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聖籠へ行こう!アルビレックス新潟・練習見学のススメ ①準備編

アルビレックス新潟サポーターの皆様ごめんくださいませ、えりきゃと申します。選手が着ている練習着で好きなのはノンスリーブです。

アルビレックス新潟は2023年春から、練習見学の一般公開を再開しましたね!感染症対策のため2020年からしばらく見学することができず、「興味あるけど見に行けなかったよ〜」という方も多いかもしれません。また、中には「そもそも練習見学は何が面白いの?」と不思議に思う方もいらっしゃるかも。

この記事では主に「初めて(または久々に)練習見学をしたい」という方に向けて、スタジアム観戦とはまた違った注意点やお役立ち情報などをご案内します。案内役は趣味だったりお仕事だったりで何度か練習場へ足を運んでいる平凡なサポーターの私です。皆様が練習見学へ向かうきっかけになれば幸いです。

※アルビレックス公式サイトに掲載のルールに準じておりますが、私個人の経験などに基づく情報も掲載しておりますのでご了承ください。

■練習見学のココが楽しい!

◎選手との距離が物理的に近くて、なんなら緊張する
◎日頃どんな練習をしているのか間近に見られる
◎試合日とはまた違った緊張感を味わえる一方で、リラックスした選手たちの表情も見られるかも!?
◎練習後のファンサービスでは選手から直接、サインや写真撮影に応じてもらえる。一言だけ声をかけることもできちゃう
◎しかも入場無料、駐車場無料!
・・・と「選手やチームのことをもっと応援したい」と願うサポーターなら一度は見に行きたいはず。

※イメージ画像。実際の練習場ではありませんが、見学エリアからの見え方はこんな感じです。

■まずは、ルールやマナーをしっかり確認

ルールやマナーはアルビレックス新潟公式サイト「トップチーム(練習見学について)」を必ずご確認ください。

ご覧の通りスタジアム観戦とはルールやマナーがまったく異なり、厳しい約束事もあります。初めての方は不安ですよね。
《実際にあったNGの一例》
・練習前や練習中に選手の名前を叫ぶ ←練習時に声を出して応援するのはダメですよ〜。でも拍手をするのはOK。たまに拍手に照れてる選手がいます(笑)
・ファンサービスの時に選手へプレゼントを贈る ←ウイルス禍以前は誕生日などにプレゼントを贈るのも恒例でしたが、現在はすべてNGです
・「◯◯選手はいる、△△選手はいない」「今日は紅白戦やってる」などと参加メンバーや内容をSNSに投稿してしまう ←チーム情報は大切なので見学者が漏らしてはいけないのです

■練習公開のスケジュールをチェック

練習のスケジュールは公式サイトの「トップチーム」→「月間スケジュール」を見ると数日先まで掲載されています。特にリリースはないので、ブックマークをして定期的にチェックしましょう。

一般公開日は週の半ば、平日になることが多いです。だって土日は試合日や移動日ですもんね。そして週明け月曜はオフ(休暇)になることがしばしば。試合がない週は土日に一般公開されることもあるみたいです。

見学可能な時間帯は午前中がほとんど。ただし、細かなタイムスケジュールは私たち見学者には知らされません。
例えばスケジュールに「午前9:30〜」とあっても時間より早めに選手各々がグラウンドへ出てくることもあれば、小一時間経ってからグラウンドに出揃う場合もあります。少し前にも日差しの下で1時間ほど待ったことがありましたわ。。。
全体練習が終わった後、選手によってはさらに居残り練習をすることもあります(これも基本的には見学可能)。なので、ファンサービスをバッチリ受けたいときはお昼すぎまで予定を空けておいたほうが良いですよ。
また、雷雨などの悪天候時は室内練習に切り替わり、一般公開が急きょ中止になることがあります。

■練習グラウンド「アルビレッジ」とは

練習グラウンドは新潟市のお隣、聖籠町(せいろうまち)にある「新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ」です。名前の由来はお察しの通り、アルビレックス+ビレッジ(村)ですね。

