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光る君へ 感想文

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NHK大河ドラマ『光る君へ』の視聴後の感想を書いてます。 実は、記事のヘッダーは各回の放映時に切り取った画像を使ってるんですよね。 どのシーンを切り取ったか当ててみてください😛
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大河ドラマ『光る君へ』第21回「旅立ち」

第21回は長徳の変で最も悲劇的な定子(高畑充希)の処遇にフォーカスが当たりました。清少納言(ファーストサマーウイカ)の献身とともに彼女の代表作である枕草子が執筆された由来が語られたのですが… まずは「春はあけぼの…」 次は「夏は夜」 この蛍のシーンが美しい。さらに「秋は夕暮れ」 ようやく定子に届いたようです。 このセリフのない長いシーンは印象的でした。しかし、今作の定子が関わるシーンはいずれも綺麗で、制作陣の力の入れ具合には圧倒されますねぇ。 一方、前回、倫子(黒

大河ドラマ『光る君へ』第20回「望みの先に」

第20回は長徳の変、伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)の没落の様をまざまざと見せつける回でしたね。花山院(本郷奏多)へ矢を打ち込んだ事件を発端に、道長(柄本佑)と詮子 (吉田羊)を呪詛した疑いも発覚して兄弟はどんどん追い詰められて行きました。映像の方もカットのほとんどにはお札が写ってまして…それを避けると使えるカットは3つだけ。ヘッダーはわらじを使いましたが、残る2つは… …です。残る2つの方が絵が綺麗なのですが…意表を突いたつもり😛 しかし、いつもどおりの演技の竜星涼に比べ

大河ドラマ『光る君へ』第19回「放たれた矢」

第19回は、伊周(三浦翔平)と隆家(竜星涼)の大失敗、長徳の変として知られる事件(の前半)でしたね。その間抜けぶりがコメディを思わせるのですけどこれも史実で、ドラマに登場する伊周と隆家もこれまでの回とはうって変わって落語のような演出でした。 ですが、じぃじの目に止まったのは… この惚けたふたりがじぃじは大好きです。惚けたと言えば道長(柄本佑)とまひろ(吉高由里子)の関係を疑うこちらのふたりも… このふたりの惚けた感じもじぃじは好きです。 さて、毎度恒例の視聴率の話。前回

大河ドラマ『光る君へ』第18回「岐路」

第18回は、道兼(玉置 玲央)退場の回でしたね。が、ハイライトはやはりその後の詮子(吉田 羊)vs 定子(高畑 充希)の争いですかねぇ。印象的だったのは定子と一条天皇(塩野 瑛久)のラブシーン 本当に綺麗なラブシーンでしたけど…正直「これ、大河ドラマ?」って思っちゃいました😛 対する道長(柄本佑)夫婦は?というと… しかしこの夫婦、なんでこんなに地味なんでしょうかねぇ? そんなんだから姉の逆鱗に触れてしまいますが… じぃじは、このおっとり夫婦が結構好きです。 さて、毎

大河ドラマ『光る君へ』第17回「うつろい」

第17回は、道隆(井浦新)率いる中関白家と残る兄弟、道兼(玉置玲央)詮子(吉田羊)道長(柄本佑)の間の溝が深まった様子が描かれましたね。 もっともじぃじの目を引いたのは骨肉の争いではなく、乙丸 (矢部太郎)と百舌彦 (本多力)のおとぼけコンビの困惑した様子でした。 冒頭から、まひろ(吉高由里子)が登場して… 一方、道長の方では… 「もういい加減して」と二人で揉めてると… すべてを知ってる彼らの困惑は深まるばかり…とこれまた微笑ましいシーンがじぃじは好きです😛 さて、

大河ドラマ『光る君へ』第16回「華の影」

第16回は、道隆(井浦新)の専制が度を過ぎて行く…またまた繋ぎの回の印象だったのですが、男性のペアが目を引いたというのが、じぃじの感想です。まずは道長(柄本佑)と道兼(玉置玲央)… このシーンが映像として目を引きましたねぇ。その後のこのカット… 何だか少女漫画のようなコマ割りだと感じたのはじぃじだけでしょうか? 続いては、乙丸と百舌彦が並んで座ってるシーン。 この微笑ましいシーン。文字どおり「ちょこんと座ってる」様子に、童話『白雪姫』の七人の小人を思い出しちゃいました😛

大河ドラマ『光る君へ』第15回「おごれる者たち」

第15回は、倫子(黒木華)がちょっとしか出てこないので、しょんぼりのじぃじです。兼家(段田安則)が身罷った後を描いてましたが、ちょっとなんだかダークさがなくなってしまって…正直、繋ぎの回って印象でした。 シーンの合間は結構印象的なカットだったんですがねぇ。 久しぶりに見たききょう(ファーストサマーウイカ)が清少納言になりましたが、オーバーな演技がばかりで…結局ゲットしたのは次のカットだけ。 それから、倫子姫は今回も困り顔ばっかり… 結局、今回のハイライトは、道長(柄本

