高幸福責任者)
 SixSeconds Advanced EQ facilitater
 シックスセカンズジャパン データ分析センター フェロー

2010年 私はEQと出会いました。
それは、営業から人材育成部門に異動になって間もなくの頃でした。


現在

以下の本に出てくるダニエル・ゴールマン(ハーバード大学)のEQの専門家として、巻末付録に登場する日本SEL推進協会の理事や、シックスセカンズのフェローをしています。
「21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点」 https://www.amazon.co.jp/dp/4478104549/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_XMK0J526EDSWGJJFQJ55

EQとの出会い

ITシステムの営業として10年を過ごし、私に営業のいろはを教えてくれた上司や先輩のお陰で100社を超えるお客様を担当し、社長賞数回を含め成績を出し続けていました。そんなある日、人材育成部門への異動を命じられ「営業の実績を生かし後進の育成にあたって欲しい」というものでした。
プレイヤー(営業)としては実績もありましたが、「私に育成などということが出来るだろうか」という不安がありました。

人材育成部門に着任し、主に新入社員の営業人材育成を担当することになりました。
私が営業時代に大切にしてきたことは、
・お客様と人としての信頼関係を築くこと
・お客様業界の一歩先読み、次に必要になるであろうシステムやITサービスの情報提供を行うこと
・SEと信頼関係を築き、全員がやりたいと思う仕事にすること
・お客様、会社、社内の仲間に利益をもたらすこと
でした。
しかし、これらをどのように伝えればいいのか?その術を持っていませんでした。

そんな中で出会ったのがEQです。
EQは信頼関係をつくる基本である自他の感情を理解すること、好奇心や楽観性といった先を読む力を与えてくれる理論であり、科学的に説明してくれるものです。
EQを詳しく知り、術とすることで自分が大切にしてきたことを伝えられると考えました。それからEQを自分の専門領域として国内外で学び続け、実践を重ねてきました。

EQの専門家としての認知

私のことを日本におけるEQの第一人者と言って頂ける方がいます。
実際には、国内で私にEQを教えてくれた大先輩がお二人いるので第一人者と自称するのは抵抗があるのですが、もし仮に、第一人者と言える点があるとすれば産学連携で企業におけるEQと業績の関係ついて研究を行い学術論文を書いていることです。
『協力行動としてのフィードバックが研修効果に与える影響:情動知能との関連から』
学習分析学会
https://jasla.jp/file/journal/no1/1-3Goto.pdfhttps://jasla.jp/report/
また、国内のEQ関連資格を全て有しており、日本のEQ事情に精通しているというのも第一人者と言って頂ける由縁かもしれません。

そしてSEL教育へ

ビジネス向けにEQによって個人や組織のパフォーマンスを向上するお手伝いを数多くしてきましたが、ここ数年は教育分野での活動に力を入れています。その理由として近年 SEL(Social Emotional Learning : 社会性と情動スキルの教育)として子ども向けのEQ教育が、この日本でも取り上げられるようになってきたことがあります。
私が所属する シックスセカンズ (SixSeconds 米国NPO)は、1994年に出版された「EQ こころの知能指数」(ダニエル・ゴールマン:ハーバード大学 著)に登場したSELのパイオニア的実践校 ヌエバスクールやシナプススクールを運営しています。シックスセカンズは2019年に国連、ユニセフとタイアップしSELを世界中に届ける活動も行っています。
2019年から始まった山形県鶴岡市あつみ地区の「生きる力を育む教育」では、保育園から中学校までSELを中心にした教育を一貫して取り入れています。2023年も現在進行中です。
これからもシックスセカンズの一員としてSELにおける専門性を活かし、日本でも既にSELに関して活動している方々と手を取り合いながら日本の教育に広く取り入れていく活動を引き続き行っていきます。

執筆

・論文
 『協力行動としてのフィードバックが研修効果に与える影響
  :情動知能との関連から』
   学習分析学会
   https://jasla.jp/file/journal/no1/1-3Goto.pdf
   https://jasla.jp/report/

・書籍寄稿
 『自分の強みを見つけよう ~「8つの知能」で未来を切り開く~』
 有賀三夏 著 「コラム「対人的知能」「内省的知能」の伸ばし方」 寄稿

講演実績

  ・ヒューマンキャピタル2016(日経新聞、日経BP 主催)
   「管理職のEQ開発とビジネスの成果」について講演
  ・EQカンファレンス 2015、2018
   「管理職のEQ開発とビジネスの成果」
   「EQ検査データにみる日本の傾向」について講演 
  ・九州産業大学、福岡女子大学
    学長、学部長、職員向けEQセミナー登壇
  ・学習分析学会、芸術思考学会
    論文発表、ワークショップ実施
  ・大阪府立豊中高校
   「World Wide Learning事業」としてEQ特別授業登壇
  ・パタゴニア 日本支社 クライメート アクティビズム スクール(2020)
   「アウェアネスと共感がチェンジメーカーを育てる」講演
  ・山形県鶴岡市あつみ地区
    保育士研修、小中学校教員研修、PTA研修に講師登壇

資格

・Six seconds 国際認定 Advanced EQ Facilitator
 (EQ Practitioner , EQ Assessor)
・Six seconds 国際認定 Vital Sign 組織風土診断コンサルタント
・Trained Facilitator of LEGO(R)SERIOUS PLAY(R) method and materials
・ストラクチャードコミュニケーション® プラクティショナー
・EQグローバルアライアンス EQトレーナー/EQプロファイラー
・株式会社EQ EQPIアナリスト
・山形県鶴岡市公認 鶴岡アンバサダー

所属・加盟 団体

・シックスセカンズジャパン株式会社 データ分析センター フォロー
・一般社団法人 感情活用研究会 理事
・一般社団法人 日本S E L推進協会 理事
・芸術思考学会 理事
・学習分析学会 会員
・ガーラ湯沢スキースクール スキーインストラクター
・(公財)全日本スキー連盟 スキー技術員
・(公財)神奈川県スキー連盟 スキー専門員

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