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We are Rich

We are Rich 【私たちはお金持ち】
なんて題名ですけど、
私たちのお金持ちさを喧伝する記事
ではありませんよ。むしろその逆ですw

私と彼は二人頑張って合わせても
低収入な部類に入るはずなのに、
暮らしの中で貧しさを感じない。
それがなぜなのかを検証していきたい。

第一に、郊外で駅からも遠いので
家賃の安いけれど広い所に住んでいるから、
というのは大きい。
ファミリータイプのマンションに二人暮らし、
というのはかなり空間的に余裕があるので
リッチな「気分」を味わえる。

通勤には非常に時間がかかるけれど
通勤以外では都心に出ることがない
(クラブやパーティに行くことが
ほとんどなくなった)ので、
不便さを感じることはない。

家の中にある家具も、
IKEAやKEYUCA等プチプラが多いけど、
高級感のあるデザインの物をセレクトしていて
しかもインテリアの統一感を大事にしているので
そこでまたリッチな「気分」を味わえる。

お花を飾ったり、キャンドルを置くのも
ちょっとしたリッチ気分を味わうために
役立っている。

あとこれは、本当に本当にダメな事だけど、
節約してなくて貯金してないから
今お金が使えてて、その結果
リッチな「気分」を味わえる
というのは大いにあると思う。

※あくまで「気分」であって、
実際の資産とは全く関係ない。

基本的に食料品は私が買うようにしてるけど
月末にかけてキツくなって、
彼に払ってもらうことも多い。

というか、二人の食料品だけでなく
私個人の交通費とかまで足りなくなる時がある。
そんな時に「お金貸して」って言って
1回も断られたことがない。
むしろ頼んだ以上の額を出してくれる。

付き合いたての頃、
出先で私のサンダルが壊れて、
その場で靴を買わなければならない状況に
なった時も、5000円を超える靴を
何の躊躇も無く買ってくれた。

5000円以上なんて、当時の私には
その月の月末にお腹を空かせて過ごすか否かを
左右する額だったので、
パッと出すことのできない金額。

あまりに驚いて、帰り道に
「5000円の靴を躊躇なく買って大丈夫だなんて
あなたお金持ちなの?」
と思わず聞いてしまった。
(そしてそこから月収や貯金の話になり、
初めてお金について話しあえる機会となった)

彼が私に対してお金を出し渋らないので
私が彼に対して「お金無いのね…」
と感じることが少ないだけというのはある。


余談だが私はシングル時代から常々
「二人暮らしが一番効率良いのでは?」
と思っていた。

一人暮らしから二人暮らしになると、
人数は2倍になるけど、
必要な面積は2倍になるわけはない。全くない。
ベッドも浴室も洗面所もトイレもLDKも
一つ有れば充分。
むしろ2倍必要になるのはクロゼットぐらい。

かかるお金も2倍にはならない。
家賃は変わらないし、
公共料金も2倍になるほどではない。

一人暮らしの自炊は
意外と高くついたりするけれど
二人暮らしなら、食べきれなかった
食料品を無駄にしてしまうことも比較的少ない。

二人暮らしだと、家に二人で居るだけで
なんだかんだ楽しいので、
しょっちゅう出かけなくても済む。

子供がいる生活より二人暮らしの方が
効率的なのは言わずもがな。
(より「効率的」なだけであって、
子供のいる喜びなど代えがたい部分もあるので
より「良い」と言っているわけではありません)


彼は子供の頃ずっと、We are rich. 自分のいえが
お金持ちだと思って生きていたらしい。
(本当は、たくさん養育費を貰っていた
わけでもないシングルマザーの
おうちだったのに)

なぜなら、自分の身近でghettoゲットーに
住んでる人たちが居たから。
それに比べたらだいぶリッチ。

身近に「見る」というだけでなく、
親戚の中で経済的に苦しい人たちが実際
彼のうちで数ヶ月単位暮らしていたらしい。

だから彼が小さい頃彼ママに何かをねだって
ダメと言われた時に
「うちはリッチなのになんで買わないの?」
と思わず聞いてしまったと言っていた。

彼のファミリーは
実際に持っているお金以上に
リッチな「気分」を味わうための
工夫が上手だったんじゃないかな。

それは、ブランド品をたくさん買うとか、
旅行や外食をたくさんするとか、
そういう事ではない。

家具の統一感をもたせて、部屋を綺麗に保つ。
物が少ないと相対的に家が大きく感じられるので
リッチな「気分」を味わえる。


長々と書いてきましたが
結論として何が言いたいかと言うと、
リッチな生活をするために
まずは収入自体を上げることが重要なのは
言わずもがな。
でもそれだけでなく、今の収入のままでも
自分が普段目にする範囲を整えることによって
リッチな「気分」を味わうこともできる、
という事。


写真は、我が家のリビング(の端っこw)

私は、文章を書く時、だいたい自分の経験から書きます。したがって、いただいたサポートは、今後も様々な経験をしにいくことに使わせていただきます。