エリカ

中学生、小学生の娘たちが不登校・・・ぎみ。 その中で感じる葛藤、娘たちへの想い、反省な…

エリカ

中学生、小学生の娘たちが不登校・・・ぎみ。 その中で感じる葛藤、娘たちへの想い、反省など。 忘れたくない気持ちを書いていこうと思います。

最近の記事

4年間勉強をしなかった不登校児は学校復帰できるのか?

長女は小学4年生の冬から学校に行けなくなって不登校になった。結果的には中学2年の秋に学校復帰(クラスで普通に授業を受けるいわゆる普通の中学生)し、周りの同級生たちと一緒に授業をうけ課題を提出している。 不登校児として家で過ごしていた4年間のあいだに鉛筆を握り何か勉強をしている姿を見たことがない。 紙と鉛筆に触れるとエネルギーを吸い取られるような、そんな空気を発していた。 やっていたことと言えば、まずはYouTube。TikTok、週一でダンス教室、韓国語をYouTubeで聴

    • 不登校児がスマホ・ゲームばかり・・・問題。

      長女が学校を休み始めたのが小学4年生の時で、最初は体調も悪く家ではぐったりとして過ごすことの方が多かった。 5年生になってしばらく経つ頃にはだいぶ元気になって、家で好きなことをして過ごす時間が増えてきた。 もともと私のお下がりのスマホを娘には持たせていたので、LINEをしたり動画を見たりすることは可能。一番体力を使わずに自分の世界に入ることができるのがネットだと思う。 ソファーに寝転んだまま、自分の興味のおもむくままにk-popから韓国語、流行りのYouTuber、時には時事

      • 友達と歩く、4年ぶりの朝の通学路

        先日のことですが、中2の長女が「あ、明日は友達と歩いて行くから」と言った。 教室でフルで授業を受けるようになって3ヶ月目。 毎朝、8時に車で学校近くまで送って行っていた。正直「いつまで続くのー」と思うことはあったが、せっかく頑張って登校しているのだから朝の送りくらい卒業まで続いたとしてもやり遂げようと心に決めていた。 だから「あ、明日は友達と歩いて行くから」の一言には、もう来たか!と思った。 そのタイミングはいつか来るかもと思っていたけど、思ったより早かった。 そして翌日は

        • 不登校姉妹の近況

          前回書いた記事からだいぶ時間が空いてしまいました。 季節は長い夏を終えて、秋をすっ飛ばし冬が訪れてしまいました。 中学2年の長女と小学3年の次女の姉妹の登校状況もやや変わってきました。 まず、長女は結論から言うと10月の修学旅行を機に普通に自分のクラス(教室)で授業を受けています。朝は学校まで車で送って行きますが、それ以外は一般的な中学生としての生活をしています。 同級生に混じっての生活は丸4年ぶりです。 4年間という期間は親子ともに長かったです。 「長い」という言葉では言

        4年間勉強をしなかった不登校児は学校復帰できるのか?

          落ち込んではまた前を向く

          数日前に書いた長女の校外学習についてのこと。 今週に入ってから珍しく夕方寝ていたり、妹に当たったり、らしくない行動が増えていた。イライラしていて、落ち着かない様子。 なんとなく、校外学習が不安なんだろうなと思っていた。 あさってに迫ってきて、改めてどうするかを聞くも「今のところは行く予定ではあるけど・・・」と。長女自身の中で葛藤しているのが伝わってくる。 夜になり、憂鬱そうな顔をして「やっぱり無理かも」と言いづらそうに言った。 私は「いいんじゃない?行けなくてもいいよ。」と伝

          落ち込んではまた前を向く

          雨の月曜日

          我が家の娘たちにとって月曜日×雨は一番の苦手。 この梅雨の時期はなんとなく体調もどんよりしていて、朝の目覚めもあまり良くない様子である。 1、2時間目が水泳の授業の予定だったので朝から登校すると言っていたが、「2時間目から行っていい?」と朝起きて一言。いいよー、多分水泳なさそうだし。 早く梅雨明けないかなー。私自身も雨があまり好きではなく、梅雨は冬と同じくらい嫌い。 梅雨が明けて夏が本格的にやってくるあの雰囲気がすごく好きだ。さあプールでも海でもBBQでもなんでもやったろー

