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2023年に遊んだゲーム備忘録

2023年振り返り記事のつもりが、今年もしょっぱなからゲームを遊びまくっていたら1月が終わりそうだったのであわてて書き上げました
あわてて書き上げたけど合計すると2万字になったので、興味あるゲームだけかいつまんで斜めにでも読んでいただけたらうれしいです
今回は見出しを新作/旧作で分けました

2023年のなすさんへ:またこれやるつもりならせめて上半期下半期単位くらいでは一回まとめておけよ 2022年から余裕ではみ出したなすさんより

https://note.com/ergosphere/n/n890063793275
2022年に遊んだゲーム備忘録|なす

人の話も聞かなければ自分の話すら聞かないのが全面的に悪いよ

22年の末くらいだったかな? RCA→HDMI変換器を買ってスーファミ、64、GCのゲーム環境を整えました
4月まではだいたいレトロゲー、5月からは今年発売のゲームをたくさんやる一年だった気がします

あとそんなにあらすじの話はしてないけどネタバレに配慮もしてません
もしこれからやる予定で未プレイのゲームがあったらかなりお気をつけてご覧ください
半分くらいは当時ツイッ……Xで呟いたことの焼き直しです

タイトルによって書いてる感想の量にかなり差があるんですが
たまたま書くこと思いついたか、何も言わずに満足したか(?)の差であって
サラッと流した作品もだいたいスゲー楽しんでます

リメイク・レトロゲー含め全タイトル初見プレイです


2023年新作

ティアキン

発売日から2週間くらい平均睡眠時間3時間未満だった 毎日朝までやってた

・パケ版を購入
DL版ならカタログチケットで割安になるし当日0時から遊べるのでかなり迷ったんですが、
レトロゲー(……GCゲーをレトロゲーと呼ぶことに未だ抵抗がある)に手を出す傍ら3DSのニンテンドーeショップがサ終したのもあり、
ブレワイの続編なんて絶対名作に決まってるんだから手元にソフトを残したい気持ちが勝った
それだけ期待しまくって始めたティアキンですが、プレイしてみたら期待以上に面白かったから本当にすごい

・冒険がとにかくワクワクする
年末に「寄り道するよりメインクエストをどんどん進めるプレイスタイルであってもゼルダの『自由度』がうれしいのはなぜか」みたいな話をお友達としてました
自由度があることによって、メインクエを”やらされてる感”、作業・義務・お使いみたいな感覚がなくて
プレイしている間ずっとワクワクできるんですよね

拠点に戻ればだいたい次に行く場所のヒントが貰えるけど、別にヒントを聞きに戻らず自分から行ってもちゃんとそのまま話が進む
鳥望台から街や集落が見えたら自然と行きたくなるし、
ブレワイを思い出して「あの街って今はどうなってるんだろう?」と気になって向かってみた先でメインのストーリーも自然と進んでいくなどする感覚、寄り道をしてもしなくてもどこまでも自由な冒険ですごく楽しい

・ストーリーもとにかく気分がいい
姫が行方不明になった事情を説明したとき、誰も「お前がついていながら」みたいな反応をしないで、みんな前向きな協力を申し出てくれるんですよね
各地ではいろいろと困ったことが起きていて、ショッキングな事実に向き合う場面もあるけど、
たくましく生きるハイラルの民の話を聞いたり、リンクの手が必要とされていて、手を貸せば報われるクエストを積み重ねたりする中で気持ちよく冒険できる
最後まで「こういうのでいいんだよこういうので……あ〜〜〜〜こういうのこういうの、最高〜〜〜!!!」っつってた
ゲームプレイ中に語彙あったことない まるでゲームプレイ中じゃなければあるみたいに言うね

・みんなで攻略について話しながら遊ぶのもめちゃめちゃ楽しい
ビッグタイトルだけあって発売時にやってる人が多く、ゲーム友達とDiscordで連日休み時間に新作ゲームの攻略情報を交換する小学生みたいな会話ができて楽しかったです
「この祠面白かったよ」という情報を都度やり取りできたり、
板を繋げて長ーーーい橋を作ってダンジョンのギミックを無視する姿を画面共有で見ていたお友達に呆れられたところに「がんばりゲージ多いからそこパラセールでいけました」と別のズルが現れたり、
モドレコでやっぱりズルして切り抜けたギミックを「ここ正攻法なんだったんですか?」って聞いてみたら最初から置いてある足場を誰一人使ってなかったり、
レールの上をうまく走る乗り物をクラフトする謎解きの祠でレールの上を歩いてクリアした報告があったり……
ソロゲーなのにみんなで遊んでいる感覚で楽しめるのは発売直後の人気タイトルならではでした
今年もありがとうお友達、ありがとう任天堂、ありがとう世界

序盤からバクダン花とかライクライクとかの過去作オマージュを見せてくれたのも良質なにっこりポイント ファンサの火力が高いぞ

スト6

https://www.streetfighter.com/6/ja-jp

・Steamでプレイ
発売から1週間くらい経ったあたりで買ったんだったかな?
対戦初心者から上達していこうとする経緯については以前ちょっと書かせてもらいました

ソロでストーリーを遊べるワールドツアーモード(以下WT)をEDまで遊んだのでここでは主にそちらの感想を

・購入のきっかけの半分がWT
もう半分はモダン操作の存在だったんですが、そっちは思ったより全然ムズいじゃん!!!って狐につままれた感じでした
いやどうかな いうてモダン操作の少ないボタンで始めたお陰で挫折せずに済んだところは大いにあるかもしれない
サブでクラシックJP触ってるんですがモダンルークに比べてボタンと技があまりにも多く感じる ムズ~~~い

通話でWTを楽しそうにやってる人がいたから、このモードを楽しめれば格ゲー向いてなかったとしても元は取れるかな? と思って買いました

・キャラクリが長い(褒め言葉)
身長、体格(ガリガリ/ムチムチ/筋肉質、頭の大きさ、肩幅……)、そして顔つきがかなり自由に作れます
WTの主人公としてずっと動かすし、バトルハブ(バーチャルゲーセンで遊べるモード)のアバターとしても使えるので好みの外見を作れるのはやっぱりイイです 見ていて毎秒うれしい
飽きたらいつでも作り直せるのも気軽でイイ(WTのゲーム内通貨でかなり軽めの1000円、キャラクリ保存枠の追加もリアル課金で可能)

着せ替えも一部の上着はシャツと重ね着できるし、何パターンか染色することもできる
アクセサリでかなり序盤に眼鏡を入手できるのも助かるし、サイズや付ける場所を自由に設定できるのも凝ってるな〜と思います
たとえば缶バッジみたいなアクセサリを頭でも胸でもケツポケットでも好きな部位に、好きなサイズ・位置・向きでつけられます