大河ドラマ『光る君へ』第14回「星落ちてなお」

第14回は、兼家(段田安則)の最後の回でしたねぇ。 象徴的なのがこの扇子。 復習を遂げた明子(瀧内 公美 )、何も知らずにいたわってくれる道長(柄本佑)への気持ちにも変化があるのかな? 一方(じぃじの推しの)倫子(黒木華)は世帯じみて、すっかり妻の顔。 特に今回は夫婦のすれ違い感が強調されていたような? ほんと「何考えてんだ道長」って感じでしたねぇ😛 さて、毎度恒例の視聴率の話。 第13回(前回)の視聴率は10.9%と微増で、前作『どうする家康』と益々拗れて来ている

大河ドラマ『光る君へ』第13回「進むべき道」

第13回は、兼家(段田安則)の老いが陰謀パートのメインテーマでしたが、やはり愛憎パートの方が支配的な回でしたんねぇ。 じぃじの推しの倫子(黒木華)姫は前回に続き… 今回もいろんな表情を見せてくれました😂 「…その手紙を書いたのは目の前の女」と視聴者に妄想させるあたりがこのドラマの美味さなんでしょうねぇ。ラストシーンは緊張感マックスの… メロドラマ全開で次回まで引っ張られてしまいました😛 で、毎度、興醒めで申し訳ない視聴率の話です。 第12回(前回)の視聴率は10.6

大河ドラマ『光る君へ』第12回「思いの果て」

第12回は、倫子(黒木華)が大活躍で喜んでるじぃじです。 今回は早い時間から倫子が登場します。この弾けるような笑顔のシーン😂 父が官職を失ったことにより生活苦に追い詰められるまひろを慰めるシーンですね。苦労知らずの倫子は天真爛漫さ全開で… このまひろ vs 倫子のシーンから北島マヤ vs 姫川亜弓を連想してしまうあたりで歳がバレるじぃじです。 次は穆子(石野 真子)と一緒に道長(柄本佑)の品定めをする倫子。 黒木華はこの表情、感情まで計算して表現しているんでしょうかねぇ

大河ドラマ『光る君へ』第11回「まどう心」

第11回は、倫子(黒木華)のアップが多くて喜んでるじぃじです。 冒頭のまひろを諌めるシーンでは怖かった顔も、 後半のガールズトークになると… やはり女子は怖いですねぇ…😛 それから、ここ数回続くまひろと道長の密会には、乙丸(矢部太郎)も苦情を言ってましたが… まぁ、これがあるから恋バナになる…ってことなのかな?。 で、毎度、興醒めで申し訳ない視聴率の話です。 前回の第10回の視聴率は10.3%で、微減だったようです。 今回も視聴率の表を掲載しておきます。 ついでにグ

大河ドラマ『光る君へ』第10回「月夜の陰謀」

第10回は、シーンを繋ぐのカットの月が美しかったですねぇ。 最も印象的だったのはヘッダーの逢引きシーンの月です。直秀(毎熊克哉)の悲劇で絆が抜き差しならぬところまで深まってしまった、まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)。 確かに、こんなシチュエーションでは女子の方が論理的になるよなぁ……と、このシーンに圧倒されてしまった …結局、タイトルの「月夜」部分に圧倒されて「陰謀」部分の方が全く頭に入って来なかったじぃじです。先日投稿した次の記事でも紹介したように… 脚本の大石

YouTubeでの大河ドラマ『光る君へ』の関心

動画配信サービスには全く関わってないじぃじですが… Netflix の『忍びの家 House of Ninjas』が凄い人気なんだそうですね? 今後はドラマも動画配信サービスがメインストリームになるような勢いですが、ふと「NHKの大河ドラマってネットではどう評価されてるの?」と思ってしまって…YouTube での大河ドラマ『光る君へ』の関心を調べてみることにしました。YouTube で『光る君へ』を検索して見つかったチャンネルを、先日、投稿した次の記事に書いた方法で集計して見

大河ドラマ『光る君へ』第9回番外編

お話がちょっとエグかった第9回は、案外、あとに尾を引きますねぇ。 主演の吉高由里子さんのツィート… しかし、朝ドラ『まんぷく』の塩軍団といい、彼は紅蓮隊というか、やんちゃ隊というかのメンバーでキャスティングされることが多い。ちなみに今回で退場した毎熊克哉氏のインタビューはこちら… 全48回〜50回の長丁場である大河ドラマは、演者もやたらめったら出入りが多いのが恒例で、主演は客演の受け入れと送り出しに1年間を費やす、ある種の狂言回しのような役回りも担わされる、これも恒例。