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不登校姉妹の近況

前回書いた記事からだいぶ時間が空いてしまいました。
季節は長い夏を終えて、秋をすっ飛ばし冬が訪れてしまいました。
中学2年の長女と小学3年の次女の姉妹の登校状況もやや変わってきました。

まず、長女は結論から言うと10月の修学旅行を機に普通に自分のクラス(教室)で授業を受けています。朝は学校まで車で送って行きますが、それ以外は一般的な中学生としての生活をしています。
同級生に混じっての生活は丸4年ぶりです。
4年間という期間は親子ともに長かったです。
「長い」という言葉では言い表せない、色んな感情をごちゃ混ぜにした複雑な時間でした。
もちろん授業についていくのは大変そうです。ですが、その大変さも噛み締めている感じがします。味わっているというか、4年間分を体いっぱい受け止めている気がします。

次女は基本的に朝からお友達と登校します。
ですが、自分の教室では授業は受けません。ふれあい教室という、教室で過ごすのが辛い子のための教室で1日を過ごしています。
給食や掃除もふれあい教室で過ごすので、教室に行くのは自分の給食を取りに行く時だけ。
大休憩や昼休憩はお友達とグラウンドで遊んでいるみたい。
運動会や校外学習はまだ参加が難しくてみんなと一緒にできたことがありません。

それぞれの学校生活が定着してきた感じですが、日によっては「今日はどうしても休みたい」という日もあって、休息日を作っているようです。

学校に行っていることが嬉しいのではなく、学校に行けていなくて自分を責めている様子を見ることがなくなって嬉しいのはあります。
特に長女は焦りもあったと思います。置いてかれてる気もしてただろうし、自分の将来どうするの?って自分で思ってただろうし。
だけど諦めてなかったんだなぁと感心する。

また立ち止まってしまってもいい。
それを残念がるのは親としてやっちゃいけないと思う。
娘自身が「また行けなくなって悔しい」って思うのは自由。だけど私が娘の人生を生きているわけではないから。
代わりに悔しがって悲しがって、凹んでいたら意味がわからない。
だから、今は精一杯おいしいご飯作ることぐらいを頑張ります。

まだまだ先は長いです。親としての人生は続いていきます。

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