モデリングソフトみたいな3Dギズモを表示しながらいじれる自由度

もちろんモンハンみたいにマイセット登録して着せ替えできます
アバターのオシャレの幅を無課金で広げるモチベーションで遊ぶこともできるモード、WT

・チュートリアルとして優秀
「どのボタンを押すと攻撃が出るの?」レベルのところからドライブゲージを使った固有システムまで、
チュートリアルを出して親切に説明してもらっても間違いなく覚えきる前に飽きてしまう量の内容が、WTを進めていれば自然と身についてくるのはうれしいポイントでした

雑魚戦での操作の慣れ、アリスたちの操作チュートリアルサブクエ、コマンド入力やパリィを使うバイト、雑魚戦よりもガードなどの操作を意識させられるボス戦…といった要素のお陰で、
WTがある程度進んだ頃には前後左右移動とガード・ジャンプ、タゲコン、1ボタン必殺技、アシストコンボを使ってある程度「キャラクターを動かせる」状態にたどり着けたのが、初心者目線とっつきやすかった

あとこのモード、各プレイアブルキャラと師弟関係を結んで会話できるのでキャラに親しみを持てるのもとてもいい
声と顔と勝利セリフしか知らないのと比べて各キャラの解像度がグッと上がってそれぞれ好きになったので、今めっちゃPixivをみています
格ゲーはおじしかやってない、新規が入ってこない……みたいな嘆きの声を昔はTwitterでちょくちょく聞いたんですが、
推しのVがやってるからスト6で初めて格ゲーを始めたお友達や、春コミでジャンルどころかCPのプチオンリーまで開催される女性人気を見ていると、そのあたりの嘆きが過去のものになった印象さえ受けます 老若男女にヒットさせるゲームの作り方と売り方がうまい

・話は重いがドライな読後感
WTのストーリーね〜〜〜あの結末で良かった? と考えたらぜんぜんめでたくないし、俺のせいでもあるじゃんっていう後味の悪さもあるんですけど、終わったあとのルーク教官の労いも、強さとは何か? のミッションクリアも、ジュリちゃんやJPへ普通に弟子入りできるシステムも、
意図的なドライさみたいなものを感じたのがある種の救いだったというか……後味の悪さをいつまでも残そうとはしないお話の作り方に見えました かなり個人の感想です
まあボシュくんとはまた一緒にピザ食ったり教官の悪口言ったりファイトしたりしたかったよね もちろんしたかったよ

プレイ中「この主人公何考えてるんだろう? お人好し? すごく流されやすい?」みたいに最初はちょっと不思議に思ってたんですけど、
カバン偽造返却事件であっわかったこいつマジでなんも考えてねえぞ!!!! ってめちゃめちゃウケました
あそこWTで一番好きまである 何食ってたらあんなエピソード思いつくんですか?

公式サイトの前日譚も読みました
別の角度の被害者目線でナイシャールという国のありようを描いてあって、WTと合わせて面白かったです
ケンのvsルーク勝利セリフで一億回聞かされた「ナイシャールでは世話をかけた」ってなんの話? とかわかってスッキリしたし良かった

https://www.streetfighter.com/6/comics/ja-jp/

ちなみにランクマの方は記事を書き上げた日の朝になんとかダイヤ4まできたところです ルーク、調整で咎められる筆頭枠にいそうなのでどうにかその前にランクを上げたかった
もしマスター踏めたらまたなんかnote書くかもしれません 書けたらいいなあ!!!
無限に文句を言いつつ、やっぱりトレモよりランクマのほうが楽しいのでランクマばかりやっている

ありがたいことにまだまだいろいろ教えてもらっているのですごい量のメモがある
伸びしろを教えてもらえると道しるべになってなんだかんだうれしい

FF16

話したいこと多すぎてたぶん一番長くなった 項目が
とりあえず好きだったところと自分にはあんまり合わなかったところの話をそれぞれします
あっその前に一つだけいいですか? タイタン戦の曲でウオオオオオやっぱりやってくれるよなぁマサヨシソケン!!!!!ってアガりまくった

Disc 5のトラック4とトラック5 っていうか8枚組ってなんだ? 正気?
個人的には祖堅節のバンドサウンドもっともっと聞きたかったな
いやゲームのコンセプトに合わせてクラシカルで荘厳な曲を真面目にいっぱい作ったんだろうなって意図はわかるんですけど……
ゲームBGM、そうあるべき(ゲームが主役、BGMはあくまでゲームを面白くするための演出のパーツ)だろうとは思うんですけど……
でも祖堅さんのバンドサウンドBGMめちゃめちゃ好きなんだもん~~~~~~!!!!!!

【好きだったところ】

・いい意味で開発がやりたいことやってる感
やりやがったコイツ! って思うシーンはやっぱり遊んでて嬉しいですね
最強グラフィックの大召喚獣バトル(プレイヤー操作)とか、
ストーリーの山場ではこまけえことをつべこべ言うより全力で熱く盛り上げて、何もかも熱さでゴリ押してくれる気持ちよさとか
そういうのが見たくて物心ついたときから今までずっとFFファンやってる

ファンサしてくれてる部分もあると思うんですけど、なんだろう、FFってそういう「開発が『これをやろう』って決めたことをやるのに惜しみなく金と工数とアイデアをブッ込んだ、ここでしか見られない良い意味のバカの表現」を楽しませてもらえるシリーズだと思っている節がある いちファン個人の感想です
そのへん、期待していたものをバッチリお出ししてもらえてよかったです もうここをちゃんと満たしてもらっただけで発売日フルプラで買った甲斐はあるよ
なんとかやりたいことを好き勝手やるシリーズのまま続いてほしいな、ファイナルファンタジー…………

・戦闘が勝手にカッコよくなって気持ちいい
アクションゲーの難しいところを排除してプレイヤーが気持ちよくなれるエッセンスだけ抽出したようなアクション戦闘、お見事でした
複数の敵を範囲技で焼いたり、打ち上げてコンボを繋げたり、予兆を見てタイミングよく回避したり、ダウン取ってバーストで大技を連続で叩き込んだり……という、やっててなんか俺うまくね? って感じるような気持ちいいアクション要素が、お手軽操作のいちいちスタイリッシュでカッコいい演出で楽しめてとてもよかったです

・ファンサもりもり
FF、チョコボとかシドとか飛空艇とかはシリーズお馴染みの伝統の踏襲だけど、16はその範疇を超えて過去作の話ひっぱってくる小ネタが多かった気がする
ところどころニコニコした、うれしい 14でしょっちゅうニコニコさせてもらってるのと同じ感情

【合わなかったところ】

・テンポ感が不満
ゲームやってる人間、コントローラを操作したいんですよね(過大主語)
手を止められるストレスを感じるところが細かい点で多かった
いくらなんでもコントローラを操作させない時間が長すぎないか? と感じてしまう一方、
(次の項目と重複するんですが)ムービーのあと10秒くらい操作してメインクエ目的地まで歩いたら5分ムービー見て……みたいな進行があるところはそれならいっそ1個のムービーにしてくれた方がマシとさえ思った

加えて、せっかく戦闘はスタイリッシュで気持ちいいのに一部の戦闘後とかクエストクリア時とかに画面を止められるのが煩わしく感じてしまう
クエストクリアもレベルアップ・アイテム入手も、HUDでメッセージ表示するだけで画面切り替えを挟まず進行させてくれたらうれしかった ローディングの都合でそうはいかなかったりとかするのかなあ……?