          雨の月曜日

          心休まる休日

          カレンダー上の土日祝はホッと心休まる。 学校のことを考えなくいいから、子どもに「今日は行くのかな、どうするのかな」と聞かなくていいから。 平日はどこか胸の奥をキュッとひねられるような痛みが走っている。昼前の時間、子どもと一緒に車に乗り込む時に近所の目を少しだけ気にする自分がいる。学校の敷地内まで車を乗り入れ、靴箱まで一緒に歩く。 ちょうど授業が終わった児童たちが靴箱付近を歩いていると、次女と一緒に柱の影で過ぎるのを待つ。(遅刻して登校してる姿を次女は見られたくない。そっと教室

          心休まる休日

          修学旅行に向けて

          長女は小学4年の冬から不登校になり、小学校の修学旅行は行くことができなかった。 自分の学生時代を振り返ると、遠足、校外学習、修学旅行・・・数々の学校イベントを普通に楽しんできた。当たり前に行くもの、参加するものとして過ごしてきた。特にすごく楽しかったという記憶もないが、誰しもが経験することとして捉えていたし、大人になってからも「小学校の修学旅行は京都」「中学校の修学旅行は九州」など共通の話題として挙げられる場面も多かった。 長女が修学旅行に行けなかった時、目の前が真っ暗にな

          修学旅行に向けて

          叱ることがない我が家

          職場の同僚との話題はどうしても「育児」についてになる。 「最近、子どもたちに勉強しろしか言ってないわー」という言葉をよく聞く。 「勉強しろ」「宿題しろ」「ちゃんとしろ」「習い事行け」などなど。 そんな話を聞いて、うちはそもそも学校行ってないしなーと。 長女は不登校開始から約4年、ほぼ教室で授業を受けていない。し、宿題をやっていない。(私が把握することを諦めたのはナイショだよ) 次女はまだ学校行っている割合多めな不登校なので、宿題は一応毎日提出している。本当にイヤイヤながらやっ

          叱ることがない我が家

          中2長女の不登校歴史

          我が家の中2の長女は割と長い期間不登校である。 小学4年の冬から、完全に休んだ期間→転校→正門まで登校→転校→保健室登校→小学校卒業→中学校別室登校(月に数回)→中学校別室登校(週に数回)で今に至る。 転校を2回挟んでいるあたり、親の右往左往感が出ている。今では娘と笑い話になってはいるが、当時は茨の道を進み、血だらけて歩き続けるような感覚だった。 誰が悪い、どの判断が間違っていた、どんな対応をすればよかった、何が正解か、いろんな感情が当時はあった。そして今でもブワッと「お前は

          中2長女の不登校歴史

          小3次女、平日中休み

          2ヶ月ぶりの朝から登校を2日続けた今週。 昨日は水泳の授業があったこともあり、元気に登校していったので安心して仕事に向かいPCを立ち上げた。 そのわずか10分後、ズボンのポケットに入れたスマホがブルブル震え出し、見ると「小学校」からの電話だった。 (あー、限界迎えたか・・・) 結果、微熱があり給食もほとんど食べられないまま保健室にいるので迎えにきて欲しいとのこと。 事務所に着いて15分ほどなんだが。月1のミーティングに出たかったのだが。このとんぼ返り地獄・・・子育て罰・・・幽

          小3次女、平日中休み

          小3次女、水泳の授業に参加

          ここ数ヶ月、ほぼ給食前あたりの時間から登校していた次女。 今日から小学校の水泳の授業が始まるということで、朝から隣の家のお友達アイちゃんと登校して行った。 なぜ朝からかというと1、2時間目が水泳だからだ。すごく水泳が楽しみなようだ。「楽しみ」という感情は人を動かすものなんだな。 現在、朝の8時14分。この時間に我が家のリビングに自分一人でパソコンに向かうことができるなんて、、、ここ数年記憶にない。 嬉しい、楽しい、だいすき。 ありがとう。 次女は唯一、スイミングの習い事をし

          小3次女、水泳の授業に参加

          小3次女、朝から登校

          2ヶ月ぶりくらいに、次女が朝から友達と登校した。 昨日の夜は「2時間目から行く」と宣言し、そのつもりで私も心づもりをしていた。朝6時45分のアラームで目を覚まし、一緒にリビングに行くと「7時半に間に合いそう」「アイちゃん(隣の家の子でクラスも一緒)と一緒に行く」と言い出した。 そそくさと着替え、(お気に入りのナイキのTシャツ。胸のところに「Just Do It」と書いてある)朝ごはんの肉まんを頬張った。 7時23分、いつもならソファーで転がってぼーっとしている時間。 「行って

          小3次女、朝から登校