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初めての気付き⑥

そしてついに開眼か…??


久美子は酔っていた…真奈さんに抱えられ車に戻って来た
『ごめんなさい、お客さんに飲まされて…』と真奈さんから聞かされ、助手席に倒れ込む様に座った久美子…

酒臭かった…酒が余り強くは無い妻
『ごめん、少し酔っちゃった…子供達は寝てた?』
暫くすると寝息をたて寝てしまう久美子…
家の駐車場に車を停め、『着いたよ、起きて…早く家で寝なよ…』
と肩を軽く叩いて起こす…
『え〜っもう着いたの…ねぇ~しよう、ここでシテ…』
今までには無い淫らな妻の姿に少し驚いた…
私の股間に手を伸ばし、ファスナーを下ろし、布の上から触り出す久美子…
まだ完全体になっていないペニスに口を付け、舌を出す…
『家に入ってからしようよ…』
私は制してしまっていた…

家に入り玄関でフラつく妻…
『酔ってるね…大丈夫?』
『大丈夫…酔ってなんかないよ…』
酒の匂いがした…
下の子が起きて来た『お母さんお帰り、一緒に寝よう…』
と久美子の手を引き自分達の部屋へ入って行った
『お父さん…おやすみなさい…』

次の日の朝、休日と言うこともあり遅く起床した妻…
何事も無かったかの様に…
『おはよう。昨夜はかなり酔っていたね?昨夜の事、覚えてる?』
『何の事?』
『迎えに行った後、家に着いた時とか?かな…』
『えっと〜…』
私は久美子の耳元で『エロくなってたけど…』と囁いた
『ごめん、覚えてない…』
『そっか…何処まで覚えてる?真奈さんに介助され車まで来たことは?』
『何と無く…かな』苦笑いする久美子…
『かなり飲んだの??』
『そんなには…ゲームで負け、一気で飲んだ位かな…』
『ゲーム?』
『王様ゲームをしたの、それで…何回か飲まされた(笑)』
『あっそれで、明後日また頼まれちゃったから…行って来るね。』
『また真奈さんから??』
『今度は料亭の女将から頼まれたの…大切な常連客なんだって…』

当日…
『帰りはタクシーを女将が用意するから、って言うんでお迎えは大丈夫だから…』
久美子がバイトに出掛け、夜11時を過ぎる頃家の電話が鳴った…
『迎えに来て…TAXiが来るまで時間がかかりそうなの…』久美子だった。
指定の場所へ着くと、久美子がいた。
『ごめんね…』
何か様子が…
『どうしたの?何か変だけど…』
『…』
車のルームライトを点けると、髪が少し乱れ、ブラウスのボタンが1つ取れていた…
『何があった…??』
久美子は無言でKissをしていた…
舌を入れてきて私の舌に絡ませる、車内に湿った音が響く…
私は唇を離し、久美子の頬に手をあてた…
目が涙で潤んでいた…
ブラウスから見えた、ブラジャーの肩紐が片側だけ外れている…
下に目をやると明らかにストッキングが伝線し、破れている箇所があった…

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