・メインストーリーを進めるのが億劫
かなり作業のように感じてしまうんだよな、メインストーリーを進めるのが
話自体がどんなに面白くても、話を聞いて、次のクエスト目的地まで歩いて、話を聞いて……を繰り返しているとどんどんめんどくさくなってきてしまう

これは16に限らず最近のRPGあるあるな感覚だとは思う
いや、昔のRPGをやると感じがちな「次どこに行ったらいいの?」がわからずウロウロさせられている時間がゲームプレイとして面白いかっつったら全然面白くないので、
最近のゲームの、クエスト目的地をわかりやすく示すやり方自体はユーザーフレンドリーに進化した結果だと思うんですけど……
その結果、RPGのゲームプレイがただミニマップ上のある点からある点まで歩くことを繰り返すだけの作業になりがちっていうか……どうしたらいいんだろうなコレ

ティアキンの話で先にちょっと触れたんですが、メインストーリーを「やらされてる感」を強く感じてしまうことが多かった
じゃあティアキンみたいにすればどんなゲームもこの課題を解決できるかっつったら(RPGは特に)コンセプトの違いでそうもいかんってことの方が多いと思うし、……むずかしいねえ……

・ストーリーがずっと世知辛すぎる
いやここは特に個人の感想に過ぎないというか、単純に僕がダークファンタジー苦手ってだけだとは思う、たぶん好きな人は好き
お話の作り自体はすごくよくできてるなと思ったんですよ
予想がつきそうでつかない展開のもどかしさ、「早く続きをプレイしてもっと真実を知りたい」というモチベで物語に引き込んでいくのが上手だし、世界設定もその中に生きるNPCたちの性格、信念、感情、文化みたいなところも、とても丁寧に作り込まれている印象でした
だから作りが粗いとか物語が下手とかじゃ全然なくて、胸糞悪い話があまりにもずっと続くことに僕がイラつき続けてただけなんですけど……

ただシリーズ人気No. 1が10(大投票調べ)なのとかってやっぱりそういうことじゃないんですか!? なんだかんだ言ってみんなやっぱりハッピー寄りの話好きなんじゃない!?!?? って思うんですよ イヤ10も道中にしろEDにしろしんどいとこいっぱいありましたけど……なんだろう……そういうことじゃなくてさァ……!!!(ろくろ)

あっあと良かった悪かったの枠の外で意外だった点の話もしていいですか?

・えっち
えっちだった シリーズの他の作品に比べたら二回りくらい直接的な表現で
PCゲーとか携帯機なら個人でやることが多いけど、PS5ってだいたい一家に一台お茶の間に置いてあってプレイするかもってこと、さてはお考えになってくれてねえな!? となる直接的なえっちさ
裸の男女が寄り添って世界と自分たちについて語るシーン、そのシチュエーションでその話をする表現をもってしか描き出せないものはあるわなって思うのでまあ……こう……今までやってこなかったストーリー表現も臆せずやってくれたという意味で良かったと思います

Youtube配信中にいただいたコメント

Starfield

・Steamでプレイ
先行アクセスで遊んでる人のプレイが面白そうだったのと、エルダースクロールシリーズのオブリビオンとスカイリムが好きだったので、同じ会社が出すRPG話題作なら面白そうだなと思って確か発売日に買いました
ストーリークリアまでは50h弱、ベセスダのゲームを初めてちゃんとクリアしました(オブリビオンもスカイリムも横道に逸れまくってメインクリアしてない……)

これも買って一週間くらい連日朝までやってました この手のゲームハマるとやめ時見失うよね……常に続きがやりたくなる、仕事中も一刻も早く帰って続きが遊びたかった

・ストーリー上での高位存在の描き方が好み
中盤、物語が大きく動き出したときは「急に風呂敷バカデカくなるじゃん……?」って心配になったんですが、いざエンドロールを迎えてみるとだいぶ腑に落ちる感じでたたんでもらえてとてもよかったです

高位存在的なものがキーになる物語で、それに自分たちで完全に対処できてしまうと、いうてしょうもないじゃん、となって話の核心部分そのものがつまらなく感じてしまう
かといって何もわからないし対処もできない謎の強大な存在のまま終わったら、ただの投げっぱなしストーリーになっちゃうじゃないですか
どちらにも陥らず、主人公の冒険に報いる知と神秘性の塩梅が良いな~と感じました かなりスッキリできた

あと周回プレイや、周回時にもう展開が分かっている部分はスキップしてもいいよ、というシステム自体にストーリー上の意味を持たせる作り方もすきでした ゲーム世界の良い作り方

・ウォルターのおじさんがどんどん好きになってしまった

最初は皮肉屋の嫌なオッサンだと思ってたのに……ビジネスパートナーの奥さんとのラブラブ軽口とか、荒事すぎる取引にもノリノリで自ら顔出して憎まれ口叩きながら一緒に銃ぶっぱなしたり走ったりしながら切り抜けてくれるところとか……
金と立場のわりにロマンチストでお茶目なオッサンすぎる すき

エルダースクロールでも盗賊ギルドとか暗殺者ギルドとか、アウトローな寄合の中にある掟や秩序みたいなのが好きで真っ先に関連クエ進めてたので、これも紅の艦隊関連クエストけっこうワクワクしました
しかしサブクエ全然まだ最後まで終わってない ほんと珍しく寄り道少なめで遊んだんだよな メインの続きがずっと気になる展開だったから……

夜間警備

・Steamでプレイ

は?

