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ブーケを贈るとき大切にしている3つのこと

古希を迎えた母を驚かせようと、連休を利用してサプライズ帰省してきました。

こんにちは、小林恵梨子です。
お手持ちの服でのコーディネート提案であなたの毎日を豊かにするファッションプラットフォームアプリ「ミニスタ®」を運営しています。

東京からハンドキャリーで持ち帰ったブーケ、飛行機に乗るように大きなものではなかったのですが、何度も何度も母がため息まじりに「素敵な色合いねぇ」と言ってくれました。

オンラインで贈るしかない遠方の方へのブーケはお店のおかませに頼るしかありませんが、店舗でその時々のお花を見ながら贈る方のイメージに合うよう選ぶプロセスも楽しいものです。

どちらかというと控えめな母のイメージは薄紫。でもこの日の花材には選択肢が少なかったので、とても香りのいいアンティークローズをメインに赤紫に寄せた花材をチョイスしました。

ラナンキュラスのほうが色の主張も強いし、ゴージャスな感じですがあえてサブのお花に指定。
そこに引き締め役の深い赤紫のカラーをプラス。

ユーカリのグリーンとのブリッジ役のクリスマスローズもいい仕事をしてくれました。

主張の強い色のサブ達に囲まれるメインのローズ。
それを母に見立てて。

シックなカラーのチューリップもありましたが、母にはカジュアル過ぎる気がして選びませんでした。

私がブーケを贈るときに大切にしていることは3つ。

・できるだけ季節の花から選ぶ
・贈る相手のイメージの、一歩先のビジュアルにする
・ブーケの中に物語を

今のシーズンの旬なお花を選びながらのブーケづくり(組んでくださったのはフローリストさんですけど♡)、贈る私のほうが満たされているかもしれません。

2点目は、実は仕事全般に共通すること。
今の私ならば、クライアント様に似合うだけでなく、次のステージ進む装いをご提案すること。
そんなシステムを作ったり、スタイリストさんを増やすこと。

3点目はブーケの組み方にもよるのでフローリストさんの腕にもよるかと思いますが、例えば着物の色や柄でストーリーを組み立てるように、ブーケの中にも私なりの物語を描く。

これは普段、オンラインでクライアントさまのコーディネートを考える時にも実は意識しています。
お天気を気にしつつ、その日のTPOに合うようなトータルコーディネート。
なぜそのコーディネートにしたのか説明できる私とクライアントさまだけのストーリー。

我が家のご近所には普段使い(自宅用)のお花屋さんと、特別な時にお願いする信頼するフローリストさんが2軒ある環境にも感謝です。
私が信頼しているフローリストさんはまず揃えている花材がいい。
そして配色センスがいい。
大切な時のために頼りになるフローリストさんをチェック、ですね!
もちろんあなたの見た目をステージアップしてくれるパーソナルスタイリストさんのチェックも忘れずに♡

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