見出し画像

大人で英語習得が早い人

どうやったら大人になってからでも、英語ができるようになるのか。

習い事はなんでもそうかもしれませんが、賢い方、要領の良い方、モチベーションの高い方、好奇心のある方、努力家の方、耳の良い方などが一般的に早くできるようになる印象です。

もちろん、人によって、長所・短所があるので、発音が良い方、文法が得意な方、単語がぜんぜんな方など、効率的な勉強の仕方自体は人それぞれです。


ただ、色々な生徒さんの学習のお手伝いをしていて思うのですが、一番は「やる気」と「好奇心」ではないかと思います。

子どもの習い事にも見られがちですが、本人がやる気がないのにやらされてるようだと、当然なかなかできるようにはならないですよね。

ただ、大人の生徒さんの場合、「やる気」と「好奇心」の他に、重要な要素があります。

私の生徒さんには、私よりも年配も方がたくさんおられるのですが、その方達に共通しているのは、「純粋」「素直」「真っ直ぐ」「恥ずかしがらない」です。

大企業の管理職のような方でも、私なんかと比較にもならないものすごい学歴をお持ちの方でも、特殊な分野で人に教えるような役割を担っておられた方でも、全員が本当に、私のレッスンを真摯に受け止めて聞いてくださいます。

もちろん、私も、語学習得に関してはそれで何十年もやってきたという自信もありますが、習得の早い生徒さんは皆さん、年齢に関係なく「先生はやっぱり先生」と言う考えを持っておられます。

間違いを指摘しても、機嫌が悪くなるようなかたはいません。

(逆に、私の説明を遮るように、「ああー!わかったわかった!!」とおっしゃる方が以前いましたが、指摘した部分を聞かないでシャットダウンするので、いつまでたっても上達しません)

そして、全員、レッスンでやったフレーズなどを、すぐに使おうとしてくださいます。実際英語を話す機会がなくても、「YouTube見てたら、言ってるのが聞き取れました!」と習ったものをどうにかして試そうとされています。

「先週習ったことを、アメリカ人が言っていて、聞き取れました!ありがとうございます!」
「この前、街で道を聞かれて、使ってみました!通じました!ありがとうございます!」
と、お礼まで言われることもあります。

そのような真っ直ぐな気持ち、そして指摘されることはわかっていても、間違いを恥ずかしいと思わず前向きに取り込む。

そこが大人になってからの上達に、大きく影響するのではないでしょうか。

幼児のうちは、恥ずかしいとか自分が教えられる立場なんて、などという概念がないので、なんでも吸収していきます。言われるがままにです。

語学の習得のやり方や理論は色々あります。

ですが、方法論以前の問題で、「やる気」と「好奇心」以外にも、「人の指摘を真摯に受け止め、それを糧に成長したい」と思う純粋な心が、英語習得の秘訣ではないでしょうか。


(習い事全般、、、だと思いますが・・・)


当たり前の話を、お読みいただきありがとうございます。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?