なんかもうタイトルが怖そうだし、チラズアートの名前はRiJとかでもちらっと知ってたからホラゲだよね? って思いながら起動したんですがやっぱりホラゲでした ふざけやがって💢💢💢💢💢

送ってきた人もホラゲ嫌いなくせに人がやってるときは「ほらちゃんとトイレの電気も確認しないと(※トイレのドアの窓から何かがめっちゃこっち見てる)」「後ろ確認して敵の位置見なきゃ捕まっちゃうよ(※すげー怖いやつに追っかけられてる)」って嬉々として煽ってきてクッッッッッッソ腹立ちました

内容はまあそんなに操作ムズいとかはなく、シンプルでサクッと遊べるホラーなのでワイワイ配信しながら遊ぶのにちょうどいいゲームだったんじゃないかなと思います
ギフトありがとうございました、ホラゲだけは二度と送ってくるな

8番出口

・Steamでプレイ

ん?

話題になってるのは見てたから実は結構気になってたし、送ってくれた人が「怖くはないゲームを送りました」って言ってたので一応僕は信じてたんですよ
なんか始めて数個目くらいでグラサンが二人いる異常引いて「これ異変? 異変なんか? 単にちょっと違う人がいるだけで異変ではないとかある?」ってグラサンに近づいてしげしげ眺めたあと振り返ってバッッッカデケエ声出ました ふざけやがって💢💢💢💢💢💢💢💢

クリアタイム2h弱かかりました
結局全異変を発見するまで地下通路に閉じ込められ続けていた

死ぬほどビビり散らかしたたけどやってて楽しかったです
送っていただいてありがとうございました
でも怖いゲーム送るときはちゃんと「怖いゲーム送った」って言ってくださいね あらゆるSNSでスパブロするので

マリオワンダー

・Switchでプレイ
カタログチケットで買った気がする あっじゃあまだ1枚余ってるな、またなんか買えるぞ~
ストーリークリアまでは10時間ちょいでした 収集要素とか高難易度ステージとかまだまだ遊べるところがある! うれしい!

1面ごとに好きなところで区切れるので、気が向いたときにフラッと遊べていいですね
「じっくり系のソロゲーを起動するには腰が重いけどちょっとだけゲームしたいな~」みたいなとき軽い気持ちで起動できるゲームはQoLに効く
イヤもともとずっとその枠にオンラインマッチでランクマがあるスプラとかを入れて生きてたんですけど……今ならスト6になるかな……あの手のやつは要件を満たすがとにかくあったまりすぎて体に悪い

・ゆるーく協力プレイできてたのしい
同時期に買った人とだいたいペアで遊んでもらってたんですが、プレイ中ずっと「たすけて! たすけて~!!」って言いながら空を泳いでいたら
「なすさんと遊んでると自分がゲーム上手いような気がしてくる」とお褒めの言葉を頂きました

かなり大量にコインが配置してあるおかげで、死んでリスタートしてももう一度通る道中でどんどんコインがたまって簡単に1UPするので、ストーリー攻略中は残機に余裕がある印象でした
(協力プレイで助けてもらったおかげももちろんあるんですけどね……)

・とにかく「退屈しない」工夫に満ちたゲーム
「ここ何かありそう」と引っかかるところがあちこちに用意してあって、ちゃんと10フラワーコインや裏ゴールが配置されているところ、やっててすごく楽しいポイントでした
フラワーコインのありかや取り方を考えてきょろきょろウロウロできるので、アクション難易度の低いステージでも退屈しない

ワンダーシードで起こることも毎回そうきたか~って新鮮な面白さやなんでもあり感、爽快感などがあってやっぱりずっとたのしかったです

残機が減らないバッジチャレンジと、ストーリー上クリアが必須ではないスペシャルコースは
通常ステージと比べると明らかに遠慮なく作っている印象でした
デスペナ軽いけど何度チャレンジしてもいいよ! という作りの高難易度アクションはやっていて楽しい
次こそは、と無限に再チャレンジしたくなる良いデザインの難しさでした

クリアしたとき30機くらい余ってたのがスペシャルコース1つで全部溶けた

レトロゲー・リメイクほか

ポケモンスナップ

・Switch Online + 追加パックでプレイ
リアタイで気になってたけど持ってなかったやつ
クリアまで3時間ちょいとかだったんですけど体感は20分くらいでした どっちを向いてもいろんなポケモンがいろんなことしててかわいくて楽しい〜〜
もし任天堂さんがVRタイトル出すことがあったらぜひこれやってほしくない? どうでしょうか ポケモンスナップVR

言ってしまえば最初は単なるRPGの(仲間にもできる)敵キャラ枠だったポケモンたちが、走り回ったり飛んでたり餌を食べたり技を出したり、他のポケモンやプレイヤーを意識して動いたり……と架空の「生き物」として命を吹き込まれてイキイキ動いている生態を観察できるゲームが64の時代に既に出ていたんだなあ、ってのは改めて考えると衝撃的でした

珍しい写真を撮って数字(博士の評価)を稼ぐためにポケモンに餌をぶつけたり巣に臭い玉を投げ込んだりというプレイヤーの所業、完全にSNS映え狙いの迷惑人間なんだよな

スターフォックス64

・Switch Online + 追加パックでプレイ
たしか2022年末くらいからやってたんですがスターウルフ戦がムズすぎて何度やっても失敗し、結局クイックセーブを解禁してなんとか真EDみました 激熱じゃん!!!!こんなEDみんな見なきゃだめじゃん!!!クッソムズいところに隠すな いや当時のガキどもゲームうますぎんか!?

フォックスくん、字がかわいすぎる

CELESTE

・Steamでプレイ
これも2022年末からやってたやつ なんとか9面クリアまでできたァ~~~うれしい~~!!!!!!
2Dアクション苦手なのによく頑張ったと思いません!? 偉業だよ 褒めてくれ
いや本当にうれしかったしちょっとだけ自信になりました アクションゲームも楽しめるんだなって アホほどキレ散らかしながらやってたけど

マジでムズかったんですが、画面ごとに試行錯誤しながらルートを考えて、それがゴールまで通ったときの達成感は毎回すごい気持ちよかった ムズいけどいろんな人に勧めたくなる良いゲームです

クリアまでの死亡回数16.9k回 がんばったねえ……

IWBTG

・やってたのはたしかリマスター版だった気がする
エラー落ちとかがリマスターで改善されていると聞いたのでこちらを
CELESTEでもうヤダ~~ムズいアクション無理だよォ~~~っつってたら勧められたんじゃなかったっけ おかしくないか???????
ちなみに未クリアです

めくるめく初見殺しに一生バーーーーーカ!wwwwwってキレ散らかしてた 楽しかったですね

Youtubeのコメント「竜巻よけれんか~~」
なんで?
なんで?????

