4年ぶり開催!CMC_Meetup大阪で公開壁打ちに参加いたしまして

こんにちは、株式会社hacomonoでコミュニティマネージャーをしているえっちゃんです。hacomonoはウェルネス領域の会員管理・予約・決済システムを提供している会社で、昨年から契約企業様向けのコミュニティの立ち上げを担当しております。

先日3月3日に、なんと4年ぶりに大阪にてCMC_Meetupが開催されました!

コミュニティのCポーズで

今回はそのイベントで初めて実施された「公開壁打ち」に参加させていただき、悩んでいた自社のコミュニティに関するモヤモヤが解消されたため、簡単なイベントレポートと共にnoteに記録しておきたいと思います。

きっかけはFacebookグループでのコメント

実はこの大阪のMeetupは、以下の私からのコメントが発端となり4年ぶりの実施に至りました。

CMCのFacebookグループ内のスレッドより

私はhacomonoに入社してコミュニティの立ち上げを行っていましたが、近くに経験や知見を持った方が少なく、コミュニティの運営側の方々との繋がりを欲していました。そこでコミュニティマーケティングについて考えるコミュニティ「CMC」のFacebookグループに入ってみたところ、東京や名古屋、福岡などではMeetupが開催されているのを発見し、ぜひ関西でも開催して欲しいと思い思い切って投稿をしてみました。

ちなみに、この時小島さんとは全く面識がありませんでした。
小島さんの書籍はコミュニティ立ち上げの参考にさせていただいていたため、むしろ雲の上のような存在でしたが、「SNSだし反応なければしょうがない!」思い「えいやー!」と投稿した事を覚えています。

そして驚くことに、すぐにご返信をいただけて舞い上がっておりました。笑
この時に、コミュニティは新参者が発言しやすい環境や主催者からのレスの速さは重要だなと身をもって実感いたしました。

イベントでの個人的な学び

イベントは小島さんによる「コミュニティマーケティングのキホン・おさらい編」から始まりました。小島さんの書籍は何度も読んでいましたが、改めて

  • コミュニティは認知ではなく想起を目指すべき

  • B2Bコミュニティにおいてのファンは推奨してくれる人。そうでないと火種にならない

  • コミュニティには戦略が必要

    • 勝利に十分な数だけ相手にする(全員は無理!)

    • OWWHの構造が大切(常にObjectiveを意識)

  • コミュニティマネージャーがコミュニティの方ばかり向きすぎると危険

    • 目指しているのはObjective。「会社がわかってくれない」は間違い

は刺さりました。いくつか抜けてしまっていた要素や、分かっていたつもりだけどできていなかった点があり、改めて自社のコミュニティを見直すきっかけとなりました。

小島さんのプレゼンより

次に、武闘派CIO 友岡さんより「エンタープライズ企業との向き合い方」についてお話いただきました。エンプラ企業が参加するコミュニティでは、参加審査があったり、原則非公開(SNSも禁止)というケースがあることを知り驚きました。コミュニティの拡大のためには拡散が必要と考えていましたが、コミュニティとして取材を受けたり、イベントを実施することで外部にコミュニティのPRをしていたとのことで、拡散=SNSだけではないということを改めて学びました。

休憩を挟んで3名の方のLTが行われましたが、現時点で思ったよりもnoteの内容が長くなってしまったため(汗)、その学びは自身の議事録内に収めさせていただきます。

公開壁打ちで私が得たこと

最後はいよいよ公開壁打ちです。今回は私含めて2名が参加しておりました。「公開壁打ちってどんな感じなんだろう?」と少し緊張しつつ、特にスライドの用意などは必要ないとのことでしたので、当日は身一つで挑戦させていただきました。笑

結論、出て良かったー!!!!!!
端的にいうとこれです。

まずご相談したのは、コミュニティのスケールの壁について。
コミュニティをスケールするためには参加者へのアウトプットが重要と言われていますが、現状のコミュニティにはTwitterやSNSがあまりマッチしないように感じており、その課題感を相談してみました。

結論、型(書籍に書いてあること)を一度忘れて、自社のコミュニティのObjectiveに沿ったHowを再設計すべきだと気づきました。
私は昨年の取り組みから、すでにコミュニティ内はある程度発火している状態と考えていましたが、恐らくこのフェーズがまだクリアできていないよう。外向けばかり意識してアウトプットを強要するのではなく、まずは参加者がどの方法で情報交換することでコミュニティ内が発火するかに焦点をあてた方が良いということに気づいたのです。

また、Objectiveを達成するためのWho(コミュニティの成長に必要なのは誰か)もしっかりと決めていく必要があります。
コミュニティをドライブさせるのがコミュニティマネージャーの仕事です。コミュニティ内のバランスを考えすぎるとスケールしないため、まずはWhoを決めてその方に時間をかける事が必要というのも改めて学びました。

ここに書ききれない小島さんの名言はすでにツイートまとめができているので、気になった方はご参照ください。(壁打ちの様子は9ページ目あたりからです)

公開壁打ちに参加した一番の収穫

今回、前半のプレゼンやLTからもたくさんの情報や学びを得る事ができましたが、公開壁打ちに自ら参加したことの一番の収穫は、自社コミュニティの現状に対する率直なアドバイスを知見者から得る事ができたということです。

セミナーや書籍より、ある程度のコミュニティマーケティングの考え方を学んだつもりでいましたが、いざそれを実践するとなると型とは違ったことがたくさん出てきます。また、自社は今このフェーズだと思っていても、それが間違えていることもあります。

小島さんも「書籍の文章はあくまで型なので、それだけでは伝えられないこともある。」とおっしゃっておりました。まさにそれを体験したイベントでした。

次回のCMC_Meetup大阪は…?

今回は久しぶりに参加者としてイベントに参加し、運営面でも参考にできる点がたくさんありました。イベント中の写真撮影やSNSシェアの依頼のタイミングや仕掛け方、30人と多めの人数の際の懇親会の流れなど、自社に合うと思った点は取り入れていこうと思います。

早速イベント中に、「次の大阪イベントはやりましょうか!?」という話がでておりました。次回のMeetupの楽しみです♩


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