整体に行った。
身体を整えてもらった後、顔に鍼を打つ。
やはり鍼を刺すのでとても痛いんだけど、それでも続けるのは顔の緊張が取れるからなのだ。

なにも考えてない様に見られる私だけれど、食いしばってこの場所に立っているらしい。色々なものにぶつかりながら、立っている自覚はあるが、5年前よりはいい生活を送っているのにも関わらず、頬には緊張が走っている。

刺すと痛いが、時間が経つとどんどん解れて、顔のむくみも取れていく。辛いことを全て忘れていくみたいに、疲労が抜けていく。

私は周りの人に甘えて生きている。
どうやっても思い描いている様に上手くできない。無駄が多過ぎる。

どうなりたいのかを毎日考えているが、私はこのままだとカッコいい大人にはなれそうにも無い。

7月から始めたオンラインの習い事、10月から始まる学校、来年は2020年。私はその渦中にいながらも前からくる濁流に飲まれないように逆らいながら、溺れない様に踏み込む。

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クローゼットを整理しよう。そう思い立って色々見ていたら、ニトリで色々買っていた。
Twitterではプチプラの服はアラサーが着ると貧相になるとお洒落な人がいう。

私はというと、古着を着ている。

何が正解なのかわからないインターネットで、ただ一つ信じられるのは自分の意志で決めた事だけだ。

あなたも正解、私も正解の多様化の時代に
なんでも、悪者になってしまう時代に

自分の意志を貫くことだけがこの身を守る。
ただそれは、戦う覚悟のある人が出来るポーズでいつでも構えられる訳では無い。

常に争わなければいけないのであれば、ログアウトすればいい。

私は繋がりたければ、手繰り寄せて、あなたを捕まえてみせる。

そんな事を思いながら、iPhoneを消して、本を開いた。

私は私の為に、決して倒れはしないボクサーになる。

そんなポエミーな7月9日のこと。