呪いの館

アイワナ投げたら教えてもらった(?) イ゙ェアアアア!!
いやなんなんですかあのゲーム、突っ込みどころがぜんぜんイ゙ェアアアア!!! だけじゃ済まなかった
すごく配信向きのゲームだと思います 元気出る
これも未クリアなんですけどまたやりたいな

ダンガンロンパ

・Steamでプレイ
モノクマがあまりにも生理的に無理すぎて積んでたんですが、やってみたら普通に推理ゲーとして面白かったり激熱展開があったりして楽しかったです モノクマは無理

ジェノサイダーちゃんがずっと陽気なムードメーカーですきでした カワイイ
葉隠くんの3回留年した20歳で女性問題の訴訟案件を抱えてる設定、どうしようもなさでブレねえ男すぎて好き 本当に必要だったのか? その設定
十神くんがどんどん人狼で情報持ってなくて困ってる素村にしか出せない白さを出してきて後半もはや癒しギャグ枠に収まってたのもずっとウケてた

霧切さんは拗ねまくってるときだけなんやこのアマ……って引いてたけどだいたい好きな感じの女でした
クールな一匹狼ムーブのミステリアス女が実は主人公のこと熱く信頼してくれてるやつ嫌いなオタクおらん(BIG SYUGO)

なんだかんだモノクマ以外の登場人物みんな愛嬌あってすきなとこありましたね
モノクマは本当に無理

ピクミン

・GCでプレイ
GC、昔やってたから家にあったはずなんですが、見つからなかったので買い直しました 20年以上前のゲーム機を中古で買ってふつうに動くの、すごい
僕は適当に1000円未満のRCA→HDMI変換器を買ったんですが、友達がアップスキャンコンバータ買っててやっぱり画質良いみたいなのでちょっとほしい

「ピクミンライク」みたいなゲーム意外に出てないねって話などをお友達と通話でしていた
かなり唯一無二のプレイフィールでしたね、ピクミン
プレイしてよかった

抜いたとき「ピクミン!」とか「ハーイ」って聞こえる鳴き声だすのかわいすぎる
配信通話はバクダン岩を誤爆してピクミン50匹くらい吹っ飛んだ瞬間がみんな一番楽しそうでした 人の心とかないんか!!?!?

お友達に助けを請いながらなんとか全パーツ回収までがんばりました
最終面、いままでのギミックや戦闘総まとめって感じですごく楽しかった

メトロイドフュージョン

・Switch Online + 追加パックでプレイ
家にあるアドバンスもまだ動くんだけど、無印だからバックライト無いのが今となってはつらい
当時はよくこれで一日10時間以上ルビサファとかやってたよな 若さ?
Switchで快適に遊べる状態で配信してくれるのたいへんありがたい、Switch Onlineが太っ腹すぎる

月額課金というハードルはどうしてもあるから子どもより大人に嬉しいサービスだと思うんですが、「今までゲームあんまり遊んでこなかった人から小さいときはゲームしてたけど大きくなって遊ばなくなった人まで、全人類ゲーム大好きな大人に作り変えて生涯俺たちの顧客にしてやるからな」という野望めいたものさえ感じる太っ腹な過去作活用

・スーパーメトロイド(既プレイ、好き)と順当に同じノリで面白かった
グラビティスーツ貰う前のボスだけけっこう苦戦したんですが、あとは比較的サクサクいけました
1回コテンパンにされてゲームオーバーしたら2回目には倒し方がわかってるからノーミスでいける! って感じ、攻略しながら遊べている実感が湧いて楽しいデザインでした

・ストーリーもよかった
アダム……あんなの……熱いじゃん

メトロイドシリーズのバウンティハンターポエムの味、僕すごい好きなんですよね
なんというかこう……ドライなのに温かみがあってオシャレ
人間と宇宙生物の関わりを描いているけど、単純な人間賛美や宇宙人と心通わせる美しさで安っぽくお涙頂戴したり説教臭い話を始めたりするでなく、
あくまで任務ベースで淡々と進む中でアダムとの交流やメトロイドの献身に思いを馳せるサムスの絶妙なバウンティハンターポエム、ここでしか味わえなくて好みの味です

そこそこ探索したつもりだったけど57%

エグゼ1,2,3(アドコレ)

・Steamでプレイ
新作枠とどっちに入れるか悩んだんですがほぼ移植とのことなのでレトロゲー枠に
同世代のゲーマー百万人にやれって言われて気になっていたゲームの一つなので、遊ぶ機会ができてとてもよかったです

・20年前の「近未来」概念を2023年から眺める
『インターネット』が生活に密着したひとつの架空の未来を現実の社会と比べて見られるの、いろんなところで面白かったです

相棒のナビと仲良く遊びの話とか宿題の話とかができる世界、
友達とも兄弟とも違う電脳世界の「相棒」という存在がまずすごくいいな~って羨ましくなりました とてもいい設定

小学生が当然のように代返してたり、
いともたやすく行われる治安終わりすぎ事件や社会問題にちょっと腕に覚えがあるだけの小学生が最前線で立ち向かったり、
国の中枢マザーコンピュータのセキュリティがなぞなぞで守られていたり
冷静に考えるとだいぶシュールでウケるところが多いのもやってて楽しかったです
あえて大人もクスッとできるように作ってくれてる気がする

・神の領域に踏み込む爽やかな狂気
いなくなった人をAIで蘇らせる話って「所詮作り物、まがい物に過ぎない」みたいな苦悩や葛藤をAI本人や作った人、周りの人が抱くのが一般的だと思うんですけど、
少なくとも1~3の話の中では誰一人そんな疑問を抱かず本人として扱っているのがすごくよかったです いや見方によってはパッパのやったことって人が人を作る所業、マッドサイエンティストに片足突っ込んでません!!?!?
でもパッパはどこまでも研究熱心でピュアで善良だし、熱斗くん一家、確かに愛があって幸せそうですからね 幸せならOKです パッパ、ロックマンの件に関しては己の研究と思想に自信ニキすぎるだろ
1をクリアしたらロックマンにめちゃめちゃ愛着湧いてよかった 本当にいい設定、いいストーリーだ

1のクリアリザルト
テンポよくわかりやすくワクワクできる冒険で楽しかった

・家族や大人の描き方がすき
この手の主人公の両親ってけっこう存在が薄くなりがちじゃないですか
ロックマンエグゼシリーズ、父親がキーパーソンなのもあってか、熱斗くんがパパ大好きで困ったり悩んだりしたときすぐ相談に行くし、
パッパは本当に有能で頼れるし両親はラブラブだし、
2では誇らしさと心配で揺れる親心も描かれるなどしてたの、すごくいい

近未来的世界設定で科学技術に憧れる少年心をくすぐりながら「父親は科学省のエース」とすることで、「普段から頼れる大人としての親」とか「社会を支える役人」要素をひとつの軸としながらわくわくする少年冒険物語をつくってるのがすごい お話が好みでした

