型にハマってみる。

MBTI、骨格、肌の色…。最近は分類するものが多い。年頃の女の子たちが、「イエベのわたしにはこのコスメは似合わない〜!悲しい!」「この服は骨格ウェーブのあなたにすごい似合うと思うよ!」ときゃっきゃしているのをよく見かける。実は、わたしもその1人だったりする。着たい服があっても、自分に似合わなかったら買わないし、着れない。可愛いと思う色があっても、自分の肌がくすんで見えてしまうと言われたら、身につけない。自分の好みじゃなくても、似合うと言われたら手にとってみるだろう。人の目を気にしすぎてしまうわたしは、世間一般で謳われている物事には割と敏感に対応する。

よく、型にハマりすぎるのは良くないとか、苦しいことだとか言われる。でも、実はあまりそんなことは思っていなくて。むしろ模範解答を用意してくれているみたいで、楽だと思う。「あなたのタイプには大優勝!」なんて言われたら、どんなに分からない領域でもすっごい自信になると思うんだ。わたしのように、人目を気にしてしまう性格なら特に。自信の形とか、モチベの形って、必ずしも自分の好みやスタイルから生み出される訳じゃないから、難しいのさ。誰かに教授してもらった型は、以外といろんなものを生み出せたりする。

まあ結局何が言いたいかというと、「人それぞれ」。それに尽きると思うから、あまり気にしないで、ということ。逆に、ハマりすぎるのは良くない、と言われてしまう方が困っちゃう。だって、そしたら何を手に取れば良いか、わからなくなってしまうから。自分の好きなこと、譲れないことはそのまま突き進んで良いと思うけれど、特にこだわりのないことや分からないことは、型にハマってみても良いのではないかと思う。新しい発見に出会えるかもしれないし、自由を与えられすぎてるって、不自由だからね。たまには型にハマってみようという訳さ。

なにかの分類分けが良くないのではなくて、それを押し付けたり、あからさまに貶したりするのが良くないだけで、結局世の中のほとんどは他人にとってどうでもいい。その人の自由だ。ハマるのも、ハマらないのも。何をするのも。(常識の範囲内でね)




 



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?