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「Happy New Year」の意味を勘違いしていた黒歴史

欧米で、年内に「Happy New Year!! 」と言うのを聞いたことがありませんか?

クリスマスなどのお祝いとセットで、「Merry Christmas and Happy New Year!」ということもしばしばあります。

アメリカでは少なくとも、年末が近づくと、「Happy New Year」と言うのを聞くと思います。

私はこのことにずっと違和感を覚えていました。

新年じゃないのに、「Happy New Year」というのは何なんだと。旧年中なのに、おかしいだろうと。
それは、「Happy New Year」=「明けましておめでとうございます」と認識していたからです。

なぜそう思っていたかというと、おそらく中学とかの英語の授業だったのかなと。正確には覚えていませんが…。

さらには、「日本人は時間に正確だから、年が明けたらきちんと新年・・というけれど、欧米の人は時間に対して適当だから、年内に先に言ったって良いだろう、と思っているに違いない」とも思っていました。

若気の至りです(笑)

ですが、Happy New Year は、明けましておめでとうございます、ではなく、「良いお年を」だったのです。

これに気が付いたのは、ジョン・レノンの歌のおかげでした。
あの有名なアレですね。

10代の頃、かなり長いこと疑問に思っていたので、英語圏の人=時間の感覚がおかしい、になっていました。

なのに、誕生日に関しては、1日でも遅れると、「Happy belated Birthday」なんて言うものだから、「なんだそこだけ!きっちり!」とも思っていました。(意外にこの言い方はよく使われます)

もちろん元旦になってすぐにその場にいる人に言うのもアリなので、「明けましておめでとう!」の意味もあるのですが…。
「良いお年を」の意味もあったのです!

大人になってからは、毎年年末になると、年内でも「Happy New Year!」(良いお年を!だね!)と納得して言えるようになったので、成長したなと自分でも思っています。

逆に、1月過ぎて、三が日、1週間たっても日本では「明けまして・・」と挨拶しますが、アメリカではその頃に「Happy New Year」と言うことはあまりないので、やはり日本の新年の挨拶とは若干意味合いが違うのですよね。

ちなみに、英語での年明けの挨拶は、もう普通にHello, Hi なんかでいいと思います。
日本に親しみがある人や、アジア系の人相手だと、「もう遅いけど、Happy New Year!」というふうにいうこともありますが。


来年からは記事投稿の頻度をあげますので、どうぞ皆様よろしくお願いします。

そして…

Happy New Year!!!





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