あとちょいちょいリアルな世知辛さがあるのもいい この世知辛さ、リアタイ子供に通じたのか……??
1ラスボス戦前の話マジで世知辛くて泣いちゃった
その話を小学生に一蹴されたら「お前に何がわかる」ってなるわ、ワイリーさんの気持ちわかりすぎる――

・ムズい
ムズい 近年のオートセーブに甘やかされていたので軽いノリでゲームオーバーになって1時間分くらいの進捗を消し飛ばした
それでもエグゼ3をやる頃にはもう慣れたもので、ゲームオーバーになる5分くらい前には大抵ちゃんとセーブしてありました ゲームオーバーにはなる
ムズいしチップ集めもしんどいよォ~~~となってしまって結局3は未クリアのまま積んでます

あと極度の方向音痴は道が斜めなのにも慣れることができなかった
「ここから右上に2ブロック行って右下に1ブロック行けば目的地」になると「ここから上に2ブロック行って右に1ブロック行けば目的地」より覚えるのムズくない?

マリオサンシャイン

・GCでプレイ
せっかくGC動くようにしたのでいろんな名作に手を出そうとした

・イヤ昔のゲームムズくないか?
みんなこんなムズいゲームやって育ってたんか???
オオスナドリに無限にキレ散らかしたり
マンタロー(の元ネタの方)にキレ散らかしたり
ビリビリおそうじにキレ散らかしたり
なんかヨッシーのタマゴガチャにキレ散らかしたあたりで心が折れました ムズいって 難易度そのものもなんだけど今遊ぶとこう……操作が……ムズい……!

ビリビリおそうじ、一回なんとか終わったのにビリビリで死んでもう一回遊べるドン!したのは流石に自分でも「は?」ってなったし、
なすさんの奇行を見慣れているみんなもちょっと素で引いてたのが印象深かったですね

ゴールデンアイ

・64でプレイ
昔友達の家で遊んだきりで実はやったことないって話をしていたらツイのお友達が譲ってくれました 本当にありがとうございます

・ストーリーモード初プレイ
対戦モードやったことしかなかったからソロモードこんなにステージあったんだ!? ってなったし例によってムッッッズかった
ステージもミッションもいろいろあって面白かったですね パーティゲームじゃなくてちゃんとソロでも面白いゲームだったんだ……知らなかった……
通話でもみんな昔友達と遊んだわ〜って話で盛り上がってたのにストーリーモードの攻略情報は誰も知らなかった

こういうゲームだったんだ 20年間知らずに生きていた

照準のエイムがムズすぎて一生腰撃ちしてたり、
化学工場でトイレに入ってる科学者のキーカードに気づかずひたすらウロウロして「詰んだが……」とぼやきまくったりなどしていた
マルチプレイモードも大人になった今またみんなで遊んでみたいですね オフライン4画面分割でやりたい

Ib

・フリーゲーム版をプレイ
お友達にIb謎解きミュージアムに誘ってもらったので、せっかくなら行く前に履修していくか~と思ってとりあえず原作のフリーゲーム版を遊びました
当時ニコニコとかでめちゃめちゃ流行ってた記憶から気にはなっていた

Ib謎解きミュージアムは行く前にゲームを遊んでみて本当によかったです
未履修でもイベントとしては充分楽しめたと思うんですが、キャラ同士の会話や現実に再現して飾られている美術品、ゲーム内のギミックなどとにかくファンサの密度がすごかった
Ibの世界が丁寧に再現されててずっとニッコニコでした Ibを好きになってから行くと百万倍追加で楽しめる
マルチエンドをどうやら回収しきれていないようなので、今度の大阪公演にお友達とリベンジしに行く予定です

・ホラーだけど怖くないって聞いてたのに最初普通に怖かった
誰ですか怖くないっつったの!!!!!
ただちょっとビックリしたり不気味な雰囲気だったりという怖さがメインで、不快な怖さは全然なかったですね 楽しく遊べた
ホラー的な意味では再序盤で美術館が暗くなったときの窓とかせきをする男とかが一番怖かったかもしれない

・ギャリーさんがめちゃめちゃすき
めっちゃめちゃすき 好きすぎる 久々にPixivを検索結果の終端までめくった ありがとうPixiv 今ハマった人間も10年前のコンテンツのファンアートにアクセスできるようにしてくれて……当時のオタクたちも本当にありがとう

・それぞれのEDがすごくいい
すごくめでたしめでたしなEDがしっかりあって、他のEDもそれぞれ印象深く心に残るのがとても良いマルチエンディングだなあ……となりました
忘れられた肖像ED、すごいしんどいんですが、そこでしか見られないギャリーさんの言動があまりにも良すぎる
ようこそゲルテナの世界へもメアリーちゃんが楽しそうなのですきです HAPPY!!!!!

ちなみにこのゲームは開始10分くらいの時点が一番詰みかけてた
アリに気づかなくて……

ホラ……当時よりモニターの解像度が一般的に高くなった今
ウィンドウモードでプレイしてるとさ……(言い訳)

Braid

・Steamでプレイ
セール中に面白いよって教えてもらって買いました
さくっと配信しながら遊べるアクションパズルゲーム、いろんなタイミングで楽しめて良いですよね もちろんさくっとクリア方法を導くスマートなプレイには縁遠い

主人公が敵に触れるとミスになる・敵を踏むと倒せるといったマリオみたいな古典2Dアクション要素をもちながら、時間を自由に巻き戻せるシステムが特徴のゲームです
敵にぶつかってミスになってしまっても、足場からうっかり落ちてしまっても、パズルを解くのに必要だった敵を倒してしまっても、
好きなタイミングで時間を戻してミスする直前から何度でもやり直せるので、アクションが苦手なプレイヤーも安心してパズル要素を楽しめる!
……と説明すると半分は本当なんですが半分は嘘というか、そうは問屋が卸さずアクションもある程度しっかりムズかった
とはいえ僕でも面白く遊べる範囲だったし、クリアできたときやった~!!って毎回気持ちよくスッキリできました

何ステージかがまとまって一つの章を構成していて、もっとも基本的な時間の操作に加えて章に固有のギミックやルールが追加されることもあり、少しずつ毛並みの違ったパズルを楽しむことができる飽きさせない作りです
章ごとに用意されている意味深なポエム(ちゃんと日本語対応で読めます)でストーリーを追っていき、章の固有ギミックとポエムの内容がなんとなくリンクしていたりもします

最終ステージでスゲー感動した後で既プレイの人たちに聞いてみたりググったりしたら、全人類最終ステージでウヒョー!!! ってなるゲームらしいという評判でした
ネタバレ不配慮記事と言いつつこのゲームについては最終ステージスゲー感動した以上のことを何も言いたくない、スゲー感動したので

