徳島新聞　読者の手紙　2022/07/22掲載

　水遊びにぴったりの季節がやってきました。子どもが通う幼稚園では、地域の方々と交流しながら行う行事がたくさんあります。先日は、竹で作った水鉄砲を子どもたち全員にプレゼントしてくださり、幼稚園で昔ながらの水遊びを教えてもらいました。
　手作りの水鉄砲は、子どもがケガをしないよう、竹の切り口を滑らかに削ってありました。押し棒は、タオルやスポンジを詰めて丁寧に針金で巻かれていました。
　先月は、近所の方の畑でいものつるさしを体験させてもらいました。この時も、雨上がりであったため、子どもたちが作業しやすいように畝の間を舗装してくださっていたと先生から聞きました。
　地域の方々のご厚意には感謝するばかりです。こまやかな配慮や子どもたちのことを大切に思ってくださっている気持ちは、保護者として大変うれしく受け止めています。温かい地域住民に見守られ、この地域で育つ子どもたちは幸せだなと思います。
　最近、新聞には地域のコミュニティーをつなぐ役割があると感じています。誰かが投稿を目にしてくれることで、話題が広がり、人と人をつなげてくれます。これこそ生きた新聞の活用方法だと思います。これからも地域の魅力を発信していきたいです。