海が近いので浜風が吹き、大きな空に火力発電所の鉄塔が3本そびえ、天然芝や人工芝のピッチが広がります。アルビレックスのトップチームだけでなく、レディース、U-18など下部組織の選手たちや一般のクラブチームも練習しています。週末になると大会や公式戦などが開催されてにぎやかです。

アルビレッジへ行く前に、ちょっぴり思い出話をさせてください。
ここが2004年に完成するまで、アルビレックスには専用の練習場がありませんでした。新潟市や周辺地域の一般グラウンドを毎日あちらこちらと転々として、更衣室が無いところで選手たちは自分の車の中で着替えるなど苦労していたようです。
チームを強くするにはまず練習環境を整えることが大切だという呼びかけがあり、サポーターはもちろんのこと地元自治体や企業からの協力や寄付などもあって完成しました。(ざっくり説明ですみません)
2024年で20年を迎えます。クラブハウスは年々設備が充実して、今では素晴らしい環境で選手たちが伸び伸びとトレーニングしているんですね。

選手が食事をとるオレンジカフェ
かつてはサッポロビール園でした

■アルビレッジまでの行き方

●車の場合(オススメ度☆☆☆)
新新(しんしん)バイパス・蓮野(はすの)インターを降りて、海の方向へ向かって2キロほど。新潟市中心部からバイパス利用で約30分〜1時間、と幅があるのは朝の通勤時間帯は大変混み合うのです。また、アルビレッジの近くには新潟東港や大きな工場群などがあるため、平日昼間でも交通量が多いです。気をつけて運転してくださいね。
駐車場はアルビレッジの入口側、選手寮とレディースのクラブハウス前に第1駐車場がありますが、台数は多くないので早いうちに埋まっちゃいます。だからといって無理な駐車をしたら危ないですよ!満車のときはぐるりと回り込んで第2駐車場へ行きましょう。歩行者専用通路を通れば、練習グラウンドはすぐそこです。

●新潟駅からバスの場合(オススメ度☆☆)
新潟駅南口から「免許センター行き」に乗り約40分、終点の「免許センター」で降りたら、海の方向へ向かって徒歩約20分でアルビレッジに到着します。途中にコンビニ1軒あり。
下記リンク先の時刻表をご覧の通り本数がとても少なく、免許センター休業日の土曜日や祝日はバスの運行がありません。平日にのんびり行きたい人向けですね。

●新潟駅から電車の場合(オススメ度☆)
新潟駅からJR白新線の新発田・村上方面に乗り、7駅先の佐々木(ささき)駅まで約30分。そこからアルビレッジまで、果物畑や工場地帯などを歩いて約1時間かかります。真夏や悪天候時はキツイですね。
タクシーなら約10〜15分で着きますが佐々木駅前にタクシーは常駐していないので、呼び出す必要があります。

※イメージ画像。聖籠町はぶどう・さくらんぼなど果物畑がいっぱい

■こんな持ち物を用意しよう

●天候対策グッズ(オススメ度☆☆☆)
練習見学エリアは完全に屋外で、屋根やベンチはありません。
春や秋は過ごしやすいですが聖籠の浜風はヒンヤリと感じることもあるので、羽織物が一枚あると便利。
暑いときは、飲み物(水分補給以外の飲食は禁止)、日焼け止め、汗拭きタオル、帽子、サングラスなど。日傘は後ろの人の視界を遮らない大きさで体に密着させていれば大丈夫みたいです。
寒い時期はやっぱり防寒・防風対策としてカイロ、ネックウォーマー、ひざ掛け、手袋などを用意します。冬の聖籠は風がめちゃくちゃ冷たいぞ〜!