気になったらぜひやってみてください
PC/プレステ/Xbox/サブスク限定スマホ版で配信するアニバーサリーエディションも2024年配信予定らしいです

スーパーマリオRPG

・スーファミでプレイ
ミニスーファミを持ってなかったので、電池交換済のソフトをフリマアプリで購入しました
スーファミは家にあったやつがちゃんと動きました コイツも30年選手で未だにちゃんと動くのやっぱすげえよ

版権絡みめんどくさそうだしリメイクは出せないだろうな〜と思って令和にスーファミの原作をやったんですが、2023年の後半にちょうど出ましたね、リメイクが
ひとのプレイを見てたんですが、原作に忠実なリメイクの中に現代の技術で綺麗なムービーを作ってもらえて、戦闘画面とかも情報を把握しやすいように手を入れてもらってて良いリメイク〜!!って思いました

昔のRPGって今に比べていろいろシビアなイメージがあったんですが、スーパーマリオRPGはステータス異常も戦闘不能も戦闘後に持ち越さないし、
セーブポイントの頻度・配置が親切な上に、全滅時にコインと経験値を引き継いで前回のセーブポイントから再開になるので、かなり雑に無理をしても大丈夫なのがストレスフリーでした
お陰で気軽にボス戦に何度も突っ込んであれこれ試せるのでレベリングの必要がなく、逆に適度な歯ごたえや工夫のしがいがある状態で遊べて面白かったです

あっでも隠し装備まわりはしっかり昔のRPG~💢💢💢 って感じでウケました ひりょう
FC~SFCのRPGにありがちなノーヒントで1マスだけ歩けるようになってるタイプの隠し通路の理不尽さ、許せないけど懐かしくてすき

昔のゲームでよく見られる、普通のプレイではまず気づかないようなノーヒント隠し要素について、
今どきのゲームでやってもあんまり評価されないけど、今のようにアプデやDLCで買い切りゲームを拡張するシステムが無かった当時、
公式が後から攻略本等で情報を出すことで、実質新要素追加のように一つのゲームに長く新鮮さを与える工夫だった……みたいな話を
Tw……Xでみかけてメチャメチャなるほど〜〜〜!!!!って思ったんだけどエグゼリメイクの話で語られてたんだったかな
すみませんぜんぜんうろ覚えで元ツイにも当たれないんですがとにかくそういう視点があるんだ〜といたく感動した

このゲームの斜め視点、立体的で単に見栄えが良くなるだけではなく、
マップの高低差やジャンプで叩く浮いている箱のわかりやすさとかの観点でシステム的に意味がある表現なのかな~とは感じたんですが
ペーパーマリオRPGに至るまで終ぞこの視点に慣れることなく、ハンマーを毎回5~6回は振り下ろしている

このへんからTwitterで進捗話すときとかに使おうとスクショけっこう残すようになってきたので多めに紹介します
スクショ機能のない据え置き機でゲームやって育ったので、もともとはあんまりスクショ撮る習慣が無かった
SteamもOBSも1キーで撮れるし、あとから見返したときたのしいのでもっとたくさん残していきたい

・いい塩梅にバカバカしくてコミカル

謎ミニゲームや芸の細かいネタを詰め込んだゆかいなノリ、ずっと笑顔でプレイできて良い
ばっちいパンツが一発ネタじゃなくて普通に最強装備の一角をなす性能なのふざけすぎでしょ 好き

村長さんざんくすぐって1コインもらうのもめちゃめちゃウケてしまった、いやあんなんされたらみんな無限にくすぐりたくなるじゃん?! コントローラを握っている人間、老若男女問わずみんな小学生だからね
その場の面白選択肢で終わるものだと思ってたらボス1個挟んでまた擦ってきたのも大変良かった 天丼が好きなんだよな

・「スクウェアRPGらしさ」は主張せず、あくまで「マリオ」を大切に作られた印象
スクウェアRPGの味というより、随所の小ネタや演出から、任天堂IPへのリスペクトを強く感じました
その上でマリオのジャンプ一発芸人じみた扱いとかピーチやクッパの言動、他社IP借りてよくもあのコミカルさで描いたよなって感心した

VIP先生をはじめ、下村さんのBGMはやっぱりいいですね
ゲームしてる~! って気分が盛り上がってウキウキするゲーム音楽をいつも作ってくれる

カリバー、倒してから「実は頭にはジーノカッターが効く」って教えてもらったんですけど
そんなんネオエクスデスじゃん……ってにこにこした
わざとでもわざとじゃなくてもなんかうれしい

・ゲーム、こういうのがいい

ジーノがひたすらいいやつだし、マロも素直にがんばるいい子だし、ピーチとクッパのキャラは愉快だし、締め方もめでたしめでたし感あって実にかわいいお話でした
さりげなかったりしょうもなかったりする小ネタのおかげで道中何度もクスっとできて終始小気味よくプレイできた
ゲーム、こういうのがいい たいへんたのしかったです

マリオストーリー

・Switch Online + 追加パックでプレイ
ペーパーマリオやる前にこれもやったらいいとオススメしてもらった
ペラペラしたデフォルメの初出、ペーパーマリオじゃなくてマリオストーリーだったんだ……という完全初見からの初手感想といたしましてトゲクリボーが強すぎる ステージ1より前にゲームオーバーになった

バッジシステム、いいですね
ちょっと気になるところを調べたり寄り道したりしてみると新しいバッジが見つかるうれしさ、RPGの昔からのおもしろさって感じでとてもいい
寄り道して拾ったアイテムがちょっとレア感ある非消費アイテムでお得な気分になる瞬間なんて、コントローラーを握る全人類が大好きですからね(過大主語)
気軽に付け替えていろんな効果を試せるバッジシステムのお陰で戦闘に工夫の余地が生まれて、道中のエンカウントもボス戦も作業感を覚えにくいのがよかったです
ステータスの中でBPが真っ先にカンストした

・マリオの動きがコミカル

冗談みたいな勢いで足をバタつかせてキーアイテムを欲しがるマリオ、良すぎる

特徴的なデフォルメがかわいいのに加えて、動きも面白くてかわいい
今作のマリオの、選択肢でしか喋らないし性格的なキャラ付けは薄いのに全身の動きに感情や意思が現れているところ、なんというか小動物と同じカテゴリの魅力を感じる

・姫もがんばっててかわいい
今作のピーチ姫は伝統的な攫われヒロイン枠にいながら、こっちはこっちでがんばってるところを見せてもらえるのがとてもいい
姫もティンクもそれぞれは微力ながら協力してマリオの役に立とうとしているのが健気で好きになってしまう
ピーチパートいつもニコニコしながらやってた 全てがかわいいので

クッパ様もあいかわらずピュアでかわいい
クッパ様がこの調子だから姫に手荒な真似はされないことが保証されてるんだよな
またしても突然始まるクイズ大会、なに?

