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中小企業がネット広告を使わない三つの理由

多くの広告がデジタル化していく中、中小企業におけるネット広告の利用率はまだ低いように思います。この記事は、中小企業の経営者様に向けて、広報宣伝事業においてネット広告を使うことをためらっている理由について想定し記載します。中小企業でネット広告を活用していない企業の理由は、業態や経営の事情などにより様々だと思いますが、想定できる共通した主な要因としては、以下の3点が考えられます。

1 デジタルリテラシの問題

中小企業がネット広告を使わない理由の1つは、デジタルリテラシの問題です。ネットプロモーションの仕組みや効果についての理解が十分でない場合があります。経営者自身がネット広告を普段から目にする習慣を持ち、それをビジネスに転換する意識を持つことが重要です。

さらに、企業の風土や社員の体制においても、デジタルマーケティングやネット広告に対する意識は十分でない場合があります。私たちはプライベートでネット広告に触れる機会が増えていますが、それを業務にする意識は低い可能性があります。

中小企業の経営者や業務に従事する社員は日々多忙であり、新しい手法に取り組む時間やリテラシー・スキルを向上することは難しいかもしれません。


2 新しい手段へのアレルギー

中小企業がネット広告を使わないと思われる理由の2つ目は、新しい手段へのアレルギーです。これまでのやり方や手法に慣れ親しんでいて、新しいことに不安を感じる経営者の方々も多いです。通常の広告手段からネットへの移行に抵抗感を抱いていることもあると思います。

ネット広告を実施する時、初歩的なデジタルマーケティングの知識やスキルがある程度必要です。これまでの紙やメディアの広告手段は地域や業界に特化したものであり、その運用方法は比較的簡単で、業者にお任せしていればすぐにできました。

ネット広告では業者に任せるとまったく理解できないまま事がすすむ場合があります。CMやチラシなどのような物理的な成果物を手に入れられないので、広告を出している実感もわきにくいかもしれません。

ネット広告の導入は一部の大手企業や大手広告代理店が先導しており、中小企業にとっては、ネット広告は広告費用が高いのではと感じる経営者もいます。

3 適切な担当者・部署がいない

ネット広告はデジタルマーケティングの一環であり、広告の設計・運用・分析など専門的な知識やスキルが必要です。しかし、多くの中小企業ではそれらの知識やスキルを持った担当者が不足していることが珍しくありません。よって、中小企業でネット広告を実施するためには、社内で育成を行うか、外部の専門家と連携する必要があります。

また、中小企業の多くはマーケティングの部署を持っていないため、ネット広告を導入する場合、まずどの部署の誰がその担当をするのかという問題がでてきます。

このことから、中小企業でネット広告を行う場合、外部委託にて発注した経営者が担当者と連携して実施することが多いと思います。しかし本来は、その広告を出したい社内の部署が実施すべきものです。

まとめ

広告界全体では、ネット広告が主流であり、他のメディアに比べて著しい成長率を示しています。しかし、中小企業がネット広告を利用しない理由は、デジタルリテラシーやノウハウの不足だけでなく、変革やチャレンジ精神の欠如という大切な課題もあります。

ネット広告には多くのメリットがあり、少ない予算で効果的な宣伝を行うことができるため、リスクを最小限に抑えながら事業成果を上げることができます。中小企業がネット広告に挑戦することで、新たな道を開くことができるのです。

中小企業の経営者様には、ネット広告へのチャレンジを強くお勧めします。デジタルマーケティングは競争力を高め、事業の成長につながる重要な要素です。少しずつ始めてみましょう。

参考書類 経済産業省 広告業の動向 2022年(PDF)

※イラスト canva


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