●小さめのレジャーシート(オススメ度☆☆)
自分が座って腰を落ち着けるも良し、荷物置き場にするも良し。見学エリアは広くないので、必要なスペースにだけ広げます。
うっかり試合日のビッグスワンのようなピクニック(酒盛りとも言う)はしないようにね!水分補給以外の飲食は禁止されています。

●アウトドア用の折りたたみイス(オススメ度☆☆☆)
動かないまま立ちっぱなしで待っていたり見ていたりするだけでも意外と疲れるんですよね。
それだけでなく、最前列など前のほうで見学をする時は座ったほうが後列の方々も見やすくなります。譲り合いの世界ね(にっこり)

※イメージ画像 ファンサービスの時に邪魔にならないよう持ち運びやすいイスが良いです

●双眼鏡(オススメ度☆☆)
ピッチの奥で練習している時はちょっと見えにくく、しかも練習着には背番号がないから、選手の区別がつきにくいこともあります。なので双眼鏡があると、どの選手がどのポジションでどんな動きをしているか細かい部分まで見えやすくなります。
「いいえ、私は推しの選手をどこからでも見ることができるわ」と自信のある方こそ、双眼鏡で推し選手をじっくりご覧になるのがよろしいわよ!

●カメラ(オススメ度☆☆☆)
撮影はもちろん、ズーム機能を双眼鏡代わりに使うのも便利ですよね。撮影した写真は個人の範囲内で楽しむ分には良いそうですが、SNSなどへのアップは一切禁止とされています。
ちなみに、ファンサービスで役立つスマホのカメラも、練習の様子を撮影するにはかなりの限界を感じます。

●背番号入りユニフォームや選手の名前の入ったタオル、ゲーフラなど(オススメ度☆☆☆)
練習中は選手へ声をかけることはできませんが、背番号入りユニフォームや推し選手グッズ、ゲーフラなどを自分の体の前に出して見せるのは問題ないみたいです。練習のお邪魔になったり他の見学者の視界を遮ったりするのはもちろんダメですけどね。
声の代わりに「◯◯選手、応援してるよ!」と伝えることができるので、個人的には大変オススメです!

●サインペン(オススメ度☆☆☆)
サインを書いてもらうなら色紙やグッズはもちろん、サインペンも自分で用意しましょう。もちろん油性ペンね。
ちなみに、青や黒など暗い色のグッズにサインをもらう場合のサインペンは、白色・銀色・金色だとくっきり見えるしカッコイイです!

●サインを書いてもらう色紙やグッズ(オススメ度☆☆☆)
選手1人につきサインをもらえるチャンスは1回、とルールが決められています!なのでサインをもらう色紙やグッズを厳選しましょう。1つのグッズに数人の選手から書いてもらっても、複数のグッズに各々の選手から書いてもらってもOKです。
背番号入りグッズ(12番除く)なら、やっぱりその選手のサインをお願いしたほうがいいですよね。違う選手にサインをお願いしてしまうと「えっ、ここに僕が書くのは…」と戸惑ってしまいますものね(実際にいました)

※イメージ画像。選手1人につきサイン1回までだよ!

アルビレッジに売店はありませんので、必要なものは持参するか、途中のお店で調達が必要です。アルビレッジの近くにはこんなお店があります。

《セブンイレブン新潟東港店》
アルビレッジから一番近いコンビニです。お店については説明不要ですね

《PLANT4 聖籠店》
何でも売ってるスーパーセンターで、天候対策グッズも折りたたみイスも衣類品も文房具も揃っています。折りたたみイスなんて1500~2000円くらいで売ってました。朝8時からオープンしてるから見学前にも寄れて、ありがたいです!

【次回は、②現場編をお送りします】
さあいよいよ当日だ!当日、どこへ行けばいいの?何を見たらいいの?ファンサービスはどんな雰囲気?などについて書きますね。
練習見学を終えた後はお腹ぺこぺこ喉カラカラなあなたに、聖籠町の立ち寄りスポットも紹介します。

↓↓当日編はこちら↓↓

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