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子どもの登校しぶり

わたしは、良き・賢い母、娘、姉、友人、同僚ではないかもしれない。

ないかもしれない、ではなく、ない。

勉強ができるわけでないし、家事も苦手。
仕事はできない分、黙々と人の倍以上をこなすしかないと思っている。

わたしにできる唯一は、話を聞くこと・覚えることだ。
それも最近気づいた。これってわたしの持ち味やん、と。

一歩間違えればストーカーと疑われるくらい、なるべく些細な内容でも覚えて、相手の価値観を叩きこんでいる。
だけど、大丈夫。昔も今もストーカーするほどの時間はない。
その時間があるなら、1分1秒惜しまず自分磨きに充てたいくらい。

小一第二子が3学期入ってから毎日登校をしぶっている。
1日24時間中、およそ1.5時間ほどグチを聞くのが日課になった。

わたしは、登校をしぶっているからと休ませるわけでも、休みたいという子どもを叱ったり責めたり怒鳴りつけたりして登校させるわけでもない。
「先生に自分の気持ちと休みたい旨を伝えられたら休んで良いよ」と子どもに伝えています。

件の子どもは、わたしなど言いやすい人に言いたいことを好き放題言うことができる。
一つ壁を乗り越えるならば、言いにくい人に自らの考えを伝えることが重要だと考えているからです。

ここでわたしが子どもと向き合う時間を惜しみ、グチを聞きたくないからと安易に欠席連絡を学校へしたり、威圧感を与え無理矢理に登校させては子どもの精神面はずっと小一のままになるかもしれない。

だから、たとえ学校の始業時間が迫っていても、疲れてクタクタの夕方でも子どもが話をしたら少しの時間でも取るよう心がけています。

話しやすい雰囲気づくりや、わたしなりの話の聞き方は機会と需要があればまた書きます。
寝るまで話をして今はぐっすり寝ている子どもを眺めながら、でも明日はすんなり登校してくれないかな、とも思っています。


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