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【Fs】清水優心と言う男

いきなりだが、北海道日本ハムファイターズ
背番号10

清水優心と言う男をご存知だろうか

2014年ドラフト2位指名で日本ハムに入団
2016年にはフレッシュオールスターに出場
高卒4年目となる2018年は86試合、2019年は98試合に出場しOPS.687
これだけ見れば私の性癖をどストライクで射抜くプロスペクト捕手である。

このまま行けば新球場の開幕マスクは彼が被っているはず……だったのだが……

2020年 69試合 打率.193 (.311/.234/.545)
2021年 100試合 打率.206 (.290/.294/.584)
2022年 30試合 打率.194 (.210/.219/429)

どうしてこうなったよ

2020年から送球難・ブロッキングに苦しみ初め、その影響か打撃も低迷。
リードに苦言を呈されることも多く、昨年では勝利した試合にも関わらず「ちょっと逃げていたリード」と試合後BIGBOSSにコメントをされる。

昨年に至っては2年目の古川選手が36試合に出場、宇佐見選手が1年を通して好調を維持し80試合に出場と若手やライバル捕手に出場機会を奪われる形となってしまっていた。彼がスタメンマスクを被り黒星を献上した日にTwitterを見るのはやめた方がいい。

更に球団はオフにFAとなったオリックス・伏見寅威選手を獲得、出場機会を奪われてしまっていた清水選手に更なる逆風が吹く形となった。


…とまぁ、ネガティブな話を続けてしまっているが、私は清水選手を全く諦めていない。

ここ3年間は悔しいシーズンを過ごしている清水選手だが、高校生だった清水選手も早いもので今年は27歳のシーズンとなる。
流石にその年齢となればキャリアハイと呼べるシーズンが欲しいものだ。(どうでもいいが筆者と同年代である)

ポテンシャルはハムファンも知るところだろう、捕えた打球の飛距離、地肩の強さ……
リーグを代表する捕手になれる潜在能力は持っているはずなのだ。

昨季は29歳の宇佐見選手が81試合に出場し打率.256 OPS.668と飛躍。課題だったブロッキングも大幅に改善し1番手捕手に名乗りを上げた。失礼ながら一昨年まで打撃も守備もお世辞にも一軍レベルとは言えなかった宇佐見選手がである。

栗山監督は「捕手は年齢を重ねれば重ねるほど味が出てくる」みたいなことを前言っていた気がする(違ったらごめんなさい)、確かにいくらデータだ配球だと言っても、最後はゲームに出場している自身による直感や経験によるところが大きいのも捕手と言うポジションの特徴だろう。

成績が低迷しているシーズンが続いているからとはいえ、諦める理由にはならないのだ。少なくとも私の中では。
昨年のトライアウトでも結果を残せず、オフにはトレードが噂されたりした彼だが、数少ない彼の活躍した試合を見る度にもっとやれるはずだと思う。
2018年、東京ドームで放った2打席連続ホームランが私は忘れられないのだ……

宇佐見選手がBIGBOSSの少しのアドバイスで飛躍したように、清水選手もそう言った少しのきっかけ1つでガラリと姿を変えるかもしれない。

今年はタイガースの梅野捕手と自主トレを行っているみたいだが、様々な選手と交流を持ち色んな考え方を取り入れてほしいと思っている。それが清水選手を捕手として成長させ、覚醒させる金言となるのかもしれないのだから。

清水選手のInstagram

一昨年は髙濱祐仁選手が、
昨年は松本剛選手、谷内亮太選手と長年燻っていた中堅選手が爪痕を残すシーズンとなった。

それに続き今年こそ、今年こそは…
"清水優心、お目覚め"となる1年にしてほしい。


私はエスコンフィールド北海道で清水選手が20HR放つのを夢見て今夜も眠るとしよう。

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