「え~、あの~」の口ぐせを直したいなら・・

スピーチやプレゼンの時、ついつい「え~」「あの〜」を連発してしまう方、多いのではないでしょうか? 

「人前での話し方」を教える、という仕事柄、「どうすれば口ぐせが出なくなりますか?」という質問はこれまで数えきれないほど頂きました。人それぞれ程度の差はあるでしょうが・・、ぜひ覚えて頂きたいコツがこちら!

『一文を短くして、接続語を入れる』ということです。

プレゼン27

誰でも、何かを考えたり、思い出したりしながら話をすると、切れ目なく文が続いて、結局何を言いたいのか、よくわらかない、ということが少なくありません。例えば、こんな話し方!

「・・というわけで、・・ということがありまして、え〜、・・と私は考えたのですけれども、一方・・という意見もありまして、え〜、結局・・ということになった次第で・・」

一つの文章が延々と続くと、話し手も途中で“一休み”したくなり、でも、その時に無音になってしまうと怖いので(誰かに口を挟まれて、場を奪われそうだから?!)、とりあえず「え〜」「あの〜」といった言葉でつないでしまう、というわけです。

親しい友人とのお喋りなら良いでしょうが、人前でのスピーチやプレゼン、あるいは大切な顧客と話をする時にこんな調子では…、
 ●話がまとまっていない 
  ☞ この人は話の内容に自信がない 
  ☞ その程度の人を信頼できるのかと思われてしまいますよね?

そこで気を付けたいのが、以下のポイントです。

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① 一文を短くして「〜です。」「〜ます。」と言い切りの形にする

② 文と文の間に「そこで」「しかし」「例えば」といった接続語を入れる

③ 「え〜」「あの〜」と言いそうになったら、その言葉を飲み込む。

一文を短くすることで話にリズムが出来ますし、接続語が入ることで前後関係が明確になります。聞き手は話の展開を想定できるので、話の内容を理解しやすくなるわけです。

ちなみに「え〜」「あの〜」という言葉は2秒程度ですから、それがちょうどいい「間」になって、話のテンポもコントロールしやすくなります。

言葉にはリズムがありますから、「間」を取ることでリズムの崩れを防ぐこともできますよ!

というわけで『一文を短くして、接続語でつなぐ』、ぜひ試してみて下さい。

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