・冒険の軌跡を振り返らせてくれるゲームは良いゲーム
仲間NPCたちに届く手紙でキャラクターが深堀りされたり、各地で出会ったNPCの近況を知れたりするシステムも良い
通ってきた集落も仲間NPCもストーリーのための単なる舞台装置に留まらず、それぞれに生活や関係性、想いがあることを「仲間への手紙」という形で、同じ発言の繰り返しになるNPC会話よりもなんとなくリアルに、生き生き描いてくれることで、その世界を冒険するワクワクが増している感じがしました

オープニングでキノコ城を訪れた時点では、各集落から集まったNPCの話を聞きながら漠然と「キノコ王国って広くていろんなやつが住んでるんだなあ」と思っていたのが、
エンディングでもう一度キノコ城を訪れたときはそれぞれのNPCの出身地とそこでの冒険の思い出がみんな浮かんできて、その対比で「こいつら全員わかるくらい、国中いろんなところを旅して大冒険してきたんだなあ~!」という感慨が湧いてきたのもすごくうれしかったです

王道RPGの枠組みの中で最初から最後までずっとワクワク冒険できるお話でたいへん良いゲームでした ゲーム、こういうのがいい(また言ってる)

この鳥の顔好きすぎる

ペーパーマリオRPG

・GCでプレイ
満を持してペーパーマリオRPGをプレイ
大学の研究室がひとつなくなったとき、置きっぱなしになっていて引き取り手が現れなければ捨てられる予定だったゲームハード・ソフトを段ボール一箱分譲ってもらった経緯がありまして、ペーパーマリオもその中にありました
風タクとかビューティフルジョーとかもあったのでそのうちやりたいですね

開始早々、最初の街の治安が終わってる時点でもうゲームの様子がおかしい
ど真ん中にシンボルみたいに絞首台が置いてある街を拠点に始まるマリオ、なに?
戦闘中に観客は石だのハンマーだの投げてくるし……(だいたい戦闘中の観客ってなに!?)

・あいかわらずふざけててうれしい

恒例、突然のクイズ大会

なんなんだこのゲームは
急に変なミニゲームを挟むところは相変わらずで、今回は突然一章まるごと商業武闘大会編が始まったり推理アドベンチャーが始まったりしてるの、マジでなんなんだこのゲームは?? って感じでよかったです 毎章「は?」と思いながらとても新鮮な気持ちでプレイできた

最初は「何を言い出すんだコイツは????」と思ったけど
全オタクが好きなやつだった、テック

ピーチパートとクッパパート、終始マリオの冒険と並べてSF風少女漫画とギャグ4コマを同時連載されてる感があった
けっこう真面目なピーチパートに対してクッパパート、自由すぎる 好き

攫われてるピーチ姫視点で敵の根城をウロウロしていたお陰で、物語後半にマリオが訪れたときには既にプレイヤーにとってお馴染みの場所になってるの、マリオストーリーに引き続き面白かったですね

テック視点になってピーチを見る(映す)演出、地味に「おおっ」ってなった

ところで今作、GCでハードスペック上がったことに大はしゃぎして作ってない????
とりあえずなにかが画面いっぱいに出てきたらウケると思って作ってるだろ、プレイヤーを全員幼稚園児だと思ってるんじゃないか? ちなみに幼稚園児なので毎回大喜びしました

ことあるごとにめっちゃわらわらする!

101匹プニ族連れて歩いてるときの「ちゃんとついてくるんだぞお前ら」って感覚、なんとなくデジャヴみたいなものを感じてたんですが、人に言われてようやくその正体がわかりました
あまりにもピクミン

・マリオがかなりモテる(?)
ドロボーネズミのお姉さんに会うたびチュッてされるし
ムチムチボインで全裸(諸説あり)のお姉さんにブチュブチュされるし
おどおどドジっ子系男の娘にもガチめに惚れられるし
ピーチ姫と並ぶ姿を見たビビアンちゃんがマリオへの想いを諦めるほどに姫様とマリオが(傍目には)デキている イタリアヒゲ男のギャルゲ?
リアタイで遊んだ当時少年少女のみんなは大丈夫だったのか? 趣味というか……"ヘキ"

いやほんとにビビアンちゃんかわいすぎる

実際デキてるかっていうとウーン、マリオも鈍そうだしデキてると言えるほどではないかなって感じではあるんですけど、
姫様とマリオの距離がここまで恋愛的な意味で近いのはマリオRPGシリーズ特有っぽそうだなと思いました
ビビアンちゃんが見て失恋するほどお似合いのふたり……(この事実、噛めば噛むほど味がする)(個人の嗜好です)

クリア後セーブデータでクリア後の世界を見て回れるやつ、最高~~~~にうれしい
冒険して良かった~!! って気分良くやり込みも楽しめる

ボリュームそこそこあるRPGなのにとにかく飽きが来ない作りでたいへんよかったです
かなり変なゲームでした、ペーパーマリオRPG
ゲーム、こういうのもとてもいいな

おわりに

2022年に引き続き、2023年も有名シリーズの新作や話題作が豊かで最高の一年でしたね
新作はやっぱり仲良しのお友達も全然知らない人も同じタイミングで同じゲームを遊んでいて、あちこちでそのゲームのことを聞いたり話したりしながらプレイできるのがたのしい
レトロゲーはネタバレを気にせずみんなの思い出と初見の感想を共有しながら、大人になった今じっくり楽しめるのがうれしい

もちろんゲーム自体がプレイしていて楽しく作ってある時点で素晴らしいから昔から暇さえあれば(なくても)ゲームしてたんですけど、
大人になってかつ時代が進んだら、インターネットでいろんな人の反応が見られたり、ゲーム友達がたくさん増えたりしてますますゲームするのが楽しくなりました

2024年も早速初見でシュタゲやブラボを遊ぶなどして暮らしています
今年も元気にたくさんゲームを楽しんでいきたいです
感想もまたこんな感じで記録したいと思っていますが、頼むから今年こそは1年分をまとめて書こうとしないでくれよな

読んでいただいてありがとうございました!
通話とかでゲーム友達していただいているみなさんは、よかったら引き続きゲームの話にたくさん付き合ってやってください
見ず知らずの方もなにかしらオンラインマッチのあるゲームとかで出会うこともあると思います、そのときはぜひ一緒に楽しくゲームしましょう🥳

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