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波乱すぎた2020年。2021年どうする?

気づいたら大晦日だった。紅白歌合戦が始まった。
波乱すぎた2020年。
何があったかを記録しておこうと思う。

1.予定していた仕事の8割がなくなった

外国で疫病のニュースが流れたのは知っていた。
それが自分ごとになると予感したのが3月上旬。

春先の研修(対面形式)の仕事が、ほぼすべてキャンセルもしくは延期、こちらからお断りせねばならない事態になった。

一部、ある程度の感染予防対策をしたうえで、実施をする旨打診があったものもあった。
そして4月の緊急事態宣言。
この頃はまだ、どうすれば感染予防ができるのかが、現在よりも不確定だった時期だ。
「私自身がウィルス感染したらどうしよう」から「私が現在ウィルス感染していて、会場にいる人に感染させたらどうしよう」に頭を切り替え、一度は登壇を引き受けたものを、開催直前にお断りしたケースもあった。

この申し出を、苦渋の判断で受け入れてくださったお取引先には、申し訳なさでいっぱいになった。

感染予防対策がほぼされていない状態で、通常通りの打診をされてきたお取引先もあった。
長年のお取引をいただいていながら、これもまた苦しい判断ではあったが、自らお断りをすることにしたものもあった。

どの判断が最善なのか、自分が選んだ決断は合っていたのかに、正直自信が持てなかった。

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お取引先には、年度で事業計画→発注をしてくださるところもあり、この先予定通りに実行がされるのかがわからない仕事は、準備をするもののキャンセルの連続となった。
準備の段階は支払い対象にはならない契約のため、「あぁ、もう私終わった...」という瞬間が幾度となく訪れた。

とても悲しいことに、事業をたたまれたり、倒産された事業者さんもあった。
私自身の仕事の見通しが立たなくなったこともあったけれど、親交のあった皆さんと突然お別れすることになったことに、心が深くえぐられた。

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夏頃には、感染予防対策がなされ、対面研修を実施することが決めてくださったお取引先が、再び声をかけてくださった。
新規にお取引きを決めてくださった事業者さんもあり、ありがたさで泣いた。

2.やることがなくなったとき、私は何をしたのか

1で書いた通り、要するに春先は、仕事がなくなるかもしれないことに怯える以外、何をしたらいいのかがよくわからなかった時期だった。

そこで、いつかは導入する必要があるよなぁと思っていた、オンラインでのキャリアカウンセリング事業の実行準備をしようと思った。
3月のことだった。

対面でのみ行ってきたキャリアカウンセリングを、オンラインに移行するにあたり、自分自身のスキルを獲得せねばならなかった。

Facebookにいる友人に協力を仰ごうと、ストーリーズを使って無料カウンセリング体験の告知をした。
協力してくださった友人たち、「いや、仕事としてオーダーするし」と通常オーダーしてくださった友人たちには感謝しかない。

それ以外にもトライしたことがあった。

この状況で、多くの大学は授業をオンライン化するに違いなかった。
しかし、教員の皆さんは当初まだオンライン授業に慣れていないのではないかと思った。
私が担当する授業は主に後期なので、前期は出番がなかった。

大学教員の皆さんは、変化が大きすぎる春を迎えることが容易に想定された。

・前期のスタートがゴールデンウィーク明けになるかも
・学生のパケ死を想定すると、テレカンツールが使えない
・そもそもテレカンツールを使ったことがない
・オンラインに合わせて、授業の再設計が必要
・オンラインでグループワークとかできるのか
・録画とかしたことない

先生方はご自分の専門分野のプロだけれど、オンライン授業のプロではない。
私にできることはなんだろう...。
私も後期に向けて学習をしておきたい。

と思い、テレカンツールマスターの友人に頼んで、これまた友人の大学教員の皆さんに協力をしてもらい、オンライン模擬授業を実施することにした。

3.満を持してやってきたビジネスのオンライン化

そしていざ、オンラインキャリアカウンセリングをメニューに追加。
ご相談者の方のカウンセリングへのアクセスのハードルの高さを課題と感じていながらも、自分自身のクォリティを優先するがあまりに、実行に移さずにきた自分自身のことを呪った。

LINEの公式アカウントも作り、キャリアカウンセリング予約への道が手の中にあるようにした。
更新ができていないこと、また登録者を増やすための告知ができていないことは、今も課題だ。

春先から夏ごろにかけては、疫病の影響で仕事に変化があった方のご相談が主だったのに対し、秋以降は心のつらさへのご相談が増えてきたことを感じている。

私自身も長年キャリアカウンセリングとコーチングを受けてきていて、どんなことを相談しているのかなども書いた。

後期に入り、私自身もオンライン授業を担当するようになった。
さらに、こちらは聴覚障害のある学生たちが通う学部でのオンライン授業の模様。
大学職員の皆さん、先生方と死ぬほど協力できたことがまた財産であった。

こちらのnoteは、学内のメルマガに流してくださったと、のちに手話通訳士の方から伺った。
ありがたすぎて、また泣ける。

学生も想定外の学生生活となったことと思うが、私もまた想定外の連続の中、今できる最善策を模索した。

対面時の授業をオンラインに再構築するのに、私は時間的コストが5倍ほどかかっている。
今後、継続していくためには契約内容の見直しが必要なものもたくさんある。

4.私を支えてくれたことたち

この時期の私は、何より自分自身の生活とメンタルヘルスを維持することが重要だった。

終わりのみえない不安は、なんともいえない。
せめて生活の安定が望めれば少しは希望が持てるが、そこも崩れたこともあり、客観的に自分を見る必要があった。
それでも、今だからこそできることがあるのではないかとも思った。

・映画をほぼ毎日1本見る
・ウォーキング
・オンラインライブ(MWAM、銀杏BOYZなど)
・文化人類学の連続講義を受ける(講師:磯野真穂さん)
・ターンテーブリストの友人の手元を見せてもらう
・友人の壁打ち相手
・その他仕事に必要な講座を50本ほど受講
・家のメンテナンス
・友人宅の庭の草むしり

いろいろなことにヒントがあり、そのどれからも学びを得ることができた。
まだ大丈夫だと思った。

5.それでも未来を創れると信じよう

バブル崩壊時には、同じ部署の社員が続々と段ボールを抱えて会社を去るのを見ることになった。
リーマンショック時には、朝出社したら会社が倒産していた。

たくさんの経済危機を経験してきたけれど、なんとかしてきたじゃないか。
でも、どうやって乗り越えてきたんだっけ?

独立してから、親の介護を経験して最期を看取ったとき。
自分自身ががんにり患して復職したとき。
どうやって乗り越えてきたんだっけ?

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それでも自分で未来が創れると信じたい。
私なりの未来の創り方は、いつも行動から始まる。
PDCAではなく、DCAPだ。
考えることも大事だけれど、動くことが大事だ。

仕事では、ほんの少しだけれど企業の仕事に参画をさせてもらう機会をいただいた。

優秀すぎる皆さんの中で、ついていくのに必死だ。
それにしても、チームの皆さんの人格と表現が素晴らしい。
20歳も年下の方が、私のオンボーディングを担当してくれている。
期待に応えたいので、私も頑張ります。

そのほか、本業も形を変えたい部分があり、それはまた追って。


すごいな。
2020年が、本当に終わろうとしている。

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