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なぜ俺は本を売るために書店に挨拶回りをするのか

えらいてんちょうこと矢内(Yauchi)と申します。

しょぼい起業で生きていくという本を上梓しました。アマゾンリンク貼っとけって話ですよね。すいません。自分、不器用なんで。

本の販促のために、書店の挨拶周りに行ってました。お忙しいところ失礼な話ですが、ノーアポで直接、回れるだけ回りました。全国、70店舗以上回りました。

泥臭いですね。朝起きるのがつらくて起業したのに、そのことを書いた本の挨拶周りで、一週間苦手な早起きをしました。

私はこの本を、単にフォロワーに対して売るのではなくて、いままで私のことを知らない、ネットも使わない層に売りたいと思っています。

そのためには、私のSNSでわーわーいってるだけではダメなんですね。書店に並んで、書店で手にとってもらって、書店で売れなくちゃいけない。

そこで、書店の存在をありがたいなぁと思うわけですね。

書店で働いて、その持ち場を離れず、維持してくれている人々のお陰で、わたしの本は売れる(かもしれない)。

ですから、書店の皆さんにありがとう、よろしくおねがいしますと、力が続く限り伝えたいのです。それがわたしの本の内容でもあります。

出版社の担当者に、書店の挨拶周りをしたいと思うといいました。責任者がいないかも知れないから事前に連絡してからいこう、そうでないと無駄足だからといわれました。

わたしはそうは思いませんでした。担当者でなくても、単に掃除をするアルバイトの方でも、書店で働く一人一人の方にお礼と挨拶をして回りたかったからです。

脱社畜サロンとか好きなことで生きていくとか流行ってます。結構なことだと思います。しかし、わたしは地道に場所を維持する、役目を果たす人々のお陰でインフルエンサーだとかなんとかいっていられると思っていますし、その人たちへの敬意を持っていたいし、表明していきたいと思うわけです。

私はインターネット有名人の友達がいません。イケハヤさんとかにすぐ噛み付いてしまうからです。喧嘩をしてしまうのです。地道に仕事をしてるひとを馬鹿にすんなよ、と。

落合さんや堀江さん、堀江さんと西野さんとかが共著なんか出してますが、一切そういったつながりはありません。すぐ「地道に働くひとをバカとかいうなよ」という気持ちになってしまうからです。たぶんおかしいやつ扱いなんだと思います。

戦闘力が全然違うわけですが、それでも地道に働く人々に感謝するという気持ちを書店員さんはじめ、実務を担うことみなさんに伝え続けました。

新宿紀伊国屋本店さんではこうです

新宿ブックファーストさんではこうです

資金も人脈も実績も全然ないけど、必ず勝ちます。

地道に働くひとを馬鹿にして、自由になりたい人から集金するのが新しい思想だとは私は思えません。そういった人たちを照らす光のような本になれるはずです。やっていきます。

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