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心休まる休日

カレンダー上の土日祝はホッと心休まる。
学校のことを考えなくいいから、子どもに「今日は行くのかな、どうするのかな」と聞かなくていいから。
平日はどこか胸の奥をキュッとひねられるような痛みが走っている。昼前の時間、子どもと一緒に車に乗り込む時に近所の目を少しだけ気にする自分がいる。学校の敷地内まで車を乗り入れ、靴箱まで一緒に歩く。
ちょうど授業が終わった児童たちが靴箱付近を歩いていると、次女と一緒に柱の影で過ぎるのを待つ。(遅刻して登校してる姿を次女は見られたくない。そっと教室に入りたいらしい。気持ちは分かる。)


無事にバイバイしたあとは仕事に向かうため、そそくさと帰宅する。
この生活がいつまで続くかな、と思いながら好きな音楽をなるべく車内で流して気分を変える。
平日のルーティーンである。
胸の奥のキュッとした痛みを好きな音楽で紛らわして、仕事モードの頭に切り替えていく。


休日の朝、特に何も予定のない日は気分が安らかだ。
ゆっくり朝ごはんを用意して、メイクもせずゆるい格好をしてダラダラと部屋を片付けたり、普段できない作り置きをしたり・・・平日にサボり過ぎているので。トホホ。
子どたちもそれぞれ好きなことをして、「学校」の義務感から解放される。
家族全体がゆるまっているのが分かる。


長女は現在、中2。高校は定時制や通信制など、朝から毎日登校する全日制とは違った選択もできるようになる。きっと長女の不登校はあと2年弱で終わるだろう。終わってしまったらそれはそれで、なんだか不思議だろうな。
次女は未知数。まだ先は長いかもしれないし、知らないうちに終わってしまうかもしれない。
子どもたちの不安を親である私も一緒に背負ってやりたい。「もういいよ、自分で歩けるから」と言って手を離すまで、一緒に歩いてやりたい。


たまに次女が手紙をくれる。「ママ、いつもささえてくれてありがとう」と書いてある。
笑ってしまったけど、支えられてると思ってるんだなーと嬉しかった。
また明日から日常は始まるけど、今日はいつもよりゆっくり休むことができた。
日々、一生懸命な子どもたちの「ささえ」になれるようにぼちぼち頑張っていこう。まずは、明日の自分を助ける作り置きおかずに取り組